鈴鹿8時間耐久ロードレース終わってしまいました。


2014年の鈴鹿8耐は、
豪雨、転倒、セーフティカーと波乱のレース展開・・・。


遅くなりましたが結果のご報告をさせていただきます。



25日の予選では、グレゴリー選手にベストなタイヤを集めてアタックする予定でしたが、
敢え無く他のマシンにコースラインを阻まれてしまい、
結果16番手となってしまいました。




そして、
気持ちを入れ替え挑んだ決勝レース!



通常のスケジュールでは11時30分にレースがスタートし、
日が暮れた8時間後の19時30分にゴールとなる。
しかし、スタート直前に天候が急変。
スタート直前の豪雨。
スタート1分前にスタートディレイが発表される。



2014年の鈴鹿8耐は波乱の予感。。



雨脚が弱まりようやくレーススタートの見通しがつき、
予定より1時間5分遅れの12時35分から決勝レースがスタートと案内され、
再度、スタートライダーのグレゴリー選手とエヴァRT初号機はグリッドへ。
6時間55分に短縮された2014年の鈴鹿8耐がようやくスタートした!



スタートライダーはグレゴリー選手。
スタート時エンジンの始動に少し手間取り、中盤グループに飲み込まれてしまう。
しかし1周目19番手でストレートに戻ってきた。
そして着実に前車を抜いて14周目に10番手に上げる。


ライダー交代順は
グレゴリー選手→出口選手→井筒選手→グレゴリー選手→出口選手→井筒選手→グレゴリー選手
全7スティントの勝負となった。


その間、スタート時に振っていた雨が止んでドライとなり、
晴れたかと思えば再び大粒の雨がコースへ降り注ぎウェットに!
と思えば雨が止みドライへ。。。



ウェット→ドライ→ウェット→ドライ
と、コースコンディションが目まぐるしく変わる。



そしてさらに、4度の赤旗セフティカーの導入により
ピットインのタイミングの判断が明暗を分けることとなった。



レース終盤、
第6スティント井筒選手の走行中にも本レース3度目の赤旗セフティカーの導入。
セフティカー時にピットインすると半周のビハインドが課せられるため、
SC導入中だからピットインせず周回数を伸ばす判断に。



周回数を伸ばしSC解除を待つが
しかし残りのガソリンが底をつく・・・。



やむなくピットイン。



タイヤ交換・ガス補給し、最終スティントを担うグレゴリー選手に交代!
セフティカー導入中のピットインでピットロード出口で待機させられる!!
ピットアウトしコースに戻った時は、8番手を走行していたチームの後ろに着くことになった。



スティント3周目にセフティカー解除になり直ぐに6番手に上がる!
ここからグレゴリー選手の快進撃に期待がかかる!!


しかし・・・チェッカーまでラスト40分というときに、


観客から大きな悲鳴が上がった。


S字コーナーで
#01 エヴァRT初号機シナジーフォースTRICK STAR転倒。
同じ場所で立て続けに3台のマシンが転倒していた。



オイルなのか?水なのか?
液体がコース上に撒かれているという。



グレゴリー選手立ち上がる。
エヴァRT初号機はカウルが割れ損傷も激しい。
グレゴリー選手は懸命に何とかエヴァRT初号機をPITに戻そうとするも
タイヤがサンドに深く埋まっていてなかなか身動きが取れそうもない。
エンジンも掛かってない。



ここで・・・活動限界なのか?



オフィシャルの助けをかりなんとかサンドから脱出出来た!



そして、次の瞬間



ライトが点灯しエンジンに火が入った!!
ゆっくり傷ついたマシンが動き出しました。



そして、エヴァRT初号機PITに帰還。



鶴田監督がマシンの損傷状態チェックし、
メカニックスタッフの手により修復がはじまる。




修復し再びコースに戻さなければリタイヤ、
活動限界となってしまう。



しかし刻々とチェッカーの19:30が近づく。



サーキットの観客や、
テレビ観戦している人々に
そのメカニックの修復作業も中継カメラにより映しだされていた。



皆、エヴァRT初号機の再起動を心から祈った。



19:20、チェッカーまであと10分・・・!


カウル交換OK

タイヤ交換OK

メーター交換OK

ヘッドライト交換OK

ラジエター交換OK

ハンドル修正OK

各部チェックOK

オールクリア!
発進準備完了!!




そして、エヴァRT初号機応援席だけでなく、
HONDA、YAMAHA、SUZUKIの応援席からの拍手と歓声におくられて・・・



グレゴリー選手が再びコースへ復帰。



そして、19:30を迎えた。
総ラップ161周。



#01 エヴァRT初号機シナジーフォースTRICK STAR
24位でゴール。




第37回大会となる今回は、史上初のスタートディレイにより、
6時間55分に短縮された耐久レースとなった。


序盤、レジェンド オブ ヨシムラ スズキ シェル アドバンスの青木選手転倒
トップを走っていた# F.C.C TSR Honda 秋吉選手がクラッシュし優勝争いから脱落。

転倒マシンの続出で、4度のセーフティカー投入される事態となった
波乱の鈴鹿8耐を制したのは、
昨年の優勝チーム#634 MuSASHi RT HARC-PROでした。



我々、エヴァンゲリオンレーシングは
表彰台獲得を目標に掲げていました。

小さなトラブルやミスそして不運もあり・・・
歯車が全て噛み合っていれば手に届いたであろう表彰台。

結果は、それを手にすることが出来ませんでした。



しかし、上位に食い込み一時は最高5位まで追い上げ、
転倒するも再びコースへエヴァRT初号機を送り出し
最後まで走り続けさせてくれた

鶴田監督、出口選手、井筒選手、グレゴリー選手、
そしてメカニックスタッフの皆さんを、
その感動をくれたことに感謝し、誇りに思います。


企業スポンサー様、関係者の皆様、
そしてEVA RACING SUPPORTERSをはじめとするファンの皆様には
まずは、感謝の気持ちとお礼を申し上げます。





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