私は、自分の母親が嫌いです。
このブログや著書では、「言葉を大切にして人間関係を円滑に!」
などと偉そうに言っておりますが、実は一番身近な肉親である、
母親と私の人間関係は、まったく上手くいっておりません。
虚栄心と世間体、そして偏見と差別の塊のような母親が嫌いで、
それで、私は、人を差別する人が嫌いなのかもしれません。
もちろん、そのような母親の嗜好性を理解している分、
上手く人間関係を保つことは、決して難しいことではなく、
やろうと思えば容易く出来ることだとは思います。
実際に、私が20代前半だった頃を知る人たちは、
私を親孝行な母親と仲の良い息子だと思っているようです。
その頃は、そうしようと努力しておりましたので。
ですが、いまや、そんな気も失せ、
と言いますか、20代後半からは、そういう努力が嫌になり、
ますます母親が嫌いになっていっているような状態です。
父親は、養子だからというわけではなく、
たぶん性格なのでしょうが、母親の言いなりとなり、
いわゆる「いい人」なのですが、それをいいことに、
いまだ母親は世帯主気取りで、何かと言えば我を押し付ける。
特に私自身に家族が出来てからは、それが非常に迷惑で、
ことあるごとに、母親とは喧嘩ばかりです。
いい年をして何をしているのだか。
そして、母親とまったく違うというか真逆の価値観を持つに至った、
私ですが、これは、考えてみれば、母親が嫌いと言いながらも、
いまだ母親の価値観の中から脱出できていないだけかもしれない。
まるで、釈迦の手から逃れられない孫悟空と同じかもしれない。
そう考えると、基本私は、まだまだ子供ですね。
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