先日、二十四節気の暦が定める「立夏」を迎えました。今年(2024年)の日付けでは、5月5日9時10分でした。初夏と呼ばれる季節の始まりですが、毎年、この時期ともなると、急激な気温上昇が話題になります。

 

一般メディアの報道は、地球温暖化と、それに伴う異常気象を声高に叫ぶばかりです。いわゆる、IPCC(国際的な専門家による地球温暖化研究機構)の主張する人為的な地球温暖化は、産業活動によって生じる温室効果ガスを主な原因として取り上げていますが、これを隠されたエネルギーシステムの濫用と老朽化という点に置き換えた場合、人為的な地球温暖化は、必ずしも間違いと言えません。

 

しかし、この件、今回のテーマとは異なるため、ここでは触れません。

(詳細は以下を参照)

 

 

太陽活動と気温上昇の関係

昨今の急激な気温上昇の原因は、ここ数年、激しさを増す太陽活動の影響が考えられます。

 

2019年に神戸大学が発表した研究成果によると、地球は大気圏外から降り注ぐプラズマ(粒子が陽子と電子に電離したもの)の影響下にあり、一つは太陽風と呼ばれ、他方は銀河放射線と呼ばれ、この双方のバランス加減が地球の気象環境に大きく影響を与えるとしています(スベンスマルク効果)。

 

雨が降るために雲が生成されますが、雲の生成には、大気中の磁力が大きな役割を果たし、この磁力の発生要因が、地球に降り注ぐ太陽風、または、銀河放射線となります。

 

 

銀河放射線は、太陽風よりも高速で、地球大気圏を貫いて降り注ぐため、大気中の水蒸気と反応し、雲を生み出す大きな要因となりますが、太陽活動が活発化すると、地球に降り注ぐ銀河放射線量が減少し、雲の生成が少なくなると考えられています。

 

 

天文学上の話では、2019年以降、太陽は第25次活動周期に入ったと考えられており、しかも、その活動の勢いは想定を遥かに超えるもので、その結果、地球に到達する銀河放射線が遮られ、生成される雲の絶対数が減少し、地球は太陽放射熱の影響をダイレクトに受けることになり、それが、今日の急激な気温上昇に繋がっていると考えられるのです。

 

気象コントロール説

都市伝説と呼ばれる中で、バックグラウンドの勢力による気象コントロールが実行され、極端な気温上昇が操作されているという噂話が絶えません。

 

気象コントロール自体は、20世紀の1978年に「環境改変技術の軍事的使用その他の敵対的使用の禁止に関する条約」という国際条約が締結された経緯があり、現代文明のテクノロジーを利用することで、気象コントロールは可能であるとするのが私の解釈です。

 

この気象コントロールも、大気中のプラズマを操作し、銀河放射線が雲を生成するのと同じ原理を人口的に再現させているため、激化する太陽活動の影響により、意図したように気象コントロールが出来なくなっている可能性があります。

 

天文学上の見解では、太陽活動は、2019年の時点で、第25次活動周期に入ったとされており、その影響は、2020年以降から出始めています。

 

参考までにですが、2020年は、日本に上陸した台風は一つもありませんでした。これを、気象コントロールの失敗だったかどうかについては、人々それぞれの判断にお任せします。

 

 

宇宙天気ニュースの紹介

 

ここで、私が日頃から参照しているサイト「宇宙天気ニュース」を紹介いたします。ここでは、毎日の太陽動向を速報としてメール配信しており、太陽の爆発現象として知られるフレアの発生が、毎日の出来事のように伝えられています。

 


太陽フレアとは、高音状態で熱せられたプラズマを大量に放出する現象で、分かりやすい表現では、強大な磁力エネルギーの放出です。太陽フレアには、その規模を示す単位があり、以下のようになっています。

 

Cクラス:小規模

Mクラス:中規模

Xクラス:大規模

 

私が太陽活動に興味を持ち始めて、日々の活動状況をチェックし始めたのは、今から10年ほど前になります。当時の状況は、Cクラスフレアが、時々、発生する程度で、Mクラス以上の発生は、ごく稀な状況でした。

 

以下に示すのは、2020年の太陽フレアの発生状況を示すグラフです。太陽活動は、2019年までが極小期と呼ばれる穏やかな状態が続いており、翌年の2020年にかけても、フレア発生は、ほとんど記録されていません。


ところが、この2020年以降、多くの天文学者らが、太陽が新たな活動周期に突入したという見解を述べ初めて、その後、太陽活動は急激な変貌を遂げます。以下のグラフは、2022年の太陽フレアの発生状況を示すグラフです。

そして、この記事を記載している5月時点では、ほぼ、毎日のようにXクラスフレアが発生しています。

 

【宇宙天気ニュース:サマリー】

2024年5月04日:X1.6の大規模フレアが発生しました。

2024年5月05日:3663黒点群でMクラスのフレアが続いています。

2024年5月06日:Xクラスの大規模フレアが2回発生しました。

2024年5月07日:X4.5の大規模フレアが発生しました。

2024年5月08日:X1.0の大規模フレアが2か所で発生しています。

2024年5月09日:3664黒点群でフレアが続き、ハロー型のCMEも続いています。

2024年5月10日:X2.2、X1.1の大規模フレアが発生しました。

 

気が付いている人はよいと思いますが、太陽が次の新しい活動周期に入って以降、いろいろな意味で、世の中が大きく変化を遂げていると思われます。その一つが、次の章で解説する人間の身体との関係です。

 

太陽活動と身体の関係

 

過去の記事でも触れましたが、体調不良とは、人体内のプラス・マイナスのバランスが崩れた状態で、身体がプラスに帯電(マイナス電子が消失する状態)すると体調が悪くなります。

 

このとき、失われたマイナス電子を補うために働くのが免疫細胞で、細菌の侵入やウイルスによる感染とは、それが結果的として電気的なプラス帯電を発生させるため、発熱の症状で身体が動かない時は、免疫細胞によりマイナス電子が打ち込まれ、電気的中和が実行されているときと考えることができます。

 

この点については、過去の記事でも解説しています。

 

 

激化する太陽活動の影響という点で、分かりやすい表現で説明すると、地球上にはプラスの陽子とマイナスの電子に電離したプラズマが大量に降り注いており、人体がプラスの陽子に接触するとマイナス電子が失われてプラス帯電して、体調不良になりやすくなります。

 

同時に、降り注ぐプラズマにはマイナス電子も含まれており、プラス帯電した人体の電気的中和が促進されます。体調不良に陥っていた人は、マイナス電子を補うことができるため、治癒力が高まる可能性があります。

 

但し、プラズマの人体への影響については解明されていないところがあり、単純なプラス・マイナスの計算で説明できるものではないかも知れません。

 

予防接種騒動の顛末とは

 

数年前、感染症騒動の最中に進められた予防接種については、充分な治験が済んでいない点が指摘され、一部の医療関係者からは大規模な健康被害の誘発が指摘されていました。

 

もちろん、犠牲なられた方々も多数だったと思われますが、反面、数日程度の副反応で社会復帰できた人々も数多くいたことも事実です。

 

感染症騒動が始まった2020年には、太陽は既に第25次活動周期に突入しており、地球上には太陽風によるプラズマのシャワーが多量に降り注いでいた可能性があります。

 

予防接種とは、希釈したウイルスを用いて、簡易的な感染状態から抗体を生成ことが目的であるため、一時的に身体はプラス帯電に偏ります。しかし、太陽風によって降り注いだプラズマからマイナス電子を補うことができれば、副反応の症状も短期間で治まった可能性は高いと言えます。

 

その意味では、どんなに毒性の強い細菌やウイルスであっても、それはプラス・マイナスの範囲内で作用するに留まり、あくまでも、机上の理論ですが、マイナス電子を適切に取り込むことができれば、症状も軽いもので済みます。

 

また、重曹+クエン酸が身体に良いとされるのも、抗酸化力という点に着目した場合、電気的中和を促進する作用が大きいからであると考えることができます。

 

激化する太陽活動は自浄作用か

 

膨大な量のプラズマを含む太陽風は、人体の自浄作用を促進するように働いているのかも知れません。人間の身体は、人間が意図したようには管理することはできません。人間の身体は、自然界から、言い換えれば、宇宙の高次元存在から身体を借りているのであり、心一つが我の理とされます。

 

 

人それぞれに、身体の痛みを抱えていると思いますが、痛みの本質的原因を知っているのは身体のみであり、その身体が求めるがままに任せ切ることで、身体は必要なマイナス電子を取り込み、抗酸化作用が働き、人の意識や心に応じた治癒力が機能します。

 

特に、20世紀から21世紀を生き抜いた人々の多くは、数々の体験から激しい感情の起伏を繰り返し、電気的なバランスを崩したまま、元に戻ることもなく、令和を迎えていると思われます。

 

いろいろな意味で疲弊した人間社会にとって、第25次活動周期を迎えた太陽の磁気嵐は、恵みの雨となることでしょう。