Rhino7になって新しく、SubDという機能が加わった。
これを使ってみて、ワタシは懐かしさに襲われた。
それは昔よく使っていたミドルレンジのCGソフト"Light Wave"のポリゴン・モデラーにそっくりだったからである。
ガチガチのポリゴンモデルに「メタナーブス」という機能で滑らかな曲面に見せるというもので、かつてライノ用に「Tスプライン」というプラグインも存在したので、使っていたオールドユーザーも少なくないかもしれない。
つまり、技術的には20年前?、もしかしたら、それ以前から存在したものである。
それをライノ本家が遅ればせながら採用したということである。
ライノの苦手とするあいまいな表現、例えば手のひらのように枝分かれしたような形状では強みを発揮するので、うまく使うと、表現の幅が大きく広がるだろう。
まあ、エヴァンスがずっと推し進めてきた、なるべくシングルサーフェス化して編集していくという手法とは、結果的に複雑なサーフェスを作ってしまうので、水と油みたいなものだと思っていたが、うまく組み合わせて使えば、できることはたくさん増えるだろう。
アーリエ・オーリエ・ペペロンチーノスパゲッティじゃないが、水と油はうまく混ぜると乳化して、とても美味くなるのだ。
そんなわけで、
円の配置や、ポリサーフェス上で移動、
メレ石の下穴の抜型を作るコマンドや爪を配置するコマンドも普通
まあ、初めの一つをブールした瞬間ポリサーフェスになってしまうわけなんだが。…(笑)