まあ、そんなわけで、自粛要請が出ていて「ステイホーム」を余儀なくされている人も多いと思う。
ワタシのことをいえば、それ以前と全く変わらない。
もともと毎日、ほとんど人に会わず家に引き籠って、プログラムばっかり作っていたからね。…(笑)
しかし、今回のコロナ禍で、政府から「なるべく、テレワークをしてください」といわれても、それで仕事になる人はあまり多くはないだろう。
なんかの記事で読んだが、テレワークになったことによって自身のスキルの無さに呆然とし、この仕事はなにも、自分でなくてもできるのでは。…と気づいてしまう人が続出しているらしい。
まあ、会社でワイワイやっていて、 「○○ちゃんあれやって」、「○○ちゃん、これお願い」なんて言っているうちに一日が終わってなんとなく、「今日も一日、頑張って働いたなぁ。」なんて実感してた人にとっては、自分の仕事とか、スキルとかいうものを再考するいいチャンスかもしれない。
実は今年で"EVANCE-DG"は、スタートして20年になる。
20年前、あまりうまくないジュエリーの手づくり職人だったワタシも会社を離れてひとりぼっちになって、そういう状況に立たされた。
「自分には、なにができるのだろう。…どれほどのスキルがあるのだろう。…」
メーカーに行って外注として仕事をもらうにしても、例えば社内にいる職人さんや今の外注さんよりも圧倒的に上手いとか、圧倒的に速くて安いとか、よほど忙しくて仕事がこなせないときでもない限りアウェイの者が外注で仕事を取るのは難しい。
真剣に考えた。
今考えると非常にいい機会を得たと思う。
ジュリーの歌じゃないが、悪いことばかりじゃない。(笑)
考えようによっては、ピンチがチャンスになることもあるんだな。…
まあ、そんなわけで、ワタシもやっと落ち着いて仕事ができる状態にまで復活したので、さっそく新しいプログラムの開発に入っている。
近いうちにそのイントロダクションを紹介できるとおもう。
ライノが多分、いまだ嘗て見たこともないような動きをするのをご覧に入れられると思っている。(笑)