前回②では、肝臓を外側から元気にする方法、肝臓マッサージ、温熱で血行を良くすることをお伝えしました。
今回は肝臓の内側から肝臓の機能回復を試みましょう。体感上、肝機能回復に最も効果的と思われるのは肝臓のデトックスだと思います。
そもそも肝臓のデトックスとは、どのようなことなのかわかりづらいかと思います。順を追ってお伝えいたします。
⚫︎まず始めにデトックスとはなに⁉︎
デトックスとは、体内に溜まった有害物質を体外へ排出することです。簡単に言うと、毎日肝臓が行っている(解毒)作用のことです。
では体内に溜まる有害物質とは具体的になんでしょうか⁉︎
①体内にある有害な物質とは、過剰に摂取した脂質・糖、コレステロール、活性酸素、細菌やウィルス、がん細胞などがあります。加えて体内では老廃物が作られます。
②体外からは、重金属、タバコ、アルコール、農薬、食品添加物、紫外線や放射線など。できるだけ体内に取り入れないようにしたいものです。このようなものを総称して②生体異物といいます。
これらの有害物質を無毒化し体内から排出させる大きな役割を担う臓器が肝臓です。
肝臓で解毒された不要なものは胆汁を使って便のなかに排泄されたり、血液から尿に排泄されたりします。
その排出力は、加齢や生活習慣の乱れで機能が低下します。その下がった機能を元の状態、またはそれ以上に上げるために、運動や食べ物・飲み物などを使って行うのが、デトックスという健康法です。
https://www.konishi-clinic.com/document/story8.html
肝機能の状態があまり良くない場合には、この解毒作用がうまく機能できていません。有害物質が体内に蓄積され健康を損ないます。さまざまな病気を引き起こす原因、がんになるリスクも高まるので注意が必要です。
⚫︎体内に過剰な有害物質を摂取すると肝臓の解毒作業がまにあわない。体内に有害物質が蓄積される。
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⚫︎有害物質が腸内に戻され再び体内に漏れる。肝臓が解毒作業を繰り返し肝臓は疲弊し悪化する。
これが悪しき③腸肝循環です。
※下図参照ください。
肝機能の良くないひとは、このような負のループに陥ってます。順調に解毒作用ができていないことをご理解されてください。
⚫︎では、肝機能を改善させるにはどのようにすれば良いのか⁉︎
⚫︎肝臓のデトックス
肝臓デトックスと言うと大抵のひとの考えは、肝臓に良いものを摂取し、有害物質を大量に排泄させると考えます。もちろん大切なことに思いますが、既に弱っている肝臓は、解毒できる量(機能自体)がそれほど多くはありません。弱っている肝臓を本当に改善させるには、肝臓内に溜まっている有害物質を取り除くことが先決に思います。
ひとつは体内に入ってくる②生体異物の量をできるだけ減らすことが大切です。意識を持ち減らしましょう。そして、①食事による有害物質を減らす、すなわち食事の量を徹底的に減らしてみる。16時間〜24時間断食も方法のひとつです。体内に入ってくる量を極端に減らしてあげることが、実は、とても有効的だと思います。
肝臓に余計な仕事を極力させないようにしてください。疲弊を避けることで肝機能は徐々に回復できると思います。肝臓内に蓄積された過剰な脂肪など有害なものも必然と除去できます。
これが肝臓のデトックスと考えます。入ってくる量を少なくするということも広い意味でのデトックスになるのです。引き算の法則をここに取り入れてみてください。必要のないものを削いでいく、いわゆる肝臓内での断捨離です。いたってシンプルに考えましょう。
それに加えて、体内に入れるものは極力肝臓の栄養になるものを摂取します。デトックスできた状態で肝臓の細胞を生まれ変わらせるのです。肝機能を改善できる可能性は大きくなるはずです。
次回は、僕の行っている実践例を簡単に紹介させていただきます。参考にしてみてくださいね。
※参照
デトックスは③腸管循環です。
自己治癒力を高めるための基本的な方針として
・腸内環境を整える。
・身体の中に蓄積している生体異物を除去する。
・肝臓などでのデトックス機能を高める。
この3つをバランスよく行っていくことにより、ひとの身体はクリーンな状態を維持することができるわけです。
⚫︎腸肝循環
腸というのは、デトックスを司ってくれているとても重要な器官です。第1の防波堤であるということができます。そして、その第1の防波堤をすり抜けて生体異物が多少身体の中に入ってきても、肝臓という第2の防波堤がこの生体異物を解毒し、胆汁を通じて再び腸の中に排出し、最終的には便の中に排出するのです。
ところが腸の状態が悪くなり、リーキーガット症候群(腸内環境悪化から腸の粘膜の機能低下。腸の中の有害物質が体内に入り込む。)が起こると、この生体異物が身体に入ってくる量が増えてきます。
すると肝臓では処理しきれなくなり、肝臓がだんだんと疲弊しデトックス機能が低下したり、身体に入ってくる量の生体異物を解毒しきれなくなってきます。そうすると身体の中にはどんどんそういった毒素が溜まってくるわけです。
腸内環境が悪い、肝機能が悪いでは、病気を引き起こすのは目に見えてます。両器官ともにバランス良くケアしてあげることで健康を維持することができるのです。
※デトックス機能の低下と自己治癒力参照・抜粋





