以前から何度か記事にしていますが、夫も年齢を重ねてだいぶまろやかになったと言っていますが、結構なアスペです
今日はそんなアスペな夫との日常のお話です。
まず、夫が苦手とするものは下記の2点です。
・空気を読むこと
・相手の立場に立って物事を考えること
夫は社会に出たばかりの頃、だいぶアスペを拗らせていて「自分は社会不適合者なのでは…」と悩んだこともあったそう。
ただ、根がいい人+学習能力が高かったこともあり、アスペを隠す技術を会得。
今でもたまに拗らせ発言をしますが、私に怒られる程度で周りへの害悪は少ないはずです。
ちなみに夫のアスペを諭すときは、
「そういう言い方をされると傷つく人も多いから、もう少し柔らかい表現にした方がいいよ」
「あなたの普通は一般的に普通ではないから、相手によって表現や内容を変えた方がいいかもね」
といったように、必ず根拠を示すことを意識しています。
高学歴、特に理系のアスペは、論理的思考を具現化したような生き物。
ただの感情論では対等に戦うことができません
そして夫と過ごしていて感じるのが、夫だけでなく、まわりもアスペだらけであるということ。
中高時代からの仲のいいお友達も、職場の上司も、私の肌感ですが8割方はアスペです。
犬も歩けばアスペに当たる
by 夫
もはや、夫のまわりではアスペであることが普通の世界なんですよね
以前、結婚のお祝いで夫の上司(これまたアスペ)の方々が食事会を開いてくださり、その時夫にこんな言葉をかけていました。
「奥さん、普通にいい人そうで安心したよ〜」
言葉尻を捉えると上から目線…!と思うのですが、私はこんな風に解釈しました。
「奥さんはアスペを咎められるだろうから、安心したよ〜」
大企業で出世するには、敵を作らないことが何よりも大切だと言われています。
なせならば、会社にはいろんなバックグラウンドや能力の人がいるから。
世間一般の「普通」の感覚があるって、結構大切な要素だったりするんですよね。
夫の上司を見ていても、基本構造はアスペですが、本当に隠すのが上手。
恐らく、後ろで奥様が手ぐすね引いていらっしゃるのでしょうね♡
夫と結婚してからアスペと戯れる機会がグッと増えた私ですが、彼らも彼らで大変なんだな…と日々感じています。
本当は潤滑なコミュニケーションが取りたいと思っているし、他人を傷つけて悦に浸っているわけでもない。
その基本構造が分かっていると、威圧感のある態度や攻撃的な表現もいい意味で受け流せるようになります^^
何かを得るには何かを失う、これが世の常。
愛ある見方で物事を捉えていきたいですね!
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