悪魔になった日 | iori's room

悪魔になった日

二日前の土曜日。



私は最悪な事をしてしまった。

土曜日、旦那が仕事になり夜8時くらいに終わったよって電話が。
旦那は課長さんに飲みに誘われ帰りが遅くなるという。別にいいんだ。お仕事だしね。

会社だとわかっていながら、最近旦那は仕事忙しいからあまり遊びにはいけてなかった。あたしも軽い気持ちで友達と飲みに行こうかなって、携帯を手に持ったら一件のメールが。




飲みにいかん?いい加減会いたいんだけど




とのメール。差出人は元カレ…元カレはあたしと別れたと思っていないみたい。元カレはあたしが結婚した事も知らない…


気づけば旦那にメールを打っていた。友達と飲みに行くって。
旦那は快くストレス発散しておいでって。

あたしはシャワーを浴びてオシャレして彼に会いに行ってしまった。途中気付けば結婚指輪外してお財布の中へ…


彼に会うのは三ヶ月ぶりかな。あまり変わってないけど髪が短いかな…そんなもん。


まずあってヒトコト。
変わらないね。


彼と居酒屋へ行き違うお店に転々として気付けば朝になっていた。あたしは帰らなくてはいけなくて…お昼から旦那のご両親、御祖母様、旦那のお兄さん夫婦と御墓参りがあった…


彼に
今日はもぅ帰るねって言うと、嫌だと抱き着いてきた。誰もいないお店の階段で。もぅ離れたくないと。離してくれない…あたしも気付けば彼の背中に手を廻していた。

あたし達はキスをしてしまった…すごく大人なキス。
旦那の実家の御墓参りなんかなければ、いいわけして彼ともっと一緒にいれたと思った。こんなことさえも


まるで悪魔だ。

でもなってもいいと思った。彼の優しさが妙に心地よくて。大きい背中も離したくなくて…



意を決して駅に向かった。いけない。私はもぅあなたのモノにはなれない…


彼は駅まで送ってくれた。そして手を振ってあたしが見えなくなるまで…涙が何故か出てきてしまう。




彼には結婚したとも言えず。また会う約束をしてしまった。







旦那は飲み終わったら、電話くれていっぱい楽しんでねって気をつけてねって、愛してるよって…あたしはそれに愛してるよって平気で言っていた。





あまり寝ずに旦那のご両親達と車に乗り込みお墓参りにむかった。
何もなかったかのような顔で旦那やご両親達と接する自分が怖いと思った。

あたしは最低だし最悪だと思う。でも…何故かとまらない…






とまらない…


あたしは悪魔だ