采配というか
指示をうまく出せなかったというか
オカンのスタンドプレーが
出たというのか
ボクはベーコンステーキで
いこうって
試合前に言った。
ベーコンブロックを二等分して
三枚にスライスすれば
ひとり二枚ずつ
火の通りもよく
見てくれよく仕上がると
そこまでフォーメーションの指示を
出せばPKまでもつれこまなかったのかも知れない。
試合結果は
角切りに
されていた。
床屋へいって
まあ普通な感じに
カットしてくださいと
言って
仕上がったスタイルが
スポーツ刈り
そんな印象だった。
ボクは膝をつき
天を仰いだ。
突き抜けろこの思い。
そうじゃないんだ。
これでは角煮と変わらないんだ。
しかし
なんだか気持ちよかった。
いつも身近にいる人間ですら
これほどにすれ違う感覚が
ありながら
他人と共生できる既婚者という
ヒトたちも生きている。
いつか独身にピリオドを打ちたい。
そして
予想のほか
この角切りベーコンは
美味かったんだ。
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