❄️しんしん しんしん ふれふれ雪
❄️ずんずん ずんずん つもれや雪
チェコスロバキアの童謡
「雪の踊り」のように
天から舞い落ちる雪たちは、
地上世界を、真っ白に清め、
静けさで満たしてゆきます。
今週初めに降った雪は、全国的に大雪となり、
森も大地も真っ白な雪景色になりました❄️❄️
寒いけれど、不思議と落ち着くのは、
やはり雪のもたらす魔法の力のせいでしょうか。
しんしん・・この擬音は、無声音のS音。
し〜んと静まり返る
そーっと歩く
耳元でささやく
・・・
このように使われ、
静けさを感じさせる音声です。
また、
シーっ！
静けさを求める時にも使いますね。
静けさ・・
それを、もしも音楽で表すとしたら・・・・
ペンタトニック（５音階）のグロッケンで、小さく奏でる音色でしょうか。
ライアーの響きも、静けさが伝わります。
小さな響きなのに、
なぜか、耳を傾けたくなり、
そして、一音、一音が
静かに心の奥底に染みいるようです。
閑さや 岩にしみ入る 蝉の声
しずかさや いわにしみいる せみのこえ
この松尾芭蕉の俳句には、S音が何度も繰り返されています。
俳句を声に出すことで、
「静けさ」が感じられるようになっているんですね！
元気が良すぎて、
お喋りばかりに夢中になりがちな子には、
どうしたら良いでしょうか？
「静かにしなさい！」
と怒鳴る代わりに、
私はいつもこれらの５音階の楽器を奏でたり、
静かに歌ったりして、
子どもたちの
心の中に静けさが生まれるようにしています。
命令されて、静まり返るのではなく、
自分の心の力で内なる静けさを満たせると、
子どもの小さな自我は育つのです。
左上がグロッケン 右が梨の木の笛
下がライアー
雪景色となった奏身舎のお庭と森
【１月のおうちオイリュトミー】は、
〈静けさのなか、耳を澄ます音体験〉がテーマでした。
グロッケンを使いペンタトニック音階で「春の七草」をうたい、
手遊び練習をしました。（2月は、「春の七草」の輪唱にもチャレンジしますよ！）
また、年明けから心を痛める出来事が続いたので、
心にも静けさをもたらす「母の祈り」を芸術オイリュトミーで練習しました。
❄️静けさのなか、耳を澄ます音体験❄️【1月おうちオイリュトミー】
https://ameblo.jp/eurytmie-sousinsya/entry-12834549146.html
❄️心の静けさをもたらす祈りのオイリュトミー❄️【1月おうちオイリュトミー】
https://ameblo.jp/eurytmie-sousinsya/entry-12835547141.html
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【2月のおうちオイリュトミー】では、
1月の体験をさらに深め、
雪やみぞれが降るようすを、楽しいリズムと動きで味わいます。
また、1月に練習したペンタトニックの音階について、さらに理解を深めてゆきます。
幼児には５音階の「ペンタトニック」が良いと言われていますが、
７音階の「ダイヤトニック」とどんな違いがあるのか、実際によくわからない、
という方がいらっしゃいます。
ドとファを抜いた音階、ということは頭ではわかっていても、
いまいち、心ではつかみづらい・・という方は少なくありません。
二つの音階は、世界観が異なるのです。
では、どんな世界観なのでしょうか。
今回2月のおうちオイリュトミーでは、
同じ歌詞の手遊び歌を、二つの異なる音階で体験した上で、わかりやすく説明します。
きっと違いがよーくわかりますよ！
子どもたちの発達段階によって
これらの二つを上手く使い分けできるようになると良いですね！
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日時：2023年2月13日 火曜10時半〜12時
主催：みんなのシュタイナー
ズームオンライン
◉イベント概要
前半：オイリュトミスト、渋谷 智栄子による手遊び・運動遊び
●内容：手遊び、運動遊び、オイリュトミー
・「春の七草」
・「雪の踊り」
・「おつむはてんてんてん」
・「みぞれが降った」 他
準備するもの
：ペンタトニックのグロッケン、毛糸ボール
(お持ちの方はご準備ください)
後半：シュタイナー研究家、志賀 くにみつ先生によるご講話
●内容：｢幼児期に育みたい生命感覚パート3」
イキイキとする力を育むには、
生命感覚の理解が欠かせません。
今回もまたその学びを、さらに深めていきます。
●イベント欄はこちら
●お申込締切
・リアルタイム参加
2024年2月12日(月)
・録画参加
2024年2月27日(火)
●お問い合わせ、相談など
おうちオイリュトミー事務局 加藤
電話：090-7337-3330
メール：ouchi.eurythmy@gmail.com