👏人間の手はとても大きな可能性を秘めています。✋

「手当て」「手加減」「手直し」・・いろんな言葉に「手」がついていますね。🙌✌️

私の仕事、オイリュトミーも腕を動かしますし、

以前やっていた木彫も手で鑿や彫刻刀を使い削っていました。

楽器の演奏もそうですね。🎷🎹🎻

 

その、手を使った、幼いこどもたちのための講座があります。

 

〔告知〕

「メルヘン・手遊び・アクティビティー」

【日時】2019年 3/10(日) 10時半〜16時 

【会場】平和島サニー保育園にて 

【主催】みんなのシュタイナー

詳しくはこちらを↓

🍀講座開催のきっかけは、昨秋「みんなのシュタイナー」主催の乳幼児講座で、長年の友人でもある志賀くにみつさんに依頼され、手遊び歌を担当したことです。

お陰さまで好評をいただき、その時参加された受講生の一人、滋賀県のシュタイナー保育園「ほいくえんももの家」・「ももの家だいち」の西村久容園長からも依頼を受け、1月初めに研修にうかがいました。

 

今回、ご紹介する手遊び歌は、私自身が、長年にわたり、現場で出会ったこども達とのオイリュトミーの時間に生まれたものがほとんどです。

オイリュトミーシューレを卒業して(笠井叡氏主宰のオイリュトミーシューレ天使館第1期生)、最初に仕事として向き合ったのはハンディーを持つ子ども達でした。

オイリュトミストとして活動する出発点での、この出会いは運命的でした。

 

🍀言葉を喋れなかったり、理解できないお子さんもいて、自分に何ができるのだろうか、教科書通りのオイリュトミーだけでは、目の前にいる子ども達に伝わらないのではと自問し、苦し紛れに編み出したのが、この手遊びでした。
お手玉やフェルトボール、毛糸のボールを使って、五音階の歌を歌いなが手指を動かす遊びを、

その時の子ども達は、それは喜んでくれて、その時に、初めて言葉が出たお子さんもいました。

 

言葉が生み出される源泉に触れたような気がしました。
そこで「歌」と「手の動き」「言葉」との深い関係性を身を以て知ったのです。

 

🍀私は、母音子音の言葉の響きと手の動きを、オイリュトミーを通して専門的に学びました。

また音楽と身体の関係性についても、オイリュトミーやシュタイナーの学びを通して、肉体だけではなく、心や精神にまで影響を及ぼすことを学びました。


なので、私の手遊びは、単なる振り付けではなく、
発声器官との関連が、手の動きの中に込められています。

また手足の動きには、感情や、意志的な要素が込められています。
今回の講座でも、単なる振り付けではない、(でも誰にでもできるやさしい動きで)手遊び歌を、受講者の方には体験して習得して頂きます。
そこには、言葉の、音楽の叡智が込められています。

 

🌟実は、「歌う」ということと「腕の運動」には密接な関係があり、古代エジプト人は〈手で遊ぶ〉という意味の記号で〈歌う〉という意味を表現したそうです。(クルト・ザックス『音楽の起源』より)

 

🌟3/10の講座は、こどもに接するお仕事をされている方、言葉や歌に関心をお持ちの父母の方、皆様方のご参加をこころよりお待ちしております。

 

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🔶また、それに先立ち、関連する二つの催しをご紹介します。

 

☆2月24日 14時〜奏身舎オイリュトミーフェスティバル】
一般参加型の合同発表会。無料なので、お気軽にご参加下さい。手遊び歌をお客様も体験できます。
地元の歌い手、イースタンブルームさん、松本加奈子さんも歌で協力して下さいます
https://ameblo.jp/eurytmie-sousinsya/entry-12435292184.html
https://www.facebook.com/events/276615499689218/

 

 

🔹音楽そのものと身体性の関連を体験なさりたい方は、こちらをどうぞ↓

☆2月17日 11時〜16時 6000円 (休憩1時間あり)

→ 講師の体調不良により、3月31日に延期となりました。🌟🌟
【音楽家のためのオイリュトミー講座】那須・奏身舎にて
https://www.facebook.com/events/640239129641644/
https://ameblo.jp/eurytmie-sousinsya/entry-12431811279.html

ピアノ講師、箏曲家、ミュージシャン、シンガー、そして音楽が大好きな方が参加されています。

プロ、アマチュアをオイリュトミー経験を問いません。

耳で聞く音楽を、目に見えるように、体で動き、形や色で体験してみませんか?

今回は冬1楽章と2楽章を中心に、春、夏、秋の振り返りも行います。

今回初めての方も是非どうぞご参加下さい。