【BMW E46 318ci】原因不明なエンジンチェックトラブル&モデファイ③ | EURO-R2nd Offical Blog

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群馬県にあります、PORSCHE・BMW・欧州車を中心としたカーショップです。
4年間の休眠を経て、再度始動。詳しくはプロフィールをご覧下さい。

こんにちは。OGAWAです。

 

 

またまた前回に続き、BMW E46 318ci Mスポーツのエンジンチェックランプ点灯。

 

各種センサーを交換するも必ず出る全気筒失火のエンジンチェック&エンジンの引っかかり。ポーンポーンポーン

 

 

今までに経験した事の無いエラーです。

 

原因を突き止めるべく、予算が掛からない様に色々チェックしていきます。

 

前回何故か?エアフロのエラーが入った。

 

エラーは入ったが、診断機によるリアルタイムデーターを見ても、その時のエアフロ電圧の変化はない。

 

だと次に疑ったのは~???

 

DMEです。前にDMEデーターを入替した時に、コネクターがオイルでビチョビョ・・・滝汗

 

もしかして!!と思い、DMEの蓋を開けチェックすると、内部までオイルが入っていました・・・ポーン

 

DMEのショートかな?

 

やはり今回もDME側コネクターからオイルが出てる・・・。導通不良による各種エラーの可能性もあるので外せるコネクターは外して、入念に洗浄を行います。

 

DMEは中古を使い、データーコピーします。従来はDMEに車体番号を入れないとですが、当社でDMEチューニングを行った車両ならデーターコピー可能なんですグッ

 

念の為各種メインハーネスの導通・抵抗値を確認。駄目だと思われる部分は修正しました。

 

点火リレーも交換、ハーネスもチェックします。

 

これなら大丈夫かな?としつこく試乗車DASH!DASH!DASH!

 

でもチェックランプ点灯・・・チーンチーンチーン

 

何故か全気筒失火だけ入ります。

 

こりゃ、迷宮入りか???ガーン

 

笑うしかない笑い泣き(笑)!!

 

取り敢えず余り予算を掛けずに、チェックできる部分を見て行きます。

 

再度カムカバーガスケットを開け、バルブトロニックモーターを当社にある中古品に交換したり~

 

変化なし

 

当社レースカーのエアフロ及びスロットルに変更しても症状は変わらない。

 

ならば!!再度インマニを外し、クランク角センサーを再チェック及びコネクター内部洗浄、ノックセンサーを中古品に交換、ついでにインジェクターをALL洗浄⇒変化なし

 

触媒のチェック、及びアース線の点検及び増設⇒変化ないえーんえーんえーん

 

 

色々やったが、変わらず出る全気筒失火。

 

他に手を出していない部分・・・。

 

DMEのデーターを、全くのノーマルに変更してみると、エンジンチェックも点灯せず、3000rpm~のエンジンの引っかかりも解消。

 

何故だ???

 

DMEのデーターを再チェックするも正常。今まで何台も行ってきたが、今まで出た事も無い。しかも昨年施工時から数千キロ走行している間は問題無かった。

 

で、頭をよぎったのは、VVTコンピューターの故障。こちらも金額は高く、今まででそこそこ予算使ったので、金額が掛からない様にと考え、最終的にDMEデーターをチェックランプが点灯しない位のデーターに変更し対策。

 

結構入念に走りましたが、全く出なくなりましたグッ

 

ふぅ~。ここまで約2カ月掛かりましたゲッソリゲッソリゲッソリ

 

これで納車となります。

 

 

DMEデーターは、今までよりパワーが低いデーターに変えましたが、エンジン関係がリフレッシュした事で、前より速くなってる感じびっくり

 

これが正常なE46 318って感じですグッ

 

 

ただ予今回予算を掛けないよう心掛けましたが、そこそこ予算が掛かりました・・・あせるあせるあせる

 

予算の関係もあり、完全には直せませんでしたが、これなら普通に楽しめるかと思います。

 

完全に治すには、オイルが回っているエンジンハーネスの交換及びVVTコンピューターの交換は最低限必要かと思います。

 

今後様子を見て行きましょう。

 

ありがとうございました。

 

 

OGAWA

 

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