【BMW E46 330Ci カブリオレ】突然幌が開く!! | EURO-R2nd Offical Blog

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群馬県にあります、PORSCHE・BMW・欧州車を中心としたカーショップです。
4年間の休眠を経て、再度始動。詳しくはプロフィールをご覧下さい。

こんにちは。OGAWAです。

 

 

本日ご紹介の作業は、BMW E46 330Ci カブリオレ。

 

朝、会社に行こうと思ったら、何故か屋根が10cm程度開いている?

 

『あれ?オープンボタンでも間違って押したかな?』と思いそのまま職場へ。仕事が終わり帰ろうとしたら、何故かフルオープンに!!しかも雨の中!!即SOSとなりました!!

 

オーナー様に、何か取り憑かれたのでは?と説明しましたが、全然笑えず・・・。

 

とりあえず預かって、様子を見る事に。

 

その晩、問題無く屋根も開かない。布団乾燥機を車内にかけ、ある程度乾燥させ帰宅。朝出社したら・・・。

 

見事にオープンになってました(笑)!!

 

この車、トランスフォーマーか(笑)!!!

 

車内も乾燥したようなので、点検を始めます。

 

 

まずはお祓い診断機を使ったチェックから。

 

大きな問題点はなさそう。

 

何故オープンになるのか?どの様な状況でなるのか?を確認します。

 

最終的にキーロックを掛けないと屋根が開かないことが発覚。キーロックしている状態で、屋根が開く時、キーロックが解除される・・・。

 

これは!!

 

原因は、ドアロックアクチュエーターのリークによるもの。即交換です!!

 

ドアモジュールユニット内部も点検しましたが、こちらは異常無し。ユニット~アクチュエーター迄の配線を点検すると、配線もショートしています。恐らく前側スピーカーを交換してあったので、その際に配線の位置をずらしてしまい、パワーウインドウが上下する事で、干渉。配線が徐々に剥けてリークした様です・・・。

 

配線も新たに引き直し、これで問題無しだ!!

 

前の整備は、元ディーラーメカニックが居るお店。元ディーラーなんだから、ちゃんとやってよ~。

 

 

その他の部分も点検します。アンダーカバー外したら、お漏らしの跡が・・・。オイルも少ない・・・。

 

 

エンジンオイルパンガスケットから、大きく漏れあり。

 

パワステ低圧ホースも大きく漏れが発生しておりました。

 

 

オーナー様に状況説明し、概算の予算を見積もり。

 

数か月後に車検で、車両入替も考えているそうなので、今回はオイル補充及び漏れ止め注入と、簡易修理を行いました。

 

クーラントも予想以上に減っていました。E46 6発に多いヘッドガスケット抜けの傾向っぽいので、ちょっと心配・・・。

 

ルーフの自動開閉は、お祓い修理出来たので、雨が降ってもこれで大丈夫かな?

 

ただ車検を取って乗るなら、それなりの整備が必要な趣旨を伝え納車。

 

オーナー様はどうする事やら?

 

 

まっ、怪奇現象が無事直って良かったっす!!!

 

 

OGAWA

 

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