こんにちは。OGAWAです。
現在ギックリ腰なうの私・・・。重い仕事はお断りさせていただきます。すみません・・・。
本日ご紹介の作業は、PORSCHE カイエンGTS。
ラジエーター液のチェックランプが点灯。入庫した時点で、ラジエーター液臭い。
即点検です。
まずは、エンジンルームのカバーを外す事から。今の車は余計な仕事が多いな~
ラジエーターのプレッシャーテスターを使い、漏れを確認します。圧力低下を確認。何処から漏れている?
上から見る限り、漏れている個所が見当たりません。。。
アンダーカバーを外すと、ラジエーター液が漏れた形跡発見。
エンジンとオートマの接合部分から漏れている・・・。って事は!!
Vバンクか!!
まず、エンジンインマニを外し、Vバンク内の水漏れを確認。
いやぁ~、漏れてますな~。定番のサーモソケットかヒーターホースだな?
まずは、水回りを脱着します。これ大変!!
今回の水漏れの原因は、サーモハウジングの劣化による物でした。新品に交換します。
そして洗浄。綺麗になりました。
現車に付いていたヒーターホースは対策前の樹脂製。今回の水漏れはサーモソケットでしたが、今後の事を考え、ヒーターホースも交換。対策品はアルミ。
初めからアルミで作ってよ・・・。
ウォーターポンプも、ややガタが有ったので、今回交換しました。
そして、インマニ。インマニ内部がオイルだらで、凄い事に。スロットル含め洗浄を行います。
そして、完成!!
最後にクーラントの交換及び漏れが無いかの確認。問題無し。
今は水漏れは有りませんが、今後の事を踏まえ、ウルト ラジエーターシールHPを注入。
インポートカーにも使える、唯一の高性能ラジエーター液漏れ止めです。
クーラント補充後、10~15キロ程度試乗を行い、状態を確認します。
試乗後、水漏れが無いか確認を行い、問題無ければ最後に下回りを洗浄し、エンジンカバーを組付け完成です。
カイエンの水漏れトラブル・・・結構大変です!!
直すなら、漏れた個所のみではなく、漏れる定番ポイントまでの修理をお勧めします。
しかも多いトラブルなので、5年以上経過したカイエンオーナーご注意を!!
あ~大変だった。
OGAWA