【PORSCHE カイエンGTS】水漏れ修理 | EURO-R2nd Offical Blog

EURO-R2nd Offical Blog

群馬県にあります、PORSCHE・BMW・欧州車を中心としたカーショップです。
4年間の休眠を経て、再度始動。詳しくはプロフィールをご覧下さい。

こんにちは。OGAWAです。


現在ギックリ腰なうの私・・・。重い仕事はお断りさせていただきます。すみません・・・。


本日ご紹介の作業は、PORSCHE カイエンGTS。



image
ラジエーター液のチェックランプが点灯。入庫した時点で、ラジエーター液臭い。

即点検です。


image
まずは、エンジンルームのカバーを外す事から。今の車は余計な仕事が多いな~

image
ラジエーターのプレッシャーテスターを使い、漏れを確認します。圧力低下を確認。何処から漏れている?

上から見る限り、漏れている個所が見当たりません。。。

image
アンダーカバーを外すと、ラジエーター液が漏れた形跡発見。

image
エンジンとオートマの接合部分から漏れている・・・。って事は!!

Vバンクか!!

image
まず、エンジンインマニを外し、Vバンク内の水漏れを確認。

image
いやぁ~、漏れてますな~。定番のサーモソケットかヒーターホースだな?

image
まずは、水回りを脱着します。これ大変!!

image
今回の水漏れの原因は、サーモハウジングの劣化による物でした。新品に交換します。

image
そして洗浄。綺麗になりました。

image
現車に付いていたヒーターホースは対策前の樹脂製。今回の水漏れはサーモソケットでしたが、今後の事を考え、ヒーターホースも交換。対策品はアルミ。

初めからアルミで作ってよ・・・。

image
ウォーターポンプも、ややガタが有ったので、今回交換しました。

image
そして、インマニ。インマニ内部がオイルだらで、凄い事に。スロットル含め洗浄を行います。

image
そして、完成!!

image
最後にクーラントの交換及び漏れが無いかの確認。問題無し。

image
今は水漏れは有りませんが、今後の事を踏まえ、ウルト ラジエーターシールHPを注入。

インポートカーにも使える、唯一の高性能ラジエーター液漏れ止めです。

image
クーラント補充後、10~15キロ程度試乗を行い、状態を確認します。

image
試乗後、水漏れが無いか確認を行い、問題無ければ最後に下回りを洗浄し、エンジンカバーを組付け完成です。


カイエンの水漏れトラブル・・・結構大変です!!

直すなら、漏れた個所のみではなく、漏れる定番ポイントまでの修理をお勧めします。


しかも多いトラブルなので、5年以上経過したカイエンオーナーご注意を!!


あ~大変だった。


OGAWA