【デモカー BMW318i】復活編♪ | EURO-R2nd Offical Blog

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群馬県にあります、PORSCHE・BMW・欧州車を中心としたカーショップです。
4年間の休眠を経て、再度始動。詳しくはプロフィールをご覧下さい。

こんにちは。OGAWAです。


先月1月に、高速道路で走行不能になった、当社デモカーBMW E46 318i。


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原因は、エンジンテンショナープーリーの破損によるベルト外れ。

速度が速度だったので、エンジンへのダメージも疑われ、気分的に点検したくない気分(現実逃避)!!


しかもここ最近、仕事に追われる日々・・・。中々時間が無いのですが、重い腰を上げ、休日等を利用しデモカーの修理を行う事に。早くしないとレースに間に合わないしね!!



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まず、沢山の水を吹いたので、水漏れのチェック。

スナップオンの圧力テスターが有ったのですが、アダプターが何処に行ったか分からない・・・。仕方なく通販で、安いラジエーター圧力テスターを買ったのですが、精度が悪くエア漏れする始末・・・。

何とか頭を使って、使えるように。テストした結果、水漏れ問題無し。エンジンオイルにラジエーター液も混合無し。心配していたガスケット抜けも問題なかったニコニコ

念の為、ラジエーターキャップのみ新品に交換しました。

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新しいプーリー・ファンベルトを組込みます。エンジン始動テストOK。

『こいつ、動くぞ!!』(機動戦士ガンダムより抜粋)

問題なさそうなので、その他気になっていた部分も交換します。


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まず、インマニを脱着し~

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チェックランプ点灯の原因かも?しれない、エンジンオイルセパレーターを交換。


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前回エンジンマウントを交換したのですが、純正改では柔らかく、高回転ではギヤの入りが悪い事が発覚。

今回テストで、強化ゴムタイプのマウント試作し取付テストします。E46 318i用の強化エンジンマウントは、何処も作っていない・・・。

結果が良ければ、当社で発売予定です♪


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今まで前後FERODO DS3000ブレーキパットを使用していたのですが、フロントに対して、リヤの温度が上がらず、フロント効きになっていたので、テストを兼ね、もう少し使用温度域の低く、バランスの良いPAGID RS4-4に交換。

これで前後バランス良くなるかな~。


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そして、車高調・・・と言いたい所ですが、セットアップしている時間が取れないので、今回は取付せず今までのビルシュタインのままで行く事に。

次回は新しい車高調付けたいな~。

新しい車高調は、当店ではお馴染み!! スピリットEURO-R2nd仕様です!!


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リヤデフがメンバーに干渉するトラブルもあり、今回交換する事に。

フロント側は、純正ブッシュ改スペシャル強化ブッシュ

リヤ側は、パワーフレックス製のブッシュをチョイス。

フロント側のブッシュは、ただ強化ウレタンを流しただけではない、スペシャル仕様。キャロッセ時代のノウハウが入っています(笑)!!

リヤ側は、純正加工が難しく、あまり好きではないウレタン系のブッシュを入れる事に。今後の耐久性がどうなるか、経過を見てみます!!

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まずデフを降ろし~。デフ重い!!

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SSTを利用し、ブッシュを抜き取ります。

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新しいブッシュ組込後。

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重~いデフを載せ、完成。これでデフの動きも制御され、トラクションアップ間違いなし!!

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外したリヤデフマウント。

滅茶苦茶切れています。長年重~いデフを支えてくれて有難う。


大体レースに出る最低限の事は完了。3/11のアイドラーズレースに参加出来るかな?



最後に・・・



あれやらないと!!



次回に続く。


OGAWA