前回までのあらすじ
ヨーロッパ行き当たりばったりの旅、
最初の国であるフィンランドに到着。
なんとか、正しそうなバス停で降りることができ、
コンビニにいた親切な客が宿が見える(らしい)場所まで
連れてきてくれた。
が、宿が見つからない。
確かに、お兄さんが言うように、
スーパーはある。
…が、ホテルのフロントがありそうな入り口は見当たらない。
な、なぜ…
目を凝らしつつ、歩きながら数十mの間を
10分くらい行ったりきたりしながら、
1軒1軒、目を凝らして見ていると、
あ！あった！
確かに、ホテルの名前が書いてある！
見つけてしまえばなんてことはない、
ちゃんと書いてある。
でもすぐに見つけられなかった。
日本のビジネスホテルみたいに、
看板がドーンみたいな感じじゃないのね。
１階は雑居ビルの入り口のようで、
フロントなどは見えない。
とりあえず、入ってみるか、
と、ドアに手をかける。
鍵がかかっている。
…え？？
ちょっ…
予約したつもりになってたけど、
もしかして、今日やってないとか？？
確かに、booking.comで予約してから、
ホテルから何か返信があったわけじゃないから、
ちゃんと予約認識されているかわからないし…
外国なら、普通にあり得るのでは…
もはや、混乱。
他に入り口があるのか？？
でも、携帯持ってないから、
電話して確かめることもできないし…
どうしよう！！
と、絶望にうちひしがれつつ、
ふと、何の気なしに柱をみると、
そこには、インターホンがある。
…まさか。
これで開けてと頼まないといけないのか…？
いやいやいやいやいや、
そりゃ、多少は身振り手振りで道を聞くくらいはしましたが、
それはなんていうか、
地図とか身振り手振りがあったからであって。
相手が見えないって難易度高っ！！
え、「今日予約している●●です」って、
英語で何て言うんだ？？
…ど、どうしよう。
でも、開けてもらわないと入れないし…
うぅぅ。
頑張れ自分！
勢いだ！
ボタンを押す。
ビーっと音がなる。
すると、カチャと鍵が開く音がした。
…え？
会話なし？？
カメラ付きインターホンってわけでもなさそうだし…
他のとこについてるのか？？
とにかく、開いたので、
恐る恐る入ってみる。
中にはエレベーターがあった。
どうやら、フロントは上の階らしい。
エレベータに乗り、フロントの階で降りる。
そして、恐る恐る中に入るのであった。
この後、驚愕の事実に言葉を失います。
つづく。
↓おかげ様でついにTOP20入りです！↓
■おまけ■
女性のひとり旅に！
北欧愛の詰まった旅のコミックエッセイ。
読んでるだけで幸せな気分になっちゃう。
コミックエッセイ、好きです。
- 北欧が好き! フィンランド・スウェーデン・デンマーク・ノルウェーのすてきな町めぐり (地球の.../ダイヤモンド・ビッグ社
- ￥1,188
- Amazon.co.jp