おはこんばんちはニコニコ

 

今日は最近エッセイを勉強しています。

エッセイ風にかいてみました。

 

 

去年の末から動画編集講座を受講している。

それはオンラインでのライブ授業だ。約100人ほどいる受講生の中でも

動画編集以外のことで得意分野をみせつけて、しっかりと頭角を現してくる女がいた。

年のころは30代、独身だ。

お役所で働いていたらしいくガチガチの堅物だが、フリータイムで少し話したことから動画編集の仕事を依頼することになった。

しかし、いざ頼むと自分がわたしより編集技術が優れていると自覚してるからか

上から目線で話してくるのがどうも気に障った。

 

e-mailでやりとりをしている。

 

こちらが書いた動画の説明用文章の漢字の使い方が間違っていると、わざわざそれぞれの言葉の説明までつけて書いてきた。

まるで国語の採点をされているようで、ウザいことをしてくる女だと思った。

こういう場合、わたしなら、相手に気を使い、動画内では正しい漢字に修正しておく。そして後から

その変更のことを聞かれたら、修正しておきましたよと伝えるだろう。

 

動画編集をお願いしたことだけをスクールへ伝えても良いかと尋ねた。

作成した動画を共有するなどは思いつかなかった。

 

すると、市役所女は、作成した動画をまず納品するのが先で、また共有は大元の依頼者へ聞くべきだとアドバイスをしてきた。

「そういうことは、わたしとわたしの知人の問題であって、市役所女には関係ないことだ。

しかも納品を先にする、後にするなどは君の関与することではない」と言ってやりたかった。

大元の依頼者はわたしの知人で、わたしは全てを一任されていたし、それを市役所女には何度も言っていた。

 

依頼した直後から、「私に頼ってくるなオーラをメラメラと揺らしていたから

こちらとしても仕事を丸投げしては申し訳ないと思って、

そうならないように注意しているということは伝えてあった。

 

気に障る女だという事がわかって、動画編集の依頼をしたこと自体を

後悔していた。

こんな奴に頼むより、オンラインで経験がある動画編集者へ依頼をするべきだった。

支払った金額は結構いい金額なのでとても悔しく思っていた。

 

ある日、「これまでに実施した動画編集の仕事のレポート」というものが課題で出た。

お役所女のレポートがあった。

わたしが依頼した案件のレポートがあったので読んでみた。

 

依頼者(わたし)のことを匿名にしてある。依頼者の能力、適性がお役所女が予想したよりひどく劣っていたので編集以外のサポートが必要だったと感じていたらしい。

そういう箇所には丁寧に下線も引かれている。

感想というよりは、査定のようなレポートだった。

仕事をくれた人のことをよくもこんなにこき下ろして

自分がいかに有能かをみせつけたい内容である。

全員が読むとわかっていて、自分に仕事をくれた人のことをこういう表現で書く

図太い神経がわたしには信じられない。

 

念のため書いておくが、編集以外のサポートというのは一体なになのか理解に苦しんだ。

グーグルのファイルの共有のやり方以外、この市役所女から教えてもらったことはない。

と、怒りでワナワナとしてしまった。

さて、肝心のこの痛い市役所女が作った作品のことが。

 

仮作品が出来上がってきたのだが、

場面切り替えが自動車学校の教習用動画みたいだったことや

BGMが和食ファミリーレストランみたいだと知人から悪評だったので再編集を依頼した。

 

動画のイメージが、市役所女にイメージを伝えるのは難しかった。

あまりテレビをみないのだろう。

 

わたしの友人にはNHKのドキュメントのようなものを作りたいと伝えただけで、

絵巻物をサラーッと広げるような感じやろ?

 

途中で中断されない感じやな。

 

 

と簡単に伝わるのに

市役所女にはそれがなかなか理解できないので、参考動画もいくつか見せた。

 

数週間後、場面切り替えは修正されたが、

BGMの差し替えがまだされていなかったので

変更依頼をするとBGMの差し替えだけで4時間かかると言われた。

 

頼むのにも遠慮していたので、

BGMの変更は後日自分でやることにした。

 

締め切りを設定しなかったので、一番初めに依頼した日から約2カ月かかってやっと動画が完成した。

 

 

 

出来上がった動画のBGMの変更をすぐに実施した。

替えたほうを入れたものと、元の動画の両方を大元の依頼者に聞いてもらったら、

やはり入れ替えたほうが評判がよかった。

 

市役所女は事務仕事はできるかもしれないが、もう少し自分の置かれた立場を考えたり、

人の話に聞く耳を持つべきだと思った。

 

時間をかけて、じぶんが納得する作品を作るのもいいが

依頼者のニーズに合わせて作ってこそ「愛される編集者」なのではないか。

と思った。

二度と「愛されない編集者」と仕事はしたくない。