変わり続けること アニメに学ぶ Part 1 | The World of Euphorian'Z

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こんにちは。星影です。流れ星

 

今日はまたまた私のアニメ愛について徒然なるままに書いてみようと思います。

 

。。。と言いますのも、最近私の『ヴァニタスの手記』愛が止まらないのです。照れ愛飛び出すハート

(以下ネタバレありですのでまだアニメや漫画で『ヴァニタスの手記』を知らないという方はその点を踏まえた上でお読み下さい)

 

私はいったん何かのアニメを好きになるとセリフを覚えてしまうくらい何度も見てしまうのですが、今私のアニメ愛は『Spy x Family』に続いて『ヴァニタスの手記』、という訳です。

で、ヴァニタスの手記のアニメPart1とPart2は今私のアート作品製作中のBGMとなっています。

 

アニメを好きになる時に条件となるものは、まず絵が好きっていうの私にとってはやはり大きいです。多分次には、好きなキャラクターがいるかどうか、ですね。そして笑えるかどうか。これも私にとってはとっても重要。

 

で、『ヴァニタスの手記』には特に私が気に入っているキャラクターが二人います。ローランとジャンヌです。

まずジャンヌは女の子、ヴァニタスのLove Interestですが、とにかく可愛いから好きですね。特にパクパクいろんなもの食べるところとか、自己嫌悪で壁に頭突きするところなんかは可愛すぎます。

物語の中に好きな女の子のキャラクターがいるかどうか、これも重要です。

 

そしてローラン。彼はキリスト教信者でシャスールというバンピール(バンパイアのこと)を狩っている人達の一人。最初は主人公であるヴァニタスとノエと敵対している立場なんですが、途中から彼らをサポートする側になる、っていう流れ。

私はもう彼の真っ直ぐで素直、かつ大人なところとかが大好きなのです。でももしああいう人が実際目の前にいて、私の手を取りながら「僕を通して神の愛を知ってほしい!」なんて言われたら私は多分ヴァニタスと似たような拒絶反応にはなると思いますが、アニメ的には最高ですね。 


私の好きな彼の台詞の中に、「わかっているだろう?オリヴィエ。。。俺がどういう人間なのかを。。。俺はね。。自分の信じたものしか信じることができないんだ。」っていうのがあります。バンピールの中にノエのような心優しい者もいるということがわかり友人になった後、教会にこのことが知れれば家族にも危害が加えられる恐れがあるということを同僚のオリヴィエに忠告されて言った言葉です。

 

「自分の信じたものしか信じることができないんだ。」

 

大きな組織の中にいて当たり前のこととして教えられてきたことが、そうではなかったとわかった時、この言葉が言える人って果たしてどれだけいるのだろうか。。。って思います。生きていくため、家族や愛する人々を守るため、自分の将来への不安から。。。などなどいろいろな理由があると思いますが、多分大部分の人が行動として示さない、っていうの、特に日本のような社会では日常的に起こりうることなのではないでしょうか。考えさせられますね。

 

『ヴァニタスの手記』って中世のフランスが舞台で、一般的にも人気のあるバンパイアの存在する世界の中でのお話なんですが、私の好きな歴史的な背景を取り入れていて、歴史的人物、ジャンヌとか、ジャンジャックとかセイントジャーメインとかの名前を使ってたりします。どこの歴史にもあるような残忍な行いが起こっていた時代背景ってことで、物語の中の多くのキャラクターが幼少期に辛くて悲しい体験っていうのを持ってるんですね。でもそれゆえに人間がそれぞれの選択によりいい方向にも悪い方向にも進む、ってことが実にうまく描かれているところ、私はすごいな〜と思いながら見ています。

 

例えば、ノエ(バンピール)と死闘を繰り広げるシャスール(教会のバンピールを狩る人達)の一人であるアストルフォは子供の頃、親には内緒で怪我をしたバンピールを助け、そのバンピールに裏切られて家族を皆殺しにされたっていう過去を持っていて、彼はその後バンピールを心から憎み、殺しや戦いを楽しんでいるかのようなシャスールになってしまっているんですね。一方で主人公のヴァニタスも親をバンピールに殺されシャスールとなるべく教育を受けている最中にヴァンピールを研究するドクターモローに目をつけられ人間の実験体として物のように傷つけられた過去を持ちつつもバンピールを助ける医者となっています。ノエは傷ついた過去を持つこの二人の道を分けたものは何だったんだろう。。。って思うシーンがあるんですが、私自身、そういうことは多分誰にも断定できないこと、もしくはわかったような気になって容易く判断すべきことではないのでは。。。という気がします。

 

最終的にはやっぱり何が起こっていようとも、自分の人生の中で起きていることは自分自身が責任を持つべきものだし、自分自身で責任を持つからこそ変わってもいけるわけですよね。アストルフォのように信頼を裏切られた上家族皆殺しにされ一人生き残った。。。そんな過去を持っている人が家族を殺したバンピールを憎むようになったということに対して他人がど〜だこ〜だ、って言えるだろうか。。。って思いませんか?傷ついた人の傷の深さを外から見える事実だけで判断していいほど人間って簡単な生き物じゃないという気がするんですよね。そしてその”判断をしないで、ありのままを受け止め信じて見守る”っていうことが傷ついた本人が前に進むための第一歩を促してあげれるのでは。。。。と私は思っています。

 

今日のタイトルは”変わり続けること”なんですが、できることなら『ヴァニタスの手記』のローランのように、素直に感動しながら変わっていきたいものですよね。そして、自分の信じることをきちんと口にすることができる強さ。。。これもとっても大切です。


The only certain thing in this world is “CHANGE”.

 

 この言葉はもうこのブログでは何度も何度も出てきてますが、いまだに心に突き刺さります。恋の矢


目まぐるしく移りゆく世の中で、周りの情報ばかりに振り回されると不安になったりすることもあるかもしれませんが、その変化の形がどういうものであれ、そに抗うのではなく、歩み寄りたい。そういう気持ちです。

まずそこからですよね。歩み寄っていればそこから少なくとも”その次”が何かしら見えてくるんじゃないでしょうか。。。メディア等が何を言ってても何をそこから拾い上げるかは人それぞれの選択ですしね。自分で選択すればそれに伴う結果にも納得できるじゃないですか。納得できてる、ってことは自分の人生に責任が持ててる、ってことでしょう?責任をもっているその場所からは、何度でも何度でもまた変化していけますからね。


”変化”に対しても”歩み寄り”、大切にしていきたいものです。照れラブラブ


『ヴァニタスの手記』を見ながらそんなことをしみじみ思う今日この頃でありましたとさ。口笛

めでたし、めでたし。。。。。


Part 2へつづく


許します!ありがとう!感謝します!嬉しい!楽しい!大好き!愛してる!よかった〜!幸せ〜!ついてる〜!

そして私は決断する!!真顔キラキラ

 

それではまた〜UMAくん音譜

 

星影流れ星