11月に突入、今年もいよいよ「年末」と呼ばれる季節に入って参りました。

宴や集いがやたらに多くなる季節です。

キャビアとかシャンパンとか、やたらに言いだす季節です。



真夏の猛暑のある日、J-WAVEのブームタウンで、「家に居ないで人の集まるところに行った方が、省エネになるかもネ~」と言っていたことを思い出しました。

2人で集えば1人の部屋の電気代がチャラになる。

4人で集えば3部屋の電気代がチャラになる。


冬の暖房代も然り。

集えば強制的にコミュニケーションスキルもアップしますし、エコにも繋がるのです。

皆さん、積極的にパーティしましょう!(^^)



しかし、そもそも人は何故集うのだ。

集いは文化的な行為なのか?

考えてみれば、ギャートルズの時代からやっていたみたいだし、それどころか近所の野良猫だって集会をやっている。



yoshiさんのブログの昔の記事から拝借)



8年位前に行ったキューバのマイナーな港町で、土曜の夕方、広場に老若男女問わず赤ちゃんからお年寄りまで、山のように人が集まっている光景を目の当たりにし、何かが始まるのかとビビり、そこら辺の兄さんに聞いてみたら、

「いや? べつに、特に、何も」

という驚くべき答えを返されたことがありました。

私がよほど怪訝な顔をしていたのかもしれません。

お兄さんは言い訳のように「いや、夕方だしさぁ」とおっしゃいました。



たしかに夕方の風は気持ち良かったのです。

でも、夕方の気持ち良い風はそこら中に吹いており、土地もそこら中に余っており、べつに、ひとっところにギュウギュウに集まることもないんじゃないかと思ったのですが、ふと見ると、皆さん実に平和そう。

「なんかイイことあるようなー」という雰囲気で思い思いに佇んでおられた。



「パーティ」という言葉の意味、Wikipedia に見られる意味としては、会合、集会、宴会、コンパ、部隊、分遣隊、政党、党派、一行、連中、クラブや野外で行われるダンス音楽イベントの呼び方の一つ、登山チーム、関係者、当事者……、等々。

要するに、「集い」であり「集合体」。

なので、ニャンコのパーティもあり得る。



しかし、「パーティしようよ~!」の「パーティ」は通常「宴」。

「パーティ」をこと「宴」として語った場合、やはりパーティは人間のもの、その国や土地や主催者の文化度をはかれる大事な要素となってくるのでしょう。





3年前の暮れに、パークハイアット東京の開業10周年で催されたホテル丸ごと大パーティ!は、途轍もありませんでした。

こちらでホセ・カレーラスが歌えばあちらで草刈民代が舞い、ロビーではステファン・ポンポニャックが皿を回し、和空間では人間国宝の新内が。

レストラン、バンケット、客室の一部、ジム、プールに至るまで、それぞれを趣向を凝らしたパーティ空間に作り上げ、パークハイアットの洗練されたサービスと共にゲストをガンガンに楽しませておりました。



関係者に、「次はいつ?」と伺いましたが、「さあ~、これだけのことは、あっても2014年の20周年でしょうか」とのこと。

皆様、少しでも興味が湧くようでしたら、今からお小遣いを貯めましょう。

男子はブラックタイ、女子はドレスです。

(やればね)



キューバの夕方の集いは素敵だった。

でも、やる時は思い切りやったら楽しい。

パーティ1個でホストのキャパがバレるものです。



脅かすようで失礼。

でも、たかがパーティ、されどパーティ。

ここぞ!という時には、命懸けで参りましょうぞ。






ハロウィーンのお祭り騒ぎも、すっかり日本に定着してまいりましたね。

ネタを見つけては素直に乗っかって楽しむ習性、パーティヤーとしては大変良い傾向だと思います。



思えば、私が高校の頃はまだ、日本にハロウィーンに乗っかったビジネスなどというものは存在しませんでした。

その後、当時の代官山で一世を風靡していた今は亡き『HONEY』という、それはもう、女子にとっては無くてはならない夢のキャンディーワールドを提供して下さっていた会社が主催する「ハロウィーンパレード」なるものの噂を聞いた時、正直言って「なんじゃそりゃ?」と思った私でした。

幼少時代の数年間、アメリカ南部の田舎町で、母親に手を引かれながら "Trick or Treat" をやったことがありましたが、それをなんで「突然」日本でやらなくちゃならないのか、全然理解できなかったのです。

(ちなみに、「クリスマス」に対する疑問は当然ながら皆無でした)



しかし、やっぱり日本の文化とは凄い。

あっという間に文化の上澄みの、美味しい楽しいところだけをささーっと吸収して、自国の文化に合体させてしまう。

今じゃ完璧にビッグビジネス。

この柔軟性、本当に特別な感じがします。

とんがっていた昔は、「だからダメなのだ!」と頑にオブジェクションしておりましたが、それを否定したところで何も生まれないことに気付いた今、この特性こそが強みでもありチャンスを生む要因なのだと、完全に歓迎しております。



前置きが長くなりましたが、そういうわけで、完全に乗っかっている 私のハロウィーンコレクション!





8年程前にホールマークの店で購入したDEPARTMENT 56シリーズ、ホーンテッドマンション、高さ約30㎝、幅と奥行き約20㎝。





ホールマークとはご存知、アメリカ最大のグリーティングカード会社ですが、こういうデコレーション系のものも沢山扱っています。



この家、動画でお見せできないのがもどかしい。(すみません、勉強します)





スイッチを入れると同時に「ギィ……、ギィ……、」という不気味な音が鳴り出し、突然の落雷の音と共に「ギャーッッ!」という叫び声、悪魔の様な高らかな笑い声、「ヒュ~ドロロ~~~」という効果音が次から次へと鳴り響くのです。

その間、窓の灯りがババッと点滅したり、真っ暗になったり、薄ぼんやり点いたり、視覚的演出もバッチリ。





NYのホールマークの店で見て虜になり、「買う!この木も、柵も、ライトも!」(全部オプション)と叫び、閑散としていた店内で店員の兄さんを喜ばせ、山の様な箱を抱えて家路についたのでした。





なぜ店が閑散としていて、なぜ店員が喜んだのかと言うと、買った時期がハロウィーン前でもホリデーでもなんでもない2月終盤の寒い日だったからです。

何故ディスプレイされていたのかは不明ですが、このように私は、年がら年中こんなことばかり考えているのだということです。


しかし、細部までよくできているのです。

軒にぶら下がった蝙蝠や、柵の傾き加減など、よくご覧下さい。








我ながら、なんて素敵なものを買ったのだろうと、今更ホレボレいたします。。。




さて。

オタクな自慢はこのへんにして、当時撮ったカボチャあれこれ写真をご覧にいれましょう。











NYユニオンスクエアのグリーンマーケット風景です。


日本の栗南瓜の美味しさを懐かしんでしまい、結局あまり冒険しませんでしたが、見ているぶんには大変美しいものです。

ちなみに、2枚目の縦長ベージュの瓜は、案外美味しいので何度か買いました。



最後、オマケ画像。





アッパーイーストの有名ケーキ屋で購入した一番安い脱力系ハロウィーンケーキ。


こんなものでも嬉しかった当時でした。

懐かしい。


枯れ木に花咲くに驚くより、生木に花咲くに驚け  - 三浦梅園 -



水の惑星という奇跡の結晶の上に奇跡的に生を受け、しかも奇跡的に人間として、生きて、酸素を吸っている。

この、とんでもなく驚くべき奇跡に驚かずして、何に驚けというのかと。

環境問題を憂いるよりも寧ろ、先ずこの奇跡としか思えない事象の有難さを認識すべきなのだと。



そんなお話を聞きました。





『aqua scape』というプロジェクトを知りました。



視覚情報が溢れ、洪水状態となっている現代、どこでテロが起き何人の命が奪われたかというニュースを目にしても、悲惨な報道があまりにも頻繁となった今、私達は「へえ、そうなんだ」という感情しか抱けなくなってきているのは事実です。

逆に、視覚をシャットアウトし、音だけを情報とした場合、視覚情報でナローバンド化してしまった想像力がブロードバンド化するのも事実。



『aqua scape』では、水を音として楽しむ日本の伝統文化「水琴窟」や、湧水池である「三四郎池」から紡ぎ出されるライブの水音をマイクで拾い、それを「水の聴診器」と名付けています。

水の音を聴き、その場所の水の背景となる音を聴き、そこからその土地のありようを聴くという、優しい優しいアプローチです。

現在はまだ日本の中の二カ所にしか設置されていませんが、ゆくゆくはイラクやアフガニスタンなどを含め、世界中に仕掛けて行きたいということ。



水の音で地球の状態を識る。

素敵な話だと感じ、メモしておきました。



パーティ道はどこ行ったって話ですか。


引続きアートネタご披露です。


上野のお山の学校で、共に学んだ懐かしい友の作品展に参りました。

表参道は「桃林堂」、『小倉充子染色展、羽裏と長襦袢』






生粋の江戸っ子オグちゃんは、神田の履物屋さんの娘です。

酒飲みですが、飲み方も飲みっぷりも粋です。

「めんどくさいから、なるべく注文は受けない」という、やる気があるんだか無いんだか、よく分からない人です。






桃林堂の一階ギャラリースペース、入ってすぐに、目玉作品があり、並んで様々な美しい羽裏、長襦袢の染色作品がありました(が、撮るのを忘れた)。






二階会場は下駄メイン。


「いらっしゃい~」と迎えてくれたオグちゃんも、自作の着物を粋にまとってたステキ女子でした(が、これも撮るのを忘れた)。



 鼻緒コレクション



      かっこいい布巾コレクション



近頃では益々和装を気軽に楽しむ人が増えて、パーティなどでもよく見かけるようになりましたが、やはり粋な着付けは目立つものです。

玄人パーティヤー曰く、「着物は目立つし、ブランディングにも効果的」。

最近「3分きもの」なるものもあるそうで。






オグちゃんの染め物、2年前に浴衣生地を買い、仕立てました。

合う帯を求めに、店に持って行って着ながら探していたら、他のお客さんから何度か「あら、それ素敵。どこにあった?」と聞かれたことは、お世辞じゃない事実。


下駄も2足持っていますが、履き心地抜群で、夏の間はGパンに下駄で買い物に行ったりしております。

和装ビギナーさんは、最初から全部をやろうとすると大変ですので、先ずはオシャレ下駄一足から始めてみるのはいかがでしょう。












で、この展示は明日まで(毎度スミマセン……)

展覧会終了後、オグちゃんに御用の方は、私めがお取り次ぎいたしますので。。。



桃林堂画廊
小倉充子染色展 「羽裏と長襦袢」
10月22日(月)迄 10:00~19:00(最終日16:00迄)



上野でうつらうつら、「視聴覚教育メディア論」なる講義を受けた夕方、その足で、ほぼ7年ぶりの秋葉原に赴いたのでした。



改札を出た浦島太郎。

彼の地は、私がかつて知っていた秋葉原ではなかった。

言っていることが古過ぎて済みません。

驚いて顎が外れたのです。







ぼこぼこだったアスファルトは、どこまでも広く長く広がるスベスベの道に、ぐちゃぐちゃだったネオンの洪水は、すっきりさっぱりモダンな電光掲示板に。

話題の独特な文化は、すでにアングラとしてのステイタスには留まっていないらしい。

目に留まるお色気アニメキャラクターには、風格さえ感じてしまう。



近年近寄る理由も無かった秋葉原訪問は、ASIAGRAPHを観るためでした。





モダン電飾背後のサインは、流石に土地柄。






ASIAGRAPHは、アジア地域で活躍するCG分野の研究者とクリエイターが集まり、学術発表や作品展示を通してアジア独自のメディア芸術文化について情報発信と交流を行なう、学術性と芸術性を兼ね備えた国際的CGイベントです。
(ASIAGRAPH、HPより抜粋)



CGのテクノロジーの進化にはびっくり。




手から光が!




丸太に座ると、その場所の水の流れが変わります。



こちらが目玉の "HIYAMA UNIVERSAL ROID FACTORY "!





オーダーメイドロボット製造機(CG)。




パネルで好みをリクエストすると、






第1ブースで骨組みを造り、






ベルトコンベアーで流されて、




第2ブースで仕上げがされます。





ピカッ!



(微妙に)可愛い愛玩系ロボットの出来上がり。


長居をして、山の様に色んな種類のロボットを作ってしまいました。















たまに変なリクエストをするとアラートが鳴り響き、




「アナタサマ・ヲ・オーナー・ト・ミトメルコトガ・デキマセンデシタ」と宣告され、




スクラップになって、リサイクルに回されます(涙)




ロボットにも相応しいご主人様を選ぶ権利があるのです(笑)





最新テクノロジーを観ながら改めて思いましたが、どんなに技術が進歩しても、アートとして成り立つものにはデッサン力、造形力が必要不可欠で(あたりまえですが)、この手の技術を利用するなら、それに打ち勝つ位の、尚更鋭い感性と表現力が求められるのではないかと感じました。


これからも、どんどん楽しい世界を見せてくれたらと思います。



ちなみにこの展示は今日まで。

お急ぎを。


会期以後 "HIYAMA UNIVERSAL ROID FACTORY" の展示に興味のある方はご連絡を。


悪徳商売はいたしませんが、代理人をさせていただきます。。。