「ヌーヴォなんて、そもそもあんな酒、、、」
なんてシャにかまえてはツマラナイ。
新酒は旬のもの、季節もの。
とくに初物は縁起が良く、食べると寿命が75日伸びると言われたほど。
江戸っ子は初鰹を一刻でも早く口に入れたいと、品川沖まで舟を繰り出したものです。

我らも理屈を抜きにして、
仲間を誘って陽気に解禁日のヌーヴォを楽しみましょう!




という師匠達の誘い文句に釣られ参加しました、「Beaujolais Nouveau Party 2007!」

やっぱり、風物詩には乗らなきゃ損でしょ。



広尾ガーデンヒルズのふもとの「カフェ・デ・プレ」は潰れてたんですのね…。

寂しいです。

新星「デ・フレール・プルセル」は、南フランス・モンペリエの双子の三ツ星シェフ、ジャック&ローラン・プルセル兄弟によるセカンドメゾン、丸ビル35階の「サンス・エ・サヴール」に継ぐ2店舗目ということであります。

ちなみに、ヒラマツ系。

その場を借り切っての大パーティ、秀逸ボージョレ11種+ブラインド4種。





広尾のオシャレ空間。

ここで、一年分のガメイを飲み干す。





とことん、飲み比べる。




で、ついに連れが「もういい~」と言い出しました。

最高に盛り上がるその場をこっそり抜け出し、かのジャック・ボリー様ご推薦ラーメン屋
「赤のれん」へ。





ガメイでグルグル酔っ払っている身に、なんとも美味しく染み入るとトンコツラーメン。





で、「やっぱり飲み直すー」と主張し、心の古里、青学脇ワインバー『BURGUNDY』へ。


「ブルゴーニュ、くらはい」

「あ、本日のグラスワインはボージョレ2本セットとなっておりまして」

「あ、そっすか」





でも、パーティで出ていなかった貴重メゾンのボージョレ・ヴィラージュを頂け、満足いたしました。

その後、フルーツを貰い、逆行してシャンパーニュ。





「やっぱり、普段美味しいと思っているものが美味しい~、それって幸せ~」と、ゆーったりしている間に、ボージョレパーティから上がった面々が雪崩込み、「ハッピー、ボージョレー!」などというワケわからん号令で、シャンパーニュで乾杯されておりました。





ま、それもそれで楽しい。


何が何だかわからん宵となりましたが、やっぱり「時代の風物詩」には、試しに乗ってみるものです。

それが、輸入もんだろうが、マーケッティングだろうが、なんだろうが、それはそれで文化なんです。

そこに見つける楽しみって、案外想像以上に面白い。


「いらねーよ」と斜に構えるのもアリですが、もう少し歳をとって、友と過去を振り返った時に、「時代」として共有するものが無くて寂しくなったりします。

ハヤリモノに、敢えて乗らないようにしてきた私の言うことです。

たまたま、コアな高校、大学に行けたことで、過去の思い出を共有できる友数名には恵まれてはおりますが、これはただのラッキーなのです。

それでも、試しに覗いてみたかったことに、ちょっとだけ勿体なかったかも?という気持ちを、0.1gだけ、持っています。

ま、それはそれで、私を構成する0.1gなのだけれども。


ZZZ……。



* * * * * * *


余談ですが、

「ボジョレーヌーボー占い」なるものを発見いたしました。


診断結果(あなたが入力した回答をもとに、相性の良いボジョレーヌーボーを選出しました)





例えるなら…『フォアグラテリーヌ』のようなあなた

(褒めてるつもりなんでしょうか…)


あなたにお薦めのボジョレーは『シャトー・デュカラ(ヴィラージュ)』です。

(誰?!)


味わいの特徴

初代世界最優秀ソムリエ「ジャン=リュック・プトー氏」推薦。
平均樹齢50年以上の「超古木」といわれている樹から採ったぶどうからのみ造った 果実味の力強さを味わえるボジョレーです。


(最優秀ソムリエ&超古木とは、非常に聞こえがよろしい)


テイストゾーン

果実味も渋味もフルボディのインパクトのあるテイストゾーン


(そんなボージョレがあるのかいな)


主な取扱店

コンビニ(ミニストップ)


(……)



皆さん、今年の新酒は試されましたか?



ちなみに、一昨年のパリにて、Beaujolais Nouveau解禁当日のワンショット。

(画面中央、よーく目をこらしてご覧あれ)





「ボージョレ・ヌーボー、あります。」

ちょっとカワイイ。




富士さぁ~~~~~んっ!



と、呼びかけ追いかけ、日本晴れの下を一路静岡方面へ。

たまにしか開かない車の屋根の上は、まさに「空色」一色。






途中、海老名のサービスエリアでコーヒー購入時、ヘンなもの発見。



セレブは高速のサービスエリアでガチャポンやるのかいな。

しかも、横のケースに展示してある「商品」は、ヴィトンのパッチもんとかだし。



さて。


実家に参ったのです。

今は無人の超ウルトラアンティークの家、一応、実家の総実家です。

「ワークライフバランス休暇」という、月一のムリヤリなホリデーが夫の会社でも施行され、

「ヒマだし行くべい」と言うので参りました。

なぜ行きたいのかと言うと、年一度の「お会式」バージョンの仏間を見たいということ。



「お会式」とは、様々なバージョンがあるそうですが、某仏教宗派の宗教行事です。

10月13日(旧暦)はこちらの宗派のゴッド・ファーザーの命日で、命日イブである12日からお題目をあげて法要を営みます。

田舎ですと旧暦の実際の日にち通り執り行いますので、11月12、13日がその日です。



ちなみに私は無宗教。

ポリシーではありません、単なる不勉強。

突っ込んで勉強したら結構興味深いのだろうな~とは思うのですが、ただでさえインプッター寄りの私。

これ以上、守備範囲を広げられません。



年に一度しかお目に掛からないこの方。




             "LONG TIME NO SEE~!!"


いや、一年振りどころか○○年振りだったというのが正直なところですが(不義理!オユルシアレ~)、ゴッド・ファーザーより受領せしこのお形見は、改めて拝見するとなかなかどうしての貫禄です。

この御方に頂いた棟札により、我家は700年以上も火事などの災害に遭わずに保たれている……、てことになっとります。




供えの膳ひとつひとつにも決まりがあり、




今年は新調されたという飾りの花にも決まった造り方があり、


供え付けをはじめ、すべて土地の方達に猛烈にお手伝いを頂き、出来上がっております。

それは、代々そうなっており、そのくせ私などは何が何だかわかっちゃおりません。

興味はあるものの、あまりに煩雑で膨大で、くじけてしまう。

由々しき事態であります。



こと「世襲」と聞くとなにやら古くて排他的な香りもいたしますが、案外と大事な思想なのだと、少し前にさる御方から伺いました。

世襲の場合、その時の長となった者が「よーし、自分が何かやったるぞぉっ!」と自らの実績を残そうと燃えるより寧ろ、「何をどう守り、伝えてゆこうか」と、物事をロングスパンで考えざるを得ないところがキモなのだと。

保存状態の良いもの(物体でも哲学でも)は、そうして守られているものが多いのだと。



もう嫁に出ちゃっておる私としては、細木数子的には「アンタにはもう関係無い!」ということになるのかもしれませんが、そんな話を聞いてしまうと、他人事のように思って寝っ転がっている気にもなれません。


「守り伝えてゆく」役目が決まっている者が、そのために必要なモチベーションを得られる仕組み作りができないかな、そんな風に関わることができないかなと、今更ながら学び足しています。


まぁ、いつものように浅いながらも……。






デザインについてエラソーに色々書きましたが……、

その間、デザイン週間の関連イベントの一環で、どこぞでパッケージデザインの歴史について語ったらしい夫が、肩を落として帰って来た。

いや、その前に携帯メールがあった。



件名: T▽T

本文: 今、家路。人のデザイン解説するのは超しんどかったー。



超訳すれば、「もうすぐ着くのでご飯」

しかし、いつになく本音っぽい文章なので「はて」と思っていたら、間もなく玄関からヘトヘト帰ってきた。



「だみだー、全然笑いが取れなかったー」



そういうキャラではない筈だ。

なので、そんなことを気にする必要は無い筈なのだが、近頃笑いを取ることでは天下一品のデザイナーさんと仕事をする機会が多かったせいか、知らず知らずのうちに影響を受けてしまっていたらしい。



「いいじゃん、笑いなんか。喋れなかったの?」

「喋った」

「内容は」

「ふつう」

「ダメではないんでしょ」

「ダメではない。でも、つまらなかったに違いない」

「でも、ウケ狙いは実地あるのみじゃない。次、頑張れば」

「うーん、過ぎたるは及ばざるが如しかー」








 ……久々の殺意が過りました。



「今、なんつった?」

「過ぎたるはぁ……、顔、怖い~」

「い・ま・な・ん・て・言っ・た・ん・で・す・かっ」

「ヒィ~ッ! 過ぎたるは及ばざるが如しっ」

「それは~、どういう意味~?」

「だからー、過ぎちゃったことはあー、仕方無いっていうかー」

「キィーッッッ! アンターッ!!!!! ソレヲイウナラ、フクスイボンニカエラズダーッッッッ!!!!!!!」




ということで、毎度このド阿呆さに激しく傷付く私。



「そういえば、この前の台風一過の晴天の日もハレバレした顔で、『台風イッカだったね~』
(何故か過去形)って青空見上げてたよねえ」


「わるいー?」


(絶対に「台風一家」だと思っているに違いない)



「そういえば、その前の前にも、新幹線でキレイな富士山見て感激して『フジサンて、やっぱりスゴいから『サン』付けなのかなーっ!』って、でっかい声で叫んだよねえ」

「すごいウケてたじゃん」

「こっ恥ずかしくて笑うしかなかったんじゃないかーっ!」








もっとキョーレツな語録は多々ありますが、自分の名誉も考えると書けません。


まったく。オーティーエール

笑いを取る以前に、正しい日本語の勉強をしやがれってことで。。。



 ※写真はイメージです。





天高く、デザインの秋。


お馴染みになって来た外苑での秋のイベント。

デザイン業界からほとんど足を洗っているものの、だからこそ、年に一度のこの祭典をすっぽかすことには微妙な罪悪感を覚え、今年もえっちらおっちら参ったのでありました。



『Design Tide in Tokyo』会場















全体的にコンセプチュアルな要素が高い作品も多く、公式サイトの開催概要に、”ほんとに必要なものだけを”と書かれてありましたが、それに対しては大きく「?!」




『100%design tokyo』には、知人のブースを見つけてパチリ。




こちらの会場は「NO PHOTO」とのことでしたが、「いいよ~」と許され一枚撮らせていただきました。

ミラノサローネなどにも出品し、幅広く活躍する人です。




目新しいモノを拝見するのはいつも楽しいことです。

一方、

デザイナーズウィークのテーマが「LOVE」で、「デザインを通じた『より良い暮らし』を訴求」なのだそうですが、ここまで大規模に溢れるモノモノモノの洪水を見ると、作って、買わせて、捨てる、のサイクルを強力に促すようにも感じてしまうこの企画は、果たしてコンセプトは正しく伝わっているのか、はたまた、そのコンセプトは本音なのかと、「素直に」疑いを持ちます(笑)。


環境だロハスだリサイクルだを謳った商品を山ほど見ました。

「リサイクルを考えることはいいけど、はなから捨てることを前提にモノ造りをしてリサイクルを語るのはどうか」

と連れが呟き、同感。

最初からしっかり良いものを作って長く使わせることが本当にあるべきデザイン活動だ、と気持ちは激しく思うけれど、そんな理想論を現実にするには、一度出来上がった経済のサイクルを壊す以外には、絶対に無理なのか。

もっと美しい、デザインのライフサイクル自体をデザインすることは絶対に無理なのか。






『JAPAN BRAND』のブースは、伝統工芸とモダンデザイン、最新技術が融合したような、安心して見られる風格を備えた商品が多かったように思います。

ここに来て尚、購買活動やデザインに対して物思う。

一生モノの漆の器を、どれだけの人が持っている? デザイン性の強い、案外飽きのくる食器を買い続ける人の数に対して。



今年は昨年と比べてスケール2倍!と聞いていましたが、たしかにメインブースの通路も広くなって、快適になりました。

ただ、JAPAN BRANDで見た数々の完成度の高い商品に対して、心もとない「作品」も相変わらず少なくなかった気がします。

アートというならまだしも、デザインを名乗りながらコンセプトだけを見せる様な展示に対しては、無邪気に「おもしろ~い」などと喜ぶどころか、もはや苛立ちを覚える私になってしまった。

商業デザインというものはやはり、志は勿論、高い技術と開発力があって初めて、イケルかどうかというものではないですか。

初心に戻ってみる姿勢は大切だと思いますが、それはお金を取って見せるものじゃない。

学祭じゃないんだから。



ところで、10月1日が「デザインの日」だったなんて、知りませんでした(恥)


1、通商産業省としては、昭和63年3月31日の省議決定に基づき、「'89デザインイヤー」運  動を強カに支援してきたところである。

2、「我が国が、快適で潤いのある国民生活を実現する上で、また、産業活動の高度化を 図る上  で、更には、文化の発展を図る上で、『デザイン』の視点はますます重要なものとなっている  ことが、「デザインイヤー」の活動を通じて確認された。

3、このよう観点から、通商産業省としてばテザイン奨励審議会が設置され、国民の幅広い見識を  踏まえた本格的なデザイン政策が開始された昭和34年10月1日を記念し、毎年10月1日  を「デザインの日」と定め、「デザイン」の重要性を考える機会を設けることにより、各分野  における国民のデザイン活動を一層強カに支援していくものとする。



お陰様でそこら中が「カッコイイ」もので溢れるようになったのでしょうか。

しかし、今のこの状態が恵まれた状態なのでしょうか。

デザインの啓蒙であるならば、「見てくれ」だけに終始しない多義的な「デザイン」の意味を広く説いて頂きたい気もします。






帰りがけに、とあるビルの、よく目にしている筈の照明が初めて目に入り、この少々古ぼけた塊がこの日見た照明デザインの中で一番イカしているのではないか?と、まじまじ見入ってしまいました。

わざわざ「デザインを見に行く行為」というものも、視点が変わって良いのかもしれませんが、そもそも「デザイン」なんてものはいつだってそこら中を埋め尽くしていることに気付き、もっとモノ選びに責任を持ち慎重になることこそが大切なのではないかなぁと、改めて思った今年のデザイナーズウィークでした。



勿論、全部自分に言い聞かせているのですが。

そして恐らく、来年も最終日に駆け込んだりするのだとは思うのですが……。



最近巷でよく耳にする ”QOL”

クオリティ・オブ・ライフとは、一般に、人の生活の質、すなわちある人がどれだけ人間らしい望み通りの生活を送ることが出来ているかを計るための尺度として働く概念であります。

Wikipedia より)



医学、医療に従事してきた父も、思えば私が子供の頃から、この「人が人としてどれだけその人の人生を全うできるか」ということについて、時折語っていたように思います。

医療の発展に伴って平均寿命が長くなり、当然のように生きている間に病気に罹る割合も増えてきたわけで、

「癌人口の割合が、○○年前と比べてこんなに増えているんですねーっ」

とは、保険の宣伝などでよく聞くセリフ。

それだけ聞くと、いかにも現代病かのように聞こえますが、そう来るなら「長生き」こそが現代病という風に聞こえなくもない。


勿論、家族や友人には長生きして頂き、共に末永く喜びを分かち合いたい。

でも、長生きによる弊害は、できることなら被らないでいただきたい。

QOLを保ちつつ医療行為としても有効な手段という都合の良いものの発展を、切に願います。



さて。

粋な集いをやってくれる友人が、平塚にクリニックを開業されたということで、お祝いがてらの内覧会に伺いました。


モダンな設備。







メタボ防止には話題の振動マシン「パワープレート」




落ち着いた空間、点滴ルームのようですが、「ここ、リフレとネイルにも良いわね~ドキドキとは美人美容皮膚科医




そしてまさに、QOL向上に理想的なデイサービス施設の設備あれこれ。






彼は、喋っているといつもおちゃらけていて、ふざけて自分を卑下したりしますが、会話のそこかしこにインテリジェンスの高さがバレバレに見え隠れしている人です。

(私に言われても嬉しくないでしょうが)

ついでに噂によると、内視鏡の技術は神業だそうです。

内視鏡が怖い方は、是非こちらへどうぞ。





ハクション大魔王みたいな聖磨先生、似てるっちゃ似てる(笑)

この絵、人柄がうまく表れているように感じます。


http://clinic-saito.jp

院長ブログもイイ感じ。


益々のご活躍で、粋なステキ男子に磨きをかけていっちゃって下さい。

そして私の老後もよろしゅうに。。。