パーティションとディスクを丸ごとバックアップ | 海の見える家

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努力して諦めなければ、必ず道があると信じて突き進みます。時を間違えなければ。頑張る時に頑張らなければ、努力は結実しないのです。

万が一の時に備えて、再インストールをしなくてもいいように、ディスク丸ごととパーティション丸ごと、それぞれ、イメージ・バックアップを取ることにした。

こうすれば、リカバリが楽になる。

Windows10がインストールされているPCのドライブは、次のようになっていた。

UEFI領域:そのディスクのパーティションを管理する起動領域(不可視属性)
Microsoft予約領域:これは一見無駄のように見えても消してはいけない。(不可視属性)
OS:Windows10(一般的にCドライブに相当)
DATA:データ領域(一般的にDドライブに相当)
少量の空き領域:リカバリーツールが入っていた(不可視属性)
メーカー製のOSリカバリー領域:(不可視属性)
少量の空き領域:これがGPTで管理されたディスクであることを示す重要な領域(不可視属性)

私が、今回、破壊してしまったのが、UEFI領域である。

再度検証のために、同じクローンツールを作って、そのパーティションを、外付けのハードディスクにパーティションのままコピーして、確認してみた。

クローンソフトが強制的にパーティションテーブルを旧式のMBRに変更していたので原理的に起動するはずがない。

マザーボードの設定を、UEFI起動でなく、BIOS起動しないと認識不能となってしまい、書き換えたくせに、ディスク先頭の起動領域にはMBRがなく、UEFIのままなので、OSの領域を見失っていた状態だった。

これでは、「スタートアップ修復」を何回試みても無駄だということも判った。

テクニカルの知識がなければ、リカバリした方が早い。
バックアップしていないデータは消えるけど、起動しないよりマシ。

2TBの外付けHDDで未使用領域を作るために、パーティションをリサイズした。

目的は、「正常なUEFI領域」と「予約領域」と「OSが入っている領域」のパーティションを各々1つずつのイメージファイルとしてではなく、そのままコピーしてバックアップすることである。

万が一、UEFI領域を破壊してしまった場合は、正常なものと置き換えて、Windows10の起動DVDディスクから起動し、インストールではなく、「このコンピュータを修復する」を選ぶことである。これものすごく大切。

それから一部メーカー製のPCは、SSDなどの交換の際に、暗号化されており、暗号化されたクローンを作っても正常に復号化できずに起動しない。

特に、ハイブリッドSSDのクローンは、UEFIやGPTに非対応のツールで作成すると、100%失敗して物理的に正常且つ接続されていても、GPartedといった特殊なツールでもBIOS起動しないと見えないようになり、通常のパーティションとして認識されなくなる。

私は、何も知らずに、やってはならないをやってしまったのである。

いい勉強になった。2度とやらない。