作曲の切っ掛けは初音ミクに感謝 | 海の見える家

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努力して諦めなければ、必ず道があると信じて突き進みます。時を間違えなければ。頑張る時に頑張らなければ、努力は結実しないのです。

最初は、店頭に並んでいた初音ミク(StudioOne3ArtistPiaProEdition(SO3PEと略します)がバンドルされていた)のパッケージを見て、「これさえあれば誰でも作曲できる」っぽいことが書いてあり、「んじゃ、曲を作ってみるか!」と買ってみて、よく調べると、StudioOneのグレード比較の中にある「StudioOne3Artist」と「SO3PE」は機能面で大きく制限されており、音源やエフェクトといった外部プラグインを読み込めないということと、Artist版の更に上位に位置するPro版へ差額を支払ってアップグレードできないという、とんでもないものでした。

パッケージを見て騙されない様にして下さい。

作曲は初心者の誰でもできるものではありません。
そこには、努力と技術とセンスが積み重なっているのです。
音楽の知識が全くないに等しい状態からでは何をしてよいか皆目見当が付きません。

「何も下地がない小学生に大学受験の問題を解いてみろ!」と言っているに等しいです。

私は幸い、逆境をバネにして起爆剤として音楽理論から入り、実技として叔父から少し指導をしてもらったくらいです。

ボーカロイドのパッケージを開封したものの、フィギュアと同等か、それ未満で捨てるには惜しいので本棚に飾っている人が、ほとんどだと思います。それほど、初音ミクのパッケージの裏面には、初心者の誰でも作曲できるという錯誤状態に容易に陥らせる悪魔の言葉が記されています。

確かに、「より本格的に作曲をされたい方には上位エディションの購入をお勧めします」と、ものすごく小さな字で書いてあります。実にいやらしいです。えげつない。でも、私に音楽の世界を切り開かせて興味を持たせて頂いたので感謝しています。

ですが、せめて、「音楽理論をかじったことのない方のご購入お断りします。もし購入されても後悔しますよ?」くらいは書いてほしいです。

初音ミクは、YAMAHAのボーカロイド
StudioOneを発売しているPresonusは、YAMAHAの子会社
そして、Cubaseを販売しているSteinbergもYAMAHAの子会社

全てYAMAHAの掌の上で飛んでいたのです。

どうしても内部音源だけでは物足りなくなり、外部音源を購入して読み込ませるために、StudioOne3Professionalを新規で購入しました。

手に入れて、しばらくしてから、StudioOne4Professionalが発売になったので、アップグレードしました。コードアナライザーを試したくてです。

その数か月後に、Cubase9.5が発売されてしばらく経過していたので、Cubaseも機能は出尽くしただろうと思い、丁度、その頃、別のDAWのPro版以上を所有していたら、Cubase9.5Proが割安で購入できるというクロスアップグレード・キャンペーンがあり、飛びつきました。

その数か月後、Cubase10の発売が発表されて、9.5からのアップグレード費用は、1万円必要とありました。

作曲が楽で解りやすいStudioOneばかりで、正直というか内心、Cubaseはほとんど使ってないので、無償でアップグレードさせてくれよと思いましたが、そこは個人の事情なので当然、無理でした。

Cubaseって、アップグレードする度にインターフェイスと操作性が大きく変更になるので、この際、Cubaseはアップグレードはしないでおこうかと思います。

取り合えず、購入したものを使いこなすことが先決かとも思いました。

世の中って甘くないですね。