先日、VSTプラグインというものがあるとお話ししました。VSTと一口に言っても、音源やエフェクトや分析などを拡張できるものなど多種多様で、無料で質の良いものから有料で超高品質なものまであります。
StudioOneでは、インターフェイスが、Pro3からPro4にアップグレードしても、別途購入したVSTプラグインの追加方法は同じでした。
と・こ・ろ・が!
Cubaseは、9.0AIと9.5Proを購入したので、メニューの大幅な変更があり、9.0であった「デバイス」というものがなくなり、調べたところ、「スタジオ」から「VSTマネージャー」を開き、開いたウィンドウのウィンドウの下部に「プラグイン情報」とあるので、その隣に歯車アイコンがあります。それをクリックするとインストール時に読み込まれたVSTフォルダが表示されます。追加するには「+」をクリックして、読み込ませたいVSTフォルダを指定します。最大で5個まで表示されません。これは仕様なのでしょうね。「追加してもしても、追加されないじゃん?」となって、焦りました。「もしかして認識するのはVST2のみだけ?んなバカな!?」と思って、そこを観察すると、薄い薄~~~~~~い「縦スクロールバー」が表示されています。確実に追加されているのです。
追加するVSTが少量でしたらリフレッシュしても大丈夫ですが、大量だとリフレッシュするとフリーズします。次回、Cubase起動時に初期化していますというのが延々と続きますが、認識プロセスなので仕方がありません。
ちなみにDAWを起動すると当然のことですが、DAWでの音を占有するので、解説動画を観ながら、DAWでの音の確認をしながら作業をするということが初期設定では出来ません。いわゆる、「排他モード」という設定をオンにしなければなりません。
StudioOneは簡単です。
Cubaseは10のメニューは恐らく9.5と同じだと思います。
9.0から9.5へアップグレードした際の大幅な変更に巻き添えをくらって、「スタジオ設定」というところから、「VSTオーディオシステム」を選択して、「バックグラウンド時はASIOデバイスを解放する」にチェックマークを入れると「排他モード」がオンになり、他で動画を観ながら作業することが可能になります。
大した意味もないのに、何で、こんな判りにくい変更したのかな・・・。