「福岡県出身の首相」と「今の日本の政治」 | 海の見える家

海の見える家

努力して諦めなければ、必ず道があると信じて突き進みます。時を間違えなければ。頑張る時に頑張らなければ、努力は結実しないのです。

広田弘毅氏
外交官・政治家。福岡市生れ。東大卒。玄洋社の一員。駐ソ大使。斎藤・岡田両内閣の外相。二‐二六事件後組閣。近衛内閣外相。第二次大戦後、文官では唯一のA級戦犯として絞首刑。(1878~1948)

この方が通われた大名小学校は、現在では、廃校になって、ベンチャー企業が安い賃料を支払って、オフィスを構えています。

広田弘毅さんが、首相になられた当時、私は、当然、産まれてもいないので、知る由もないですが、福岡から初の首相が出た!ということでお祭り騒ぎになったと、地元の自治会長とか地方史に詳しい方から教えて頂きました。

しかし、A級戦犯となったことから、日本史からも抹殺されかけていて、福岡市生まれの人でも、この方の存在を知らない人が多いのです。悲しいなと思います。

御前会議で、天皇陛下が指示したことを庇ったのです。

終始無言を貫いて、A級戦犯となったのです。

アメリカ軍の弁護士からも、「あなたは、文官なので、状況を証言すれば、罪は軽くなりますよ」と言われたにも係わらず、黙秘を続けたのです。

真実を話せば、最高指揮官である天皇陛下がA級戦犯となるからです。

ところがですよ・・・。

麻生太郎氏は、福岡出身の2人目の首相です。

この方が首相になっても、みんな、何も思わなかったばかりか、心配しました。
そして、予想は的中しました。まさか、漢字が読めないとは、呆れます。

麻生セメントや麻生ビジネス専門学校等、ほとんど財閥に近い多角経営をされています。

セメントは、戦後の復興の際に積極的に使われたので、ボロもうけしたでしょう。

この方は、記者からのインタビューに応じる時、核心を突かれると、全く関係のない政治の話をして、記者も悪いと思います。「なぁ!?そんなことも知らないでよく質問するね。君は。」とか「今、答えたでしょ?それが全てだよ。」と、観ていて腹が立って来るか、国民の皆さんは呆れているかのどちらかでしょう。「こんな人達がいるから」(都議会選挙での安倍首相)、若い人達だけでなく、ほとんどの国民が辟易して、無関心にならざるを得ないのではないでしょうか。

二階幹事長は、「朝から晩まで森加計ばかりだから、この辺で終わりにしましょう」って、おい!w 疑惑の中心に近い人物が言うセリフじゃないでしょ?w

自衛隊が、日本軍となっていれば、ほぼ間違い無くクーデターが起きているでしょう。

日本の政治は、それほどの異常事態なのです。

韓国の政府のWebサイトみたいに、国民からの提言や苦情を言えるシステムにすればいいのにと思って止みません。まぁ、結果がどうなるか判っているのでしないでしょうけどねw