昨日の記事で,Sleipnirのことを書きました。
実は,この作者の方,私の記憶では,仕様設計書とソースコードが入ったパソコンを盗まれたのです。
両方共に失うのは,ソフトウェア開発にとっては致命的な打撃です。
それを,ほぼゼロの状態から,再度構築するのは,並大抵の努力では済まないと思います。
既にビルドしてリリースしたソフトウェアを,リバースエンジニアリングによってソースコードレベルまで蘇らせたのかなと・・・。
これしか蘇らせる方法ってないですよね・・・。
しかも,ソフトウェアを開発した作者であるので,開発者自身が,リバースエンジニアリングをしたところで,著作権法に抵触しませんからね。
洗練されたソフトウェアであり,妥協を許さない作り込みに惚れているので,私は,Sleipnirを応援しています。
現在は,Fenrirという会社を立ち上げていらっしゃって,様々なソフトウェアの開発受注をされているようです。
企業方針から,デザインセンスに妥協を許さない素晴らしい会社だと見て取れます。
まさに夢のような会社だと思います。
日本に,このような企業があることを誇りに思います。