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中学生の時の修学旅行で、初日の夜、夕食が終わった後、友人の前で、消火器の上に腰を浮かせるようにほんの軽く座ったんですよ。
そしたら、立ち上がって、「しゅ~~~~」って音が聞こえるんです。ピンを抜いていないんですよ。そこまで、度胸はないですし、迷惑になるような馬鹿なことはしませんから・・・。
それで、ピンの位置を確認しようと、ピンを確かめたら、「カチッ」って軽い音がしたのです。
どうなったと思います?
ピンを抜かずして、消化剤が勢いよく噴出したんです。あり得ないでしょ?明らかに消火器が老朽化しているところに、追い打ちをかけるように、偶々、私が軽くタッチしたんです。
世の中、何が起こるか判りません。
私は、噴出している消化剤を止めようと必死になり、指で栓をしようと思ったのですが、無理でした。
消化剤が出終わった頃、先生達が集まってきて、事情を説明しました。この時、私は、幾ら軽くとはいえ、「消火器の上に座った」とは、とても言えませんでした。「『しゅ~~~』となっていたから、近づいたら、吹き出した。」と嘘をつきました。ホテル側と協議をした結果、実際に安全ピンは抜かれていないので、消火器の不良ということで一件落着だったのですが、先生達を巻き込んで、消化剤の拭き取り作業を、廊下の絨毯の上だったので、必死にした覚えがあります。大変、申し訳なかったと思いました。嘘をついてごめんなさいと心の中でお詫びしました。
そういえば、小学生の頃は、蛇口の取り付け口が緩んでいたのを、善意で、閉めようとして、間違って逆方向にして、勢いよく水道水が噴出したこともありました。散々ですよ。
教訓として、「消火器の上には座らない」「水道の緩んだ蛇口を善意でもいじらない」と学びました。
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鼻血編は、次回に・・・。ちなみに、同日の出来事です。