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へき地で発達凸凹育児

へき地に住むワーママが、小2男子と年中女子の育児、教育、乳幼児の発達支援のお仕事に悪戦苦闘中!

どんぐり倶楽部…それは、算数の文章題を、あえて式を使わずに絵図を使って解く、という独自の方法で「考える力」を養うという、糸山泰造先生の提唱する「無理なく無駄なく効果的な学習方法」。


糸山先生による大前提は、「思考を楽しめなくては人生を楽しめない。思考力養成とは人生を楽しむ力のことである。」ということ。
その思考力を育てる時期が、6~12歳の期間なのだそう。
12歳には人間的な判断力を含む思考力が完成するので(=思考の臨界期)、思考回路を作り上げていく6~9歳の間に、データ入力や反復ではなく、どれだけ具体物で思考回路を作ってきたか、が大切。一生に一度しかない思考回路の作成時期を邪魔してはいけない。
本当の学力(楽力)とは「人間らしい判断力を含む思考力」であり、教育は感味力(感じて味わう力)⇒視考力(文字・言葉・数字などの記号から視覚イメージを再現し、それを操作する力)⇒応用力⇒表現力と子供本来の自然な成長に合わせたものでなければならない。
読み書き計算を機械のようにスラスラこなすことを目的とした反復学習、パターン学習では「考えない習慣」「考えない頭」を作り出すだけで、単純作業によって思考回路が固定されてしまう。
知識や解法だけを教えて「できる」だけではダメ。未知の問題に対しても、楽しく工夫しながら取り組めるような力をつけなければ。


そのためには、
○子どもに「させてきた」ことからすべて解放し、自由に過ごさせること。
○テレビやゲームを制限する。
○小学3年生までは読ませるより読み聞かせ。
○良質な算数の文章題を週に1~2回だけやる。
○考えない学習から子どもを守る。(計算ドリルや漢字の書き取りなどの学校の宿題をやらせない、徹底反復・高速学習・大量暗記は厳禁)
○ゆっくり、ジックリ、ていねいに考えられるよう環境を整える。
どんぐり倶楽部で提供している「良質な算数の文章題」も解くことが目的ではなく、思考回路を作ることが目的。
○スピード養成は最後にすべし。


先生の著書には絶対学力―「9歳の壁」をどう突破していくか?という本もあるようですが、「9歳の壁」とは、発達心理学上での大きな転換期にあたる節目であり、学習面でも具体的な内容から抽象的な内容へと変化し、目で見てわかるものから思考力を問われるものへと変わっていくことで、壁に突き当たって勉強がわからなくなってしまうことを指すのだそう。
先生の体験でも、
計算ドリルは素早くできるのに、文章題になると出てくる数字でデタラメな四則演算をこねくり回し、わからない文章題では考えることを拒否する、そんな小学3~4年生に数多く出会ったことがキッカケとなり、単純な計算を反復していることで考える力が失われている…とどんぐり方式の開発につながったようです。



私の感想。
理念には共感できるところが多々あり、ぜひわが家の子どもにも“ゆっくりジックリていねいに”思考力を養ってほしいなぁ~、と思います。
でも、正直、宿題も親が代わりにやればいいとか、公文式や百マス計算を目の敵にするようなところとか、ちょっと極端かな…としり込みしてしまう

子育ては一度きりしかなく、どんぐり倶楽部だけでどんな子に育つか?わが子で実験する勇気は私にはありません。
自分の経験やほかにも見聞きした情報をもとに、最善と思える環境を整えてあげたい。
まぁ、こんなことを言うと「どんぐり問題だけやっていればいい、すべての子に効果的なのだから」と言われるのでしょうけれど…親が心から信頼してないのに、どうして子にそれだけをやらせることができるでしょうか。
わが家にはわが家なりの方法で、バランス良く心身ともに成長できる働きかけを模索し続けていくと思います。それがたとえ、糸山先生から見れば陳腐なことに見えるかもしれませんが、わが家にできる教育はそういう方法なんだと思うしかありません。
でも、できる範囲では糸山先生のおっしゃる環境設定に取り組んでみたいな、という気持ちはあります。
どんぐり倶楽部を知ったことで、ストップウォッチを片手に急かしながら計算ドリルをやるようなことは、私はないと思います。
親の焦りにまかせて先取りをしようとしたり、「わかる」ことよりも「できる」ことを目的に取り組ませることもないでしょう。
テレビやゲームを制限し、野山を体をめいっぱい動かして遊びまわる今の生活のスタイルでいいんだ、という自信も感じました。
まだまだあれがいいのでは?こういうふうにしてみようか?いろいろ心は揺れますが、親子とも心に余裕をもって、「ゆっくりジックリていねいに」学習に取り組めるようにしてあげたい
それは一つの羅針盤にしたいと思います。


とりあえず糸山先生の著書を読んでみた方がいいかな?
(1冊も読んでないヒト…
12歳までに「絶対学力」を育てる学習法―すべての教科に役立つ万能の思考力を伸ばす/草思社
子育てと教育の大原則/エクスナレッジ
絶対学力―「9歳の壁」をどう突破していくか?/文春ネスコ
新・絶対学力―視考力で子供は伸びる/文春ネスコ
糸山メソッド 絵で解く算数(低‾中学年版) (アエラキッズブック)/朝日新聞社


別に勉強を否定してるわけではないのよね。
糸山先生ご自身がこんな問題集も編著されていたり。
スーパーエリート問題集 さんすう 小学1年[新装版] (中学受験を目指す)/文英堂




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