男の子を伸ばす母親はここが違う! | へき地で発達凸凹育児

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へき地に住むワーママが、小2男子と年中女子の育児、教育、乳幼児の発達支援のお仕事に悪戦苦闘中!

こんな本ばっかり読んでいるとドツボにはまりそうな気がしないでもない今日この頃ですが…。何かにすがりたい気持ちなのでつい読んでしまうのです


この本の著者・松永暢史氏は、「教育環境設定コンサルタント」。
んー、その職業はよくわからないのですが、どうやら家庭教師のプロとして成果を上げ、受験のプロとしていろいろな教育法をあみだし、現在は教育相談事務所というのを主宰しているようです。
受験への考え方には賛否両論あるようですが、受験を成功させるための勉強ではなく、進学後に伸びる教育を与える…これは素直にそうだろうなと思える気がしました。


さて、この本を開いて、まずドカーンとくるのが「まえがき」

(以下、抜粋)
注目すべきなのが「オチンチン力」です。
オチンチン力とは、簡単に言えば、男の子のチョロチョロする能力のことです。余計なことをする力、とんでもないことを思いつく力、普通母親や学校の先生(とくに女性の場合)なら「落ち着きがない」「目立ちたがり」とみなしていると思います。しかし、オチンチン力こそが男の子の自主性、自立性、創造性、知性、行動力の源なのです。
~省略~
最近の男子の精彩のなさ、それは、そもそも彼らがそうあったからではなく、彼らがそうされたからそうなってしまっているのです。
少子高齢化社会の中での男子。われわれは、過剰な期待と必要以上の身の保全に気を取られ過ぎていると思います。そして、これこそがオチンチン力を減退させている原因です。



私が悩まされている、息子の短所?と思っているところは、もしやこの「オチンチン力」なのでは…
まぁ、それは単純に楽観視しすぎだとしても… 自分が女子だからこそ理解できない男の子のパワーというのはあるのかもしれないと気づかされる文章です。
確かに、私の弟も幼少時は母親をキリキリまいさせるほどのヤンチャぶりで、虫博士すぎて虫を取るために幼稚園を脱走したという逸話まで… (国立幼稚園です) その後も、オタクな遊びばかりを開発して一人トコトンのめり込むタイプで突っ走り(友達がいないわけではない)、そうはいっても国立小・中⇒公立高⇒国立大⇒一部上場企業就職⇒結婚、とその道のりを振り返ってしまえば意外と順調な人生で幸せそう。
やはり幼児期は落ち着きがないほどに自分の興味にまい進して遊びまくった方が、自立心や行動力が育つのかしらん?


本文全体は小学生くらいの男の子への接し方、勉強の進め方などについての意見が大半でしたが、ここでもヘェ~な一文も。

“男の子は自分で経験し、カラダで覚えない限り「その行為がどんな事態を招くか」を理解することができないという特性がある”
“女の子なら「大変な事態になる」と想像できれば行動に移すことはないが、男の子は経験しない限りそれをやってはいけないという結論を得られない。だから、男の子には失敗させることがとても重要”


確かに、いくら大人が先を見通して危険と思われることを「○○だからやらない方がいいよ」と言っても、やってしまうのが息子…
まったく、もうと思ってしまうのですが、そう言われれば自分で経験して成功or失敗することが大切なのも納得。
命の危険の可能性があることや他人に迷惑をかけること以外は、できる限り本人のやらせたいようにやらせ、無駄に止めずに見守るのも必要なことなんだな、とわかってはいたけれど最近実践できていなかった気がするので、改めて肝に銘じてみました


“文章力・読解力とは、すなわち「国語力」ですから「真の頭のよさとは国語力に裏づけられているもの」ということができる”
“「子どもが本格的に勉強を始めるのは十四歳からでいい。それまでは思い切り遊ぶべき」しかし、勉強と基礎となる力、その中でも文章を正しく読み、内容を理解し、そして自分の考えていることを的確に伝える文章をつくる国語力は押さえておくべき”


これも、昨今よく見かける主張ですね。
計算や漢字も重要だけれど、算数が得意になるためには計算だけではダメ、文章題を正しく理解できるためには国語力が必要、などなど…。
社会に出てから良好な人間関係を築いたり仕事を進めるうえでもコミュニケーション能力は必要、それにつながる基礎が国語力、というのは納得ですね。
わが家は絵本の読み聞かせをベースに幼児教育について考えていますが、それも私がコミュニケーション力、日本語力を重視しているから。これがあながち間違ってはいない、と言われているのは嬉しいことです。


男の子だけではなく子育てをする上で、特に学習の始まる小学生以上で考えるべき内容がいろいろと含まれていて参考になりましたが、やはり男性からの男の子考察は私にとっての息子の謎解明に役立つ情報があって面白いです
だからといって、すぐに息子への接し方を改善して息子の言動が劇的に良くなるとも思いませんが、少なくとも「男の子ってこういうもんなのね」と思えることで私自身にも余裕ができるし、「なんでこんなことするの?」「なんでこんなふうになっちゃうの?」「なんでこんなこともできないの?」というストレスは減ると思いますし、「息子にはこうあってほしい」という無駄な理想?期待?を押し付けずに済むので、その分息子のことをよーく観察して、息子のことをより理解して、息子に合った関わりを考えていくヒントにできそうです。
私も「男の子を伸ばす母親」になりたいな~



男の子を伸ばす母親は、ここが違う!/扶桑社



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