あの、カブトガニがお隣さん | Okinawa通信 ⇒ 伊都国つうしん

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2010年1月。30年以上住んだ東京から引越し、沖縄生活をスタート。
その沖縄に10年暮らし、『Okinawa通信』を書きました。
が、さらに、2019年10月末に、ここ、福岡市西区・糸島近くの
「伊都国(いとこく)」の地に。

伊都国つうしん 55

 

● わが家のごくごくご近所に、「生きている化石」 がいる ……。


   小学校の教科書だったか、中学の生物の時間だったのか、
   それは忘れましたが、確かに昔、カブトガニなる、
   なんともSF映画の怪物のモデルになっているような生き物がいる、
   ということは知りました。

 
   その後は何度かテレビなどで、
   天然記念物になっていて、昔は食用だったとか、血液が青いとか、
   医療分野でとても興味深い効力を発見されている、とか。

   そんな知識はあったものの、それもすっかり忘却の彼方でした。
 

が、なんと。
その 「生きている化石」 カブトガニが、わが家の本当に近く、
このブログでも何度か紹介しています 「今津湾」 の干潟に生息しているのです。


なんか、ずーっと忘れていた遥かな記憶が、いきなり目の前に現れた感じで、
ちょっとびっくり。

へぇ、そんな所に、私ら住んでいるのかぁ、と。


福岡市の地誌などの本を読んでいるときに、見つけた話です。




 

                 福岡市ホームページ中の福岡市の環境
                 「カブトガニの保全及び生息調査」 より。

                 産卵数の調査表。
                 この 「四所神社」 も 「瑞梅寺河口」 も
                 「江ノ口川河口」 もわが家のすぐ近く。
                 とくに 「江ノ口川」 は、
                 実際には運河だが、毎日のように通っている。




 

               なんとも奇妙で可愛いカタチ、カブトガニ。

               この裏側は、まさにSF映画の怪物の表情。

               (今津湾のカブトガニ 画像サイトより)



ちなみに、どこなのかをざっと地図で紹介しますと。



 

                2の番号の所が、「瑞梅寺川河口」。
                福岡豊栄会病院と書かれている所が、
                「江ノ口川河口」。
                下に書かれている 「横浜」 が
                わが家あたり。

                そして2の 瑞梅寺川河口の延長線上、
                直線で突き当たる場所に 「四所神社」 が。
                いずれも干潟で、
                カブトガニが生息しやすいようだ。




さらにちなみに、上のエリアが福岡の中の、どの辺かというと。




 

                福岡市の中心の港、博多湾のずっと西側に、
                今津湾がある。
                その今津湾の中でもさらに西、という位置。





沖縄からここ福岡市に越してきたとき、
古代から始まる日本の歴史の、まさに歴史そのものの地に居るんだ、と、


ほぼ明治時代から歴史が始まると言っていい、北海道で生まれた私は、感慨深い想いでした。

が、
なんとすぐそばに、2億年以上前から生きている生物が棲んでいる、なんて。
ですよね。





 

             わが家前の柿の木。
             まだ青く小さいけれど、律義に今年も、
             たくさんの実をつけている。
             昨年は台風にやられ、収穫できたのは3個。
             今年はどうなるだろうか。