沖縄の 「山城牛」 というヤツ | Okinawa通信 ⇒ 伊都国つうしん

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2010年1月。30年以上住んだ東京から引越し、沖縄生活をスタート。
その沖縄に10年暮らし、『Okinawa通信』を書きました。
が、さらに、2019年10月末に、ここ、福岡市西区・糸島近くの
「伊都国(いとこく)」の地に。

 

Okinawa通信575

 


● 沖縄のブランド牛の中に、「山城(やましろ)牛」 というのがあるのを初めて知りました。


   沖縄の牛肉といえば、「石垣牛」 が有名です。
   もちろん肉質の良さもそうですが、実はいずれ神戸牛や松阪牛などになるために出荷される
   幼牛としても知られています。
 
 

以前も書きましたが、沖縄は、牛肉に限らず、豚肉、鶏肉など、肉がとてもおいしいし、
内地とくらべてずいぶん値段が手頃なところ、肉好きにはうれしい土地です。


(とはいえ値段のこともあり) どちらかといえば豚肉を食べることが多いのですが、
ときどきはサーロインやリブロースなど県産の牛肉を安く手に入れ、自分で焼いて食べています。

 

そんな時に目にする、ただ単に 「県産牛」 ではなく、ブランド名がついた牛肉としては、
「石垣牛」 のほか 「うるま牛」 (うるま市はわが街沖縄市の東隣) とか
「もとぶ牛」 (もとぶ(本部)は美ら海水族館がある北部) などですが、

 

どうでしょう、石垣牛のほかは、名前は全国区にはなっていないのではないでしょうか。

 

 

そんな中で、今日(4月1日) 「山城牛」 なるものがあることを知った、というわけです。

 

ナミさんが、ちゃんぷるー市場の駐車場で出店販売しているのを見、買ってきました。
なんでも普段は、「リウボウ」 (那覇にある沖縄唯一のデパート) に入れている牛肉、だそうです。

 

 

 

 

                   撮っても仕方ない写真だけど、
                   とりあえず証拠写真として(笑)。

 

                   山城牛 焼肉用 400g 3300円
                   山城牛 切り落とし 200g 1200円
                   山城牛ハンバーグ 2個入り 900円

                   買わなかったけど
                   山城牛 ステーキ用 200g 3300円

 

                   値段は、沖縄としては結構高いと思う。

 

 

 

で、「山城牛」 っていったい、どんな肉? 有名なの? ……… と、ネット検索してみたら。
ウィキペディアには、ありませんでしたね。


「食肉用語大辞典」 というサイトがあり、そこに載っていました。

 

  【銘柄】 山城牛
  【産出国】 日本
  【都道府県】 沖縄県
  【品種】 黒毛和種

  【特徴】
   沖縄県産和牛では超一級ブランド。
   肉のランクで最高級のAー5等級を堂々与えられる日本でも有数の黒毛和牛です。
   舌の上でとろけるお肉は一度食べたら病みつきになる。


………と書いてある。 すごい。
ちなみに………と、石垣牛も見てみたら。

 

  【特徴】
   元々、石垣牛は本州の松阪や神戸等に子牛として売られていました。
   ですからその肉質はお墨付きと言ってもいいでしょう。
   沖縄サミットでこの牛肉を食したクリントン大統領も絶賛した逸品。
   ヒレ肉は脂分が少なく、サーロインはサシがかなり充実している。
   

 

どうです? 特徴を比べてみたら、「山城牛」 のほうが断然、上という感じがしませんか。


さっそく本日の昼食に、2個900円のハンバーグを作ってもらい、いただきました。

 

 

 

                      山城牛のハンバーグ。

                      大きさはそんなにないけれど、

                      久しぶりにしっかり肉の味がする
                      そしてみっちりと身が詰まった
                      噛むごとに味が口の中で広がる、
                      うまいハンバーグだった。

 

 

 

ちゃんぷるー市場で、毎週金曜日に出店しているとのこと。
う~む、 とってもうれしいやら、  ちょっと悩ましいやら ……… (笑)。