Okinawa通信201
●私が飲む泡盛の量は、東京時代とは比べものにならないほど増えているのですが ……。
しかし、全体から見ると泡盛が飲まれる量はずいぶん減ってきているようです。
沖縄の酒、といえば、ま、オリオンもありますが、やはり泡盛でしょう。こちらでは 「しま酒」 とか 「しまぁ」 と呼んでます。
つい数日前、沖縄タイムスのネット版をのぞいてみたら、
「泡盛ブーム「終息」 生産出荷7年連続減」 というスレッドがありました。
記事によりますと、
沖縄県酒造組合連合会が発表した2011年の琉球泡盛(度数30°換算)の生産・出荷量が、7年連続で減少している。
生産量が前年比11.3%減の2万605キロリットル。出荷量が3.9%減の2万1311キロリットルとのこと。
出荷量のうち、県内向けは3.2%減で、県外向けが7.9%減。
ピークは、2004年だったそうで、そのときと比べると、出荷量全体で23%減。県外向けは48.1%減と大幅に減少している。
沖縄県の酒造組合連合会では
「泡盛を含む焼酎ブームが完全に終焉し、減少傾向に入っている。若者のアルコール離れや飲酒運転防止にかかる社会的要請など酒類全体も厳しく、減少に歯止めをかけられない状況」と説明している。
この2万キロリットルという量、ピンとこない ……。
ネットで他の酒の生産量などを調べてみたが、なかなかヒットしない。
ちなみにウィキペディアによると、
ちょうど泡盛のピークだったという2004年の、ウイスキーの日本国内販売量が8万7500キロリットルと書いてあった。
出荷量と販売量のちがいはあるけれど、
アルコール度数 30°の泡盛と、40°余りのウイスキーの量的な差でみると、こんなもんかなぁと納得できる気がする。
また焼酎は ……と見てみたら、
鹿児島県酒造組合が、2010年の鹿児島県産の焼酎生産量が13.3%減で、17万300キロリットルと発表している。
統計が1年ちがいだけれど、沖縄県産の泡盛が2万605キロリットルで、鹿児島県産の焼酎が17万300キロリットル。
この大きな差にはちょっと驚いた。このほか九州各県で焼酎が造られているわけだから、相当の差でしょう。
これを見て、全国区の焼酎に対して、泡盛は名は知られているけどまだまだローカルだったんだなぁと思ったしだい。
私は、もちろん本格焼酎も好きですが、透明なスピリッツ系の酒の中では、
泡盛は (とくに古酒クースは)、香りもコクもある、とてもいい酒だと思っています。
しかし酒は、ウイスキーであろうがビールであろうが日本酒であろうがワインであろうが、1つ2つのあるブランドの量が増えることがあっても、全体としては、もう、増えることはあり得ないでしょうね、日本では。
若者の人口が減っている構造的なものだし、さらにその若者が以前と比べて酒を飲まなくなっていますから。
沖縄ではどうだろう ……。
出生率が全国1位で、子どもがとっても多い沖縄、
調べてみると14歳以下の人口比率も17.8%と、これまた全国1位で高い沖縄だから、
そして酒好きの県民性だから、
県内での泡盛の販売量は、これからもあまり落ちないかもしれない (笑)。
問題は、県外向けかなぁ ……。 おいしい古酒 (クース)がもう少し安くなれば好きな人も増えるのでは、と思うのですが。
今年も漬けています
「パッションフルーツしまぁ」。
まだちょっと高かったですが、
ちゃんぷるー市場に出た
パッションフルーツをさっそく買い、
しわしわになるのを待って果実を漬けました。
ちょっと見、オタマジャクシのよう。
これで3日目。
もう1週間ほど漬け込んで漉します。
安い泡盛が、たまらなくうまい
しまぁ~に変わります。
ちなみにとなりは、
先日食べたパイナップルのヘタ。
これから根が少し出るのを待って、
わが家の畑に植え付ける予定。
● 「Okinawa通信」 も200回を超えました。
ブログを始めて丸2年ちょっと。速いものですね。今回が201です。
もっとも、いくつか番外編があったので、もう少し多いのですが、よく続いたなというのが実感。
ありがとうございます。
以前よりもウチナンチューたちとも親しくなってきたし、地元の人間との面白い話を話題にできればなぁと思っています。
なんとかこれまでどおり、週2回のペースで、とは思ってますが、どうなることやら……。
100~200までの間で、最もインパクトのあった(笑)写真を、もう一度。
今後ともよろしくおつき合いください。
やはり、何度見ても吹き出します。
このPOP、いまだに貼ってあります。
詳しくは
Okinawa通信166

