Okinawa通信162
●先週土曜日(12日) 沖縄南部にある、鍾乳洞を利用したライブコンサートに行きました。
coba が主催し、押尾コータローと沖仁がゲスト出演する、というライブでした。
アコーディオン奏者のcoba、今年がデビュー20年目だと本人が言ってましたが、
彼のデビューアルバムと2枚目のアルバムを、私は持ってます。
まだ、CDには小林靖宏という名が書かれている。
coba と名乗り始め (順序はわかりませんが)、金髪になり、ボーダーシャツを着るようになった頃には、
あまり興味を持たなくなりました。スタイルがイヤというより、たぶん飽きたんだと思う。
でもたまに、そのCDを聞いてみたりもしてましたが。
彼は、沖縄の鍾乳洞でコンサートをやり始めてから、今度で3回目だそうです。
押尾コータロー。
天才ギタリストだと思う。 とても1台のギターから出ているとは思えない、すごい音を出します。
彼のCD、DVDも、持ってまして、実は、今回は彼が目当てでした。
CDだけだと、音は素晴らしいのですが、正直にいいますと、彼の曲は……どうも飽きてしまう……私には。
でも、あの、超絶テクニックはやはり目で見て、楽しみたい。
実はこの夏、沖縄市のコザミュージックタウンで彼のコンサートがあったのですが、
それを知ったのは、このブログにも書きましたが、同じ日の夜のビーチパーティに誘われ行く約束をした後でした。
で、ナミさんが一人で行ってきて、よかったよかったと言ってました。
そのときに、この日のライブの話を聞き、今度は ……とチケットを買ったのです。
沖 仁 (おきじん)。 フラメンコギター奏者。
2000年にデビューしていろいろ活躍している人、らしいけれど、私は知らないミュージシャンでした。
彼は昨年、スペインのフラメンコギター国際コンクール国際部門で、日本人初の優勝をした人とのことです。
で。
コンサート会場は、沖縄南部の南城 (なんじょう) 市、となりの八重瀬 (やえせ) 町に近い所。
そこに、沖縄の観光名所のひとつになっている、玉泉洞 (ぎょくせんどう) という鍾乳洞があります。
なんでも、鍾乳洞の長さでは国内第7位だそう。
その玉泉洞のすぐそばに、日本人のルーツともされている港川人 (みなとがわじん) の住居跡だとか、
巨大なガジュマルだとか、自然が残っているエリアがあり、それを 「ガンガラーの谷」 と呼んでいるそうです。
そのガンガラーの谷の中に、鍾乳洞をそのまま利用し、普段はカフェにしている場所があり、
そこにステージを作って、ライブ会場にしているのです。
行く前に、一応、ネットで調べてみてはいましたが、
いったい、どんな場所なんだろう?
アコーディオンとギター2人、それも押尾コータローの超テクギターと、フラメンコ ……どんなセッションになるんだろう??
………と、思いつつ、
場所が八重瀬町に近いので、じゃあ、ついでに (以前ブログでも紹介しました) 八風畑の黒糖プリンを食べたり、
南部の海岸、百名ビーチを散歩してみたり ………と、早めに行こう、と出かけたのでした。
ナミさんと、またいつものように、家族同然のSちゃんと。
(その途中の話は、次の機会に)。
● さて。コンサート会場では …… 雨カッパの販売? ……。
開場5時半、私たちはその一時間前についたのですが、すでに行列ができいます。
ちょっと驚きましたが、並んでみると、周りの言葉から、内地からこのコンサートにやってきたナイチャーたちが多い。
ほかに、ファンクラブ用の列も用意されていて、きっと追っかけもいるんでしょうねえ。
で、列に並んでいると、
「会場は、鍾乳洞となっています。 数日前の大雨の影響で、鍾乳石からポタポタと滴が落ちてきます。
雨具を用意されていない方のために、雨カッパを100円で用意しております」
…………ええっ?と思いましたが、あまり何度も何度も案内するし、それも人によっては
「必ず、ポタポタと落ちてきます」 というふうに、「必ず」 を入れての案内もある………
さらに、並んでいる人の中には (きっとここに来ているんでしょう) すでに雨具を着込んでいる人もいる……
ということで、私らも、その雨カッパを買いました。
開場時間になって、ふだんはカフェというその会場に向かうと、いやあ、驚き。
格好いいの。
上からは、鍾乳石が垂れ下がり、大きな洞窟になっています。
5時半だと、いままだ沖縄では薄暮の時間です。
薄暗い空間が、降りていく私たちを包み込むような作りになっている。
その突き当たりにステージが作られ、その上にはビニールが張られて、滴よけ。
ホールには、会議用の、あの折りたたみ椅子がずらりと並べられている。
たぶん音響的にも、いいんだろう、と思う。
そして、観客は、ビニールシートが張られたステージを見るわけだけれど、
ミュージシャンは、反対の視点から鍾乳洞の空間と大勢の人とを見ているわけで、
壮観さでいえば、絶対、ミュージシャン側からのほうが、すばらしいはず ……。
だから、cobaも、押尾コータローも、沖仁も、最初から、乗りがすごかった。
つねに上からは、ポタポタと滴が落ちてくる中で、
最初にcobaのソロが2曲。
次に、押尾コータローで出てきて、ソロ1曲。2人でそれぞれの曲をコラボ。
いったん押尾コータローが引っ込み、沖仁が出てくる。
沖仁のソロが1曲。そしてcobaと沖仁のコラボが2曲。
そのあとまた押尾コータローが出てきて、3人で2曲。
今度は、押尾コータローと沖仁のギターだけで、コラボ2曲。
最後に、3人で一緒に、2曲。
アンコールが、2曲。
メンバーは、彼ら3人のほかに、ドラムが一人。 このドラム、なっかなか良かった。
6時から始まって、休憩なしで、2時間半。
なかなか、貴重な体験、いいライブでした。
目当ての押尾コータローの超絶テクニックは、残念ながら、ソロの最初のほうくらいだけで、
それほど楽しめなかったのがとても残念。
今度、沖縄に来たときには、ぜひまた見たいと思いました。
しかし収穫は、沖仁 (おきじん)。
フラメンコギターは、むかし、レコードも持っていたし、嫌いではないのだけれど、
聞いていると、やはり、どうも飽きる ……… 私なんですが、
初めて、彼のすごい音を聞いて、しびれました、感動しましたねえ。
CD、買わないけど、ツタヤで借りて、コピーしよっと (笑)。
ガンガーラの谷の、ライブ。
そして、出演した3人。
アコーディオンのcoba。
ギタリストの押尾コータロー。
フラメンコギターの沖仁。
途中、関西ノリのお笑いトークも含め
休憩なしの2時間半。
5000円は、安かったと思う。
(写真はガンガラーの谷サイトより)
ニヘデビール。
会場で並んでいるときに買った。
沖縄の方言で 「ありがとう」 を
「にふぇーでーびる」 というらしい。
それをそのまま
「ニヘデビール」 にしたようです。
沖縄の地ビール。
ソフトとハードの2タイプ。
賞も獲っているようです。
味は……まあままだけど、
私のビールのほうが、
断然うまい(笑)。
鍾乳洞の会場。
席についてから
エントランスに向けて撮った。
(写真はSちゃんのもの。下も)
ステージ。
上には滴よけのシート (笑)。
全体、とってもチープな感じが、またよい(笑)。
ステージ右に階段があり上に窓らしきもの。
まだ薄明るい外が見えますが、
そこに、たくさんの小さいコウモリが飛んでいた。
そのコウモリが飛ぶ横を、coba が降りて登場した。
公演中は撮影禁止なので、
ライブの模様はなし……残念ながら。




