170人の阿波地区のその後。 | Okinawa通信 ⇒ 伊都国つうしん

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2010年1月。30年以上住んだ東京から引越し、沖縄生活をスタート。
その沖縄に10年暮らし、『Okinawa通信』を書きました。
が、さらに、2019年10月末に、ここ、福岡市西区・糸島近くの
「伊都国(いとこく)」の地に。

Okinawa通信119



●再び地区民総会が開かれ、普天間基地移設先として、名乗りを上げることになりました。


 ま、やはり、可能性は、ゼロでしょうけど。



ちょっと前の 「Okinawa通信114」 で書きました、国頭村 (くにがみそん) 阿波 (あは) 地区の話の続編です。


一部の地区役員などが、地域優遇を条件に移転先として手をあげ、
地区総会で賛成を得て、一気に政府に持ち込もうとしたところ、
住民の反対に出くわし、結論持ち越しで、6月にまた総会を開く …… としていたもの。


結論からいいますと、
賛成多数で、阿波地区として、名乗りを上げることを可決しました。


先月、この 「阿波案」 が浮上したとき、ほとんど沖縄エリアだけの話題でしたが、
さすがにこの 「阿波案可決」 の情報は、翌日(11日)の新聞、ヤフーのスレッドにも立って、
全国区のニュースになってましたね。


でも、その細かい実情は、やはりローカルのニュースでなければ、伝わらないでしょう。
以下は、沖縄タイムスのサイトからです。



・総会の冒頭、推進派の地区長が読み上げたのは、
「阿波案」 の内容ではなく、阿波案の条件となる国への要望書だった。


それは、「一世帯ごとに均等一時金として生活支援金を寄付すること (一千万円)」
     「空港建設に伴う雇用には地元住民を優先すること (国家公務員に準ずる)」
     など、集まった区民に “アメ” をちらつかせた。


・投票で問われたのは、実は 「安波案」 に賛成反対ではなく、
「受け入れに向けて政府と交渉することに賛成か反対か」 という (あいまいな) 内容だった。


・約 170人の住民のうち、総会での投票者数は、125。
 賛成が 75、反対が 50だった。
 ただし125人のうち、委任状が 37票で、そのそのほとんどが賛成だったことにも疑念の目が向けられている。


・賛成者の声
「お金がなくては何もできない。お金がないと命も守れない時代。畑をする若者もいないのに、
 今後土地だけ残しても意味がない。有効活用して、財産を子どもたちに残すことが大事だ」


・反対者の声
「自分たちで要求しているだけで国は反応していないのに、目の前に札束があるような説明だった」
「時間も情報も与えられず、議論もできなかった。賛成が多いのは補償に目がくらんだからだ」
「議論も足りないし、小さな区で大きな問題を決められない」


・推進派のリーダーの一人、国頭村の前村長は
「民主主義なので多数を尊重し、政府と交渉する」 と近く、正式に安波案を提出する考えを示した。


・なぜ急ぐのか。
21日予定の日米安全保障協議委員会 (2プラス2) のテーブルに載せ、
見返りの振興策を、年末策定のポスト沖縄振興計画に盛り込ませたい、というねらいがある。


・推進派が、たよりとしている沖縄県選出の国会議員、下地幹郎氏 (国民新党の幹事長)は、
 「安波区の声をはっきり示し、地元の方々が賛成と言ったことが大きい。 ……… (安波は)新しい移設先の候補地になり得る」
 といっている。


………ちなみに、その3日後、


阿波地区が属する、国頭村 (くにがみそん) の村議会は、この 「阿波案」 の凍結を賛成多数で採決。
政府との交渉推進を凍結するよう求める声明を発表した。


ハトヤマが、ぐじゃぐじゃにして放りだした、この普天間基地移設問題。
解決する人間が、登場するのだろうか………。



これを書いているいま、
相変わらず、わが家の上空をステルス戦闘機が飛び、鋭いジェット音が聞こえます。

(なんでも最近、岩国からも訓練に来ているとか)


そして、昨年同様、
連日、30℃前後なのに、「おいも、おいも、おいも~~いしや~きいも~~」 と、
石焼きいものテープも流れます。


ふっしぎな空間 ………。



Okinawa通信-阿波新聞


                  阿波地区総会で、可決を知らせる新聞。
                  国頭村の阿波地区には、行ったことがないが、
                  おそらく以前行った、名護市辺野古よりは、
                  もっともっと過疎地区なんだろう。

                  写真を拡大して見ていただければ、

                  阿波と辺野古の位置関係がよくわかると思う。




●ところで、フウセンカズラ。



ナミさんがヨガスタジオ用に、ときどき買ってくる切り花。
この間、フウセンカズラでした。


私は、初めて見る、不思議な花? いや、調べてみたら果実です。
まさに風船のようにふくらんだ実が、枝に連なっていました。


それはそれで、可愛らしく飾っていたのですが、
話題にする気になったのは、
その果実が緑色からだんだん茶色に変色し、
風船の大きさもしぼんで枯れかけたとき、中から、種が見えてきて、
それがまた、なんとも不思議で可愛らしいから、なのでした。


ちなみに、私が知らなかっただけで、東京でもあったようですね。
いま、ゴーヤと同じように、家庭の壁面緑化のための植物として、重宝されているらしいですね。


でもここ沖縄では、
一般の家庭では、ほとんど見ないと思います………。



Okinawa通信-風船葛


                      フウセンカズラ。

                      すでにもう枯れかけています。

                      写真に撮ったのは、こんなもの、という形を見せたかったから。

                      本当は、下の種を見てほしかった。

                      しかも、ピンが、フウセンカズラではなく、

                      向こうの本に合っている。失礼。


Okinawa通信-風船種


                      フウセンカズラの種。
                      緑色だった風船が、茶色になり、
                      カサカサとしぼんだ後、裂け目ができます。
                      そして、中から、こんな種が……。


                      種、ひとつひとつに、
                      綿毛がついていて、それが日ごとにふくらみ、
                      ついてはじけて、飛んでいくんですねえ……。
                      左の種のほうが、綿毛が大きくなってます。