Okinawa通信 41
●お世話になってます、図書館。
沖縄に引越してくるとき、仕事の資料も含めて家にあった本のほとんどを処分しました。
何軒かネットで探した中の、“高値買入”の古本屋(ダンボール・送料無料)に、40箱余り出しました。
最後に詰めたダンボールにずいぶん空きがあったので、
もう聴かないだろうCDをたぶん100枚くらい詰めて送りました。
翌日か翌々日にメールで精算した結果が送られてきました。
正確には忘れましたが、3万円弱だったと思います。
それも、最後に詰めたCD分が2万円ちょっとで、本は全部で7~8千円程度。笑えました。
雑誌は引取らないとのことだったので、
おそらくダンボールにしたら20箱分くらいの雑誌は、すべて資源ゴミで処分。
そうやって、おそらく1/10以下になった本たちを連れて、沖縄に来たわけです。
東京での生活、最後の2~3年は、もう本を増やしたくなかったので、
読みたいなと思った本は、図書館で借り、読後、どうしても持っていたくなった本だけ購入してました。
家のすぐ近くに、都立中央図書館があったのですが、そこはさすがに素晴らしく充実しているものの、
館内閲覧のみで、貸出しはダメ。
なので、私は、地下鉄で3つ先の中目黒駅前図書館を利用してました。
そんなこともあり、
こちらに移り住んですぐに、図書館をさがし、登録しています。
沖縄市の図書館は、1か所。
独立した建物ではなく、沖縄市文化センターというビルの2階。
3階は郷土博物館、4階は芸能館となっている。(1階は何なのかわからず)
規模としては、どうなんだろう。
考えてみれば、東京のほか、高校までいた小樽市の図書館、
京都市の図書館(……あれっ、行ったっけ? シチュエーションが思い出せない……勉強してなかったからなぁ)以外は、
ほかの都市の図書館に入ったことがないので、比較できない。
感触として、まあまあ、なのかな。
で、登録後は、
ネットで、本の検索、予約ができる (ただし開架本棚にある場合はネット予約はできない)。
予約本が確保できたときは、メールではなく、直接電話で連絡してくれる。
移動図書館がある。
これ、わが家近くのコープ(生協スーパー)の駐車場に、月2回来てくれる。
たまたま買い物にいって出会い、なんとなくそこで借りた、
今野敏という作家 (知らなかった) の警察小説に、どっぷりはまり、
5月、6月、7月は、図書館に在庫のあるほとんどの本を借りて読みました。
で、蔵書ですが、
これは、東京の図書館と比べることじたい無理ですけど、
やはり、気になった本(旧本)、読んでみたいと思った本(新刊)とも、
検索して、「ない」 という場合が多いですね。
●でも、当然ですが、リクエストもできます。
ない場合は、ネットではなく、直接図書館に出向き、
リクエスト票に記載して出します。
実は、4月下旬に、3冊リクエストしました。
どうだろう、買ってくれるのかなぁ、と思いつつ待ってましたが、
5月、6月、7月になっても、音沙汰なし……。
ダメなのか……と思っていた7月下旬から、1冊、また1冊と、本が確保できましたの電話をもらいました。
結局、8月初めに、最後の1冊も届き、無事、3冊とも借りて読むことができました。
買ってくれたんですねぇ。
ちなみに、その3冊は、
・『文芸春秋にみる 坂本龍馬と幕末維新』
大正時代に創刊され続いている雑誌・文藝春秋に掲載された記事集。
私の祖父さんが龍馬を殺した、とか、勝海舟の三男の嫁(アメリカ人なんですね)が書いた海舟はじめ明治の要人
たちの印象とか、西郷隆盛の孫が書いた西郷像とか、結構、面白かった。
・『甘い生活』
週刊プレイボーイ、月刊プレイボーイなどの、名編集長といわれた島地勝彦の、
集英社引退後のエッセイ集。 抱腹絶倒あり、ホロリあり、で、これも面白かった。
・『わが記者会見のノウハウ』
初代内閣安全保障室長、まさに警察キャリア、佐々淳行が書いた、実例つき、予防ノウハウつき、
危機管理のためのインタビューの秘訣。 なるほどね、企業、政治家のトップたちが、言葉で、言葉の使い方で、
TPOで、みんな失敗してる……がわかる。 ま、これも。
いずれも、買うつもりはないけど、読んでみたい……、の本でした。
沖縄市の図書館。
実は今日(8月10日)も、午後2時頃、本を返却に行ってきましたが、
さすが夏休みで、子どもたちがわんさか、おりました。
ついでに本を漁って、4冊ほど、また借りてきました。
●さらに、ちなみに。
最後の1冊を受け取りに行ったとき、さらにまた3冊、新たに、リクエストをしました。
で、その2日後に、電話。
(もう、届いたのかな? いや、たぶんこれは買えません……という断りかな?) と思いました。
ところが、
「リクエストいただいた、輝ける文士たち、ですが、当館にはなく、調べたのですが、
県内の図書館にもないため、国会図書館か、県外の図書館から借りるようになります」
『輝ける文士たち』は、これも文藝春秋に掲載された戦後の作家290人あまりの写真集です。
6000円と高額な本だから、もしかして購入できない規定なのか、
あるいは予算が足りなかったのかな…… と思いつつ、
次の言葉を待ちました……。
「確認してみますが、県外だとおそらくもっとも近い、九州からになると思います」
「はあ……」 (まだ電話の意図がわからない)
「それで、お電話しましたのは、どちらから借りたほうがよいか、ということなのです」
「ええっ? …… といいますと ……」 (私が決めるんですかぁ???)
「国会図書館から借りた場合ですと、貸出しはできずに、館内で閲覧してもらうかたちになります」
「あぁ、なるほど……」
「九州から借りた場合ですと、従来どおりに貸出しができますが……」
当然ですが、私は、こう答えました。
「やはり、貸出しできたほうが、ありがたいです」
「そうですか、分かりました。では、九州の図書館に確認して、確保できましたらまたご連絡します」
「わざわざ、ありがとうございました」
「いえ、こちらこそ、ありがとうございました」
で、電話は切れました。
…… (ま、答えは予測できたとしても、マニュアルどおりに、確認してきたのかなぁ) と思い、
…… (あ、もしかして、国会図書館から借りたほうが、確かだし待ってもらう時間も短いよ、
九州の図書館からだと、いろいろ確認とかあるしいつ届くか不明なところもあるから…
借りられないけど早く見たいのだったら、そのほうがいいと言うかも、というふうに
考えてくれたのかなぁ) とも思い 、、、、
とても親切に電話してくれたのだと思います。
なかなか読めなかった、図書館からの電話でした。
●沖縄の夏(5)。
ナミさんが、月2回通っているマクロビオテック料理教室の、いわばホームワーク編として、
7月の初めだったかに、梅干用の、梅をもって帰ってきました。
それを漬ける道具 (容器と重石) を買い(わされ)、
しその葉を買い(わされ)、
さらに、その後、天日干しするための網つきザルを買い(わされ)ました。
そして、8月に入り、天候不順でなかなか晴れが続かない今年の沖縄の夏の中、
たまたま3日間、続けて晴れた日に (私もずっと家にいました)、干しました (夜は家の中で)。
ほどよい色、いい感じのしぼみ具合になった梅干しを、瓶詰め。
試しに、一個、食べてみましたら、すっぱ! しょっぱ! でしたが、味わいもありました。
楽しみ。
梅干し。
塩をし、重石で漬け、赤しその葉を入れて冷蔵庫保存など、約1か月だったか。
赤い梅酢ができ、梅じたいも、ほどよい色に。
それを、最低、3日3晩、干す。
夜、家の中に入れると、梅のいい匂いがただよう。
梅干の瓶詰め。
適当な入れ物が、この瓶だったので瓶詰め。
梅干づくりが初めてのナミさん、ニコニコしながら作業してました。
しかし、マクロビの先生に、食べ頃は次の正月頃だね、と言われたようで、
ちょっとがっかり。
ま、正月の楽しみだね。


