沖縄の、照明はシンプル? | Okinawa通信 ⇒ 伊都国つうしん

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2010年1月。30年以上住んだ東京から引越し、沖縄生活をスタート。
その沖縄に10年暮らし、『Okinawa通信』を書きました。
が、さらに、2019年10月末に、ここ、福岡市西区・糸島近くの
「伊都国(いとこく)」の地に。

Okinawa通信 34



●あまり、気にならなくなってしまったけど……。


沖縄に来た当座は 「すごく変ってる!」 って、思ったことが、
ほぼ半年くらい住んできて、あまり変に思わなくなってきた……ってこと、
きっと他にもあるかもしれません。


昨日、なにげなく見上げた、わが家の天井の照明が、
「そのひとつだった!」 ってことを、忘れかけていました。


最初は、
私らの前に住んでいたのは、アメリカの軍属家族ですから、
(アメリカ人にしては、明かりを、ずいぶん気にしない人たちだったんだなぁ……)
と思い、そのうち、
(ああそうか、彼らは照明器具を取り外して本国へ持ち帰ったのか、それで大家さんが
 とりあえず、という形で、この照明にしているのかぁ)
と思いました。



どういうことか……。
つまり、リビングの一部を除いて、
ゲストルーム、キッチン、私の部屋、ナミさんの部屋、と、すべての部屋、
天井の照明が、直線的な蛍光灯。


それも、カバーなどなく、すべてが剥き出しの蛍光灯。

(まるで、オフィスの天井の照明のよう……) と感じました。


それでも前述のように、 (まあ仮の姿なんだろうから) と思っていたので、
保管するのは面倒だけど、照明を取り替えればいいし……と考えました。



●ところがです。
この蛍光灯の器具、ちょっとやそっとでは、取り外しができない状況になっている。
つまり、これがずっとこの家の天井照明ということ。


「どうして?」
と、単純に、疑問に思いました。 実はいまでも、その疑問はあります。

でも沖縄では、
 (一般の住宅では、どうなのかわかりませんが、)

少なくとも、私が見た、マンションやアパートの部屋の天井照明は、やはり同じ。
剥き出しの蛍光灯です。


まだ私が実際に見たのが少ないので、そうなのだ! とは言えませんが、
知り合った何人かの沖縄在住のナイチャーや、ウチナンチューたちは、
「そういえば、そうだね」 といいます。
「沖縄って、あまり間接照明は好まないかもしれない」 とも。


蛍光灯のカバーを取り付けることもできず、
天井への設置のされ方から、器具を取り替えることもむずかしいと知って、
(どうしよう…… いずれ布をカバーするなど、何か考えよう……)
と思っているうちに、だんだん、
この天井の、明かりについて、考えなくなりつつあるのです。


しかし改めて見ると、
やはり、 「これではちょっと、味気ないよなぁ」 とも、思う。


もし、今後、ウチナンチューの家や部屋など多くの検分をしたのち、
やっぱり、「剥き出し蛍光灯」照明だ ……と、確認できましたら、
なぜ、いつから、そうなったのか、
ちょっと、明かりの文化的な見地で、調べてみようか、とも思ってます。


Okinawa通信-蛍光灯2


           これが、いま私らのワークルームにしてる
           ゲストルームの天井の蛍光灯。


Okinawa通信-蛍光灯1


            こちら、キッチン。 カウンターでつながっているリビングルームには、
            一応、リビング風の照明器具が。
            あとは、玄関と2つのバストイレは、丸いカバー付蛍光灯。
            廊下は、ダウンライト的なこれも蛍光灯の明かり。


Okinawa通信-蛍光灯3


            私の部屋の天井も同じ剥き出し蛍光灯。
            ナミさんの部屋もそう。
            リビングと、私ら二人の部屋には間接照明をつけてます。



●「とうもろこし」の、ぬかよろこび……


話題が大きく変わって。


以前も書きましたが、
私は大のとうもろこし好きで、東京では、とうもろこしが安く出回る7月から9月は、毎週食べていました。

で、沖縄に来てみると、
なんと3月から、とうもろこしが、安く出回っているので、
(この3月から、夏が長い沖縄ではすくなくとも10月くらいまで、毎週、とうもろこしが食べられる!)
と、大喜びしていました。


ところがです。
ここ2、3週間ほど、いつも買う 「ちゃんぷるー市場」 でも、とうもろこしを見かけなくなりました。
ときどき出ていても、なんだか (もう旬も終わりました……) とばかりの、コーンの粒に張りがないものばかり。
味も、ずいぶん落ちている感じ。


で、お店の人に
「とうもろこしは、もう終わりなんですかぁ?」 と恐る恐る聞いてみました。
と、あっさり
「もう終わりですね、この時期には」 …… 


夏のもの! と思っていた、とうもろこし。
沖縄では、3月から始まり、7月には終わるのです。
つまり、単に、関東あたりに比べて、収穫時期が、前倒しになっているだけ。

まあ、まだあちこちのお店では、見かけるのが、救いかなぁ。
でも値段も高くなってるし、肝心の味が、おそらくダメなのでは……と思ってます。

  残念……。 ぬかよろこびでした。

 



●沖縄の夏。


とうもろこしに代わって、というわけではないですが、
この時期から、夏の柑橘類の代表として、シークヮーサーの濃い緑が、お店に並びます。

これは、ウチナンチューに教えてもらった飲み物。

シークヮーサーの濃縮ジュース 「ヒラミ8」。


ヒラミとは、シークヮーサーの標準和名ヒラミレモンに由来しているそう。
シークヮーサーじたいは、沖縄方言なんです。
で、果実は、とても酸っぱいもの。
でもこの「ヒラミ8」、原液は濃厚な甘酸っぱさ。 3倍くらいの水で希釈して飲むんですが、
沖縄の暑い夏に、とっても似合う飲み物のひとつだと思う。 うまい。



Okinawa通信-ヒラミ2

           「子どもの頃よく飲みました……」 とウチナンチュー。
           とはいえ、決して子どもの飲み物というわけではない、と思う。
           まぁでも、ちょっと甘いから、そう思う人もいるかも。

           ちょうど、カルピスを、
           「あれは子どもの飲み物だ」 という人がいるのと同じ感じかな。
           私は、この歳になっても、カルピスは好きです。
           もっともここ数年、飲んでないなあ……そういえば。
           この「ヒラミ8」とブレンドすると、どんな味になるのだろう。