人に向かってもうすぐ賞味期限なんて、よくも言えたわね!!!

…なぁんて私は思うことがない。


世間的に女には賞味期限があると言われるのは、

それなりの理由があると思うからだ。



賞味期限なんか気にしないわ♪

と言いながらも気にしているアラサー女子。


賞味期限なんて男が勝手に作ったものでしょ?

と切り捨てようとするけどできないアラフォー女子。


うーん、仕方がないんですよね、こればっかりは。



だって。

賞味期限と言われている年齢って、

大体35前後でしょう?



子供を産むにも考えなきゃいけない年齢だし、

子供を産まないにしてもキャリアに対してすごく慎重になる時だし、

自分の親とか兄弟のこととか一番見えてくる余裕のある年齢だし、

これが賞味期限と言われる所以では???



実際、もし私も35で自分より年収が下で、

主婦になってほしいというような男性にプロポーズされたら私も迷うと思う。



「主婦になってほしいなんて言う男性は少ないよ」っていうかもしれないけど、

意外と多いのですよ、皆様。



特に私は総合職だし、

自分が家庭内の仕事を完璧にできるとは思わないから働いているわけで。






むしろ「僕を養ってください」とでも言ってくれたほうがすっきりするというか。




うーん。

何が言いたいのかというとうまく言えないけど、

賞味期限がいつ来てもいいように、

そして賞味期限と言われないように

準備をして自分を磨くのが一番自分が幸せになる気がするのである。

私は大学入学と同時に上京し、

そのまま東京に残って就職をした。


彼も大学入学と同時に上京し、

全国どころか世界中に転勤の可能性がある会社に就職した。




私が総合職で都内勤務にこだわった理由は、

彼との関係を続けていきたかったからだ。


もし私も全国転勤のある総合職に就いていたら、

なかなか会えない環境に拍車がかかるだけだとわかっていたし、

学生時代に住み慣れた東京に残るのが自分でも妥当だと判断したのだ。




さて。

一年早く私より社会人になった彼は、

研修も含めて住み慣れた地元や東京から離れたところで生活が始まった。


私は卒業だけを控えた学生だったとはいえ、

元来頭が堅かったので単位がすでに足りている四年次も

1限から授業を毎日受講するような生活を送っていた。


勉強もバイトも、もう学生時代しかできない。


毎日そう思って充実した日々を過ごしていた。



私のように一足早く社会人になった彼がいる女友達は皆、

社会人になった彼が初給料でご馳走してくれた話や、

社会人になって変わったことなどを楽しそうに口々に話していたが、

私の場合はそうでもなかった。



彼は社会人になったと同時にとても貧乏になった。

初任給を大型バイクの免許代と、

高い自転車に費やし、

当然私は社会人になった暁にご馳走するよ♪なんて言われたわけもなく、

学生だった当時は心のどこかで惨めな思いをしていた。




本題に移ろうと思う。



彼も学生時代東京で4年間過ごしたのもあり、

当然友人は関東にたくさんいる。

私たちは幼馴染なので地元の共通の友人たちも、

仲のいい子たちはほとんど東京に出てきている。



それだけが理由ではないが彼が東京に来るのは、

次第にそういった友人に会うためだけになっていった。


もちろん私の家に泊まるのだが、

誰から見ても分かるように私が目的で東京に来るわけではない。



自分が目的だと言わしめるように

もっと自分を磨けば?と言われそうで怖いが、

本音で言えば「私の家は宿じゃない」と毎回心の底から思っていた。


彼が土曜日に泊まりに来るといわれれば、

本当は会社の同期や学生時代の仲間と朝まで飲みたいのをこらえて、

終電よりはるかに早く自宅に戻らなくてはならない。


終電より早く彼が帰ってくることはないのだが、

私は心配で先に帰って待機せざるを得なかった。


合鍵を渡してあったのに携帯しないし、

とにかくどんなに眠たくても起きて待っていなければならなかったのだ。



辛かった。


本当に辛かった。




基本的に彼の予定に合わせないと会えない日々が続くので、

私は本当は予定があっても、

予定がないふりをして彼とのデートに備えていた。


友達も裏切ったし、

家族も裏切った。




でも結局、私は彼に振られてばかりだった。





一般的に考えたら本当におかしいのだろうと思うが、

私はそれでも彼のことを嫌いになることはできなかった。



追いかけているほうがいいということとは違うが、

自分が好きなうちは後悔しないようにやり切りたい、

そう思っていたのだった。





今は、そんなことは思っていない。



なぜ本当の気持ちを押し潰してまで、

彼にすがっていたのだろう。




本当は毎日寂しく、

毎日悲しく、

できることなら毎週会いたいとさえ思っていた。





私の家は宿じゃないよ?

私以外の用事なら、

ほかの誰かの家に泊まるようにしてほしい。



と何度言ったことか。





弱みに付け込まれている気がしてならなかった遠距離恋愛の3年間。

こんな時間の過ごし方は、

二度としたくない。



自分を尊重してくれとは言わないが、

もう少し相手の気持ちを考えて行動してほしかったが、

それができなかったのだから別れてよかったとつくづく思っている。

6年近くお付き合いしていた彼と別れたことは、

以前にもこのブログで書いたと思う。


逆に言うと、なぜ5年以上も続いたのか不思議な関係だった私たちは、

結局今も毎日のように連絡を取り合っている。



この関係をやめない限り、

私も彼も次の恋愛へは進めないことも頭では分かっている。




ただ、新規開拓をするはこの年になるととても億劫で、

とても労力が必要になる。


一から自分を知ってもらうのも大変だし、

それよりも何より、自分のことを知りたいと思ってくれる相手などいるのだろうかと、

少々ふて腐っててしまうときもある。



根本的に自分が相手を知りたいと思うタイミングが、

相手が自分を知りたいと思うタイミングと重ならなくては

新しい道など開かないのではなかろうか。



やっぱり長年知っている彼が、

今日は何をしたのか、どんなことに悩んで、

どんなことに感動したのか、とても気になる。


でもそれって本当は彼自身のことではないのかもしれない。

彼が感動したことは確かに事実かもしれないし、

感じることもまぎれのない真実だとは思う。


でも毎日顔を合わせるわけでもない遠いところにいる彼の気持なんか、

いくら言葉できいたってわからないというのが本音だ。


遠距離恋愛は思ったよりも辛く、

正直言って別れた今はほっとしている部分もある。


あっという間に3年の遠距離恋愛の年月が経過し、

周りがみんな結婚していく中、

私が期待を持ったのがおかしかったのだろうか。



遠距離恋愛をしていたとは言えそこまで遠い距離ではなかったし、

同じ距離で遠距離恋愛をしているカップルが毎週のように会っているのを見ると、

何故1か月に1度しか会えないのだろうかと、

とても悲しかった。



その分私はキャリアアップのためのスキルを付けられたわけだけど、

そこまで早いキャリアアップは望んでいたわけでもなかった。





彼からの電話は元々多くはなく、

メールも多くて1日2通。

別にすっごくラブラブなメールをしろと言っているわけではないけど、

もう少し気を遣ってくれてもいいのではないかと、

憤りも感じていたし、今もなおよく我慢したなぁと思っている。




それでも何故連絡を取り続けてしまうのか。




それはきっと、

連絡を取り続けずに我慢した結果、

知らない誰かの元へ行ってしまったらとても悲しくなることがわかっているからだと思う。


表現が難しいが、

要は知らない誰かにとられるのが嫌だ!というわけではなく、

自分が知らない世界に行ってしまうのがとてつもなくさみしいのだ。



きっとこれは彼にとってもそうなのだと思う。



仕事で成功したり、

新しい人間関係が広がるたび、

彼は毎回寂しそうにしていた。



私にしたら彼に認めてもらいたい一心で頑張ってきただけなのだが、

彼も意外と私を自分の手元に置いていたかったのかもしれない。






でももう遅いな。

なんだかんだ言って、

疲れちゃったなぁなんて思うことも多いし、

今は別れてよかったと思っている。



今後は今までのように連絡を取っているからといって、

いつの間にかよりが戻っていたなんてことにならないよう気を付けるのみである。