(2015年9月)
吊橋は渡れないけれど、
一人ずつ橋のところまで下りてゆくことはできました。
順番待ちで、とくに下りたいとは思いませんでした。
珍しい模様の牛さんが放牧されていました。
駐車場の近くに、ちょっとしたカフェを兼ねた売店がありました。
日本語の小冊子があったので、ポストカードと一緒に買いました。
(日本人も来るんだ。)
ロープの橋は、趣味や観光のために架けたわけではないみたいです。
地元の漁師が、海を回遊して帰ってくる鮭を獲るために、
250年以上も前からここに橋を架けていたそうです。
『そうだったのか。町起こしじゃなかったんだ。』
以下は、小冊子に書いてあったことです。
この辺りは海から川に戻る鮭の回遊ルートにあたっていて、
1620年頃から2002年まで鮭の漁が行われていました。
鮭は吊橋の下の浅い隙間を通ることはなく、
網は島の東側に仕掛けられていました。
(たぶん下の写真みたいに。)
吊橋は漁師が島に渡るために、250年以上も前から架けられていました。
鮭漁が行われたのは夏だけで、冬になると、
悪天候による損害を避けるために、吊橋は取り外されました。
現在は春から9月末まで架けられています。
鮭は1920年代には1日に300匹獲れましたが、
2002年には年に200匹しか獲れませんでした。
(乱獲や川の汚染などが原因)
空から見ると、こんな感じらしい。






