
レンタカー (Bundoranで撮った写真)
(2015年9月9日)
Enniskillen(エニスキレン)は国境を越えて、北アイルランド領です。
湖の近くの町で、そこまで大きな湖に沿って道が走っています。
きっと景色がいいだろうと思ったのでした。
ミシュランの地図で、Belleekという町の辺りが国境だな、と見当をつけておいたのです。
片道1車線の普通の道です。
カーナビで見ると、そろそろBelleekに近づいているのですが、
税関とか国境とか表示が出てこない。
『・・・おかしい。もう越えたような気がする。』と思って、
ガソリンスタンドがあったので、そこで訊いてみることにしました。
レジのおねえさんに「パスポート・コントロールは何処ですか?」って訊いたんだけど、
「はぁ?」って感じ。
「いや、だから、あの、僕は日本人なので、
パスポートにスタンプを押す必要があると思うんですが・・・」って言ったら、
「あなたは何処に行きたいの?ベルファスト?」とか言う。
『いや、そういう問題じゃないんだけど・・・』と思いながら、
これから行く町の名前が正確に思い出せなかったので、
車から地図を持ってきて、「ここに行くんですけど・・」って言って、
「パスポートにスタンプを・・・」って言ったんだけど、
「エニスキレンに行くには、この道を真直ぐ行くのよ。」とか親切にに教えてくれました。
後ろに客が並んでしまったので、「どうもありがとうございます。」とか言って別れました。
『品物の表示はユーロだったから、まだ国境を越えていないのかな。』と思いながら、
キョロキョロしながら、車を走らせました。
そして、完全に北アイルランドに入ってしまいました。
『・・・田舎の道だから、税関がないのか。
・・・困ったな。出るとき問題になるんじゃないかな。』
イギリスは出入国に厳しいからね。
入国カードを書く必要があるし、何日滞在するのかとか、何処に泊るのかとか、
何処に行くのかとか、フランスに住んでいるなら、滞在許可証を見せろとか、
とにかく煩いんです。
こんな風に入っちゃったら、まるで密入国じゃないか。
・・・ヤバイかも。
以下の写真はEnniskillen(エニスキレン)。
翌日撮ったものです。


