2015年 夏
古いガイドブックには、入国カードの記入がややこしい、
とか書いてあったけど、最近買ったガイドブックには、
入国カードは税関の人が出してくれるので、
自分では何も書き込む必要はない、みたいなことが書いてありました。
というコトで、機内では何も用意しませんでした。
パスポートコントロールの窓口がたくさんあって、わりと早かった。
美人の係官が、英語で何か訊いたんだけど、
聞き取れなかったので、『?』って顔をしたら、
「パリからですか。」って英語で言ったので、
「ヤー。」と答えたら、後はカタカタと少し打ち込んで、
パスポートを返してくれました。
みたら、白い紙が挟んであって、僕の名前とかが入っている。
これが入国カードなんだ。簡単じゃん。便利になったもんだ。
まぁ、ビザを取るときに、住所とか職業、顔写真まで提出してるからね。
ロシアのビザって、なかなかスゴイんです。
日本のパスポートに顔写真が付いてるページがあるけど、
それとよく似てます。
まるまる1ページ使って、そのページと同じくらいの大きさのビザを、
ペタって貼り付けてあるんです。もちろん顔写真付き。
4泊5日だから、5日間のビザなんです。
荷物も無事に出てきました。
外に出る前にタクシーの予約カウンターがありました。
マルタのときみたいに、前もって料金を払って使えるのかな。
ボラレないから、その方がいいと思って頼んだら、
900ルーブルで、現金の場合は直接運転手に払うみたい。
カードは前払いみたい。
現金で払うって言ったら、
値段と車のナンバーの入ったレシートのようなものをくれました。
『へぇー。』って感じ。
ガイドブックには、空港から市内まで、
タクシーで1000ルーブルくらいって書いてあった。
少しは値上がりしてるだろうと思っていたんだけれど、良心的ですね。
外に出たら、ネームボードを持った人たちがたくさんいました。
出口という表示のドアを出たら、
タクシーが来る場所もわりと近くて、すぐ分かりました。
車はマツダの中型でした。ちょっと古かったけど。
街に向かう途中の景色は、ヨーロッパの他の国とあまり変わらないかな。
ただ文字が全然読めない。キリル文字だから。
ホテルまで約30分。チップを含めて、1000ルーブル払いました。
それでも安い。
凱旋門からドゴール空港まで直行のバスに乗ったのと同じ値段かな。
パリ市内から空港までタクシーで行ったら、その3倍くらいするからね。
ホテルのフロントは英語が通じます。
料金は代理店に払っていたんだけど、150ルーブル取られました。
タックス(税)だと思うけど、そういうこともあるでしょう。
3ツ星といっても、パリのホテルに比べたら2ツ星程度かな。
冷蔵庫も無いし。でも、静かなエアコンがあるというのがいい。
ルーマニアだったかな、安い4ツ星のホテルで、
エアコンがうるさくて閉口したからね。
窓から運河がみえました。





