聖フランチェスコ (3) |  なんとなく ヨーロッパ

 なんとなく ヨーロッパ

 フランスに住んでいるので、パリとフランスの話が多くなると思いますが、
 まぁ気分で。

聖フランチェスコは生前から聖者と思われていたようです。
その周りでは不思議なことが起こったり、奇跡を行ったりしていたみたい。

以下はジョットーのフレスコ画とその説明。




フランチェスコが一人離れたところで祈っていたときのこと。
郊外の隠棲所に集まっていた修道士たちは、真夜中、
フランチェスコがきらめく炎の車に乗って家へ飛んでいき、
あばら家も眩しく輝いているのを見た。
寝ていた者まで目を覚まして驚いたという。 (UFO?)





ある修道士が幻に、天国に用意されている多くの椅子のなかに、
ひときわ立派なものがあるのを見た。
声がして、「この椅子の持主だった天使は傲慢の罪で追放された。
椅子は謙虚なフランチェスコに与えられる。」と告げた。






フランチェスコはアレッツォの街に悪魔が徘徊しているのを見て、
弟子のシルヴェストロに、行って門に立ち神の御名を叫んで
悪魔を追い払うように命じた。
弟子がその通りにすると、街に不和をもたらしていた悪魔は逃げだし、
市民の間に平和が蘇った。






祈りを捧げていたフランチェスコの体が地面から浮き上がるのを、
修道士たちが目撃した。
フランチェスコは両手を高く差し上げ、
光り輝く雲がその体を包み込んだ。





フランチェスコが、瀕死の傷を負って医者に見放された
ジョヴァンニ・ディ・イレルドという者の包帯をとって、
傷口を優しく撫でると、瞬時にして快癒した。





教皇グレゴリウスが聖痕に疑いを持ちながら眠ると、
夢にフランチェスコが現れて、「アンプルをよこしなさい。」と言った。
教皇が渡すと、フランチェスコはアンプルを脇から出る血で満たした。
(当時、聖痕という現象はあまり知られていなかったようです。)


(その他)

フランチェスコが神の御元に旅立ったとき、
星の形をした彼の魂が輝きながら天へ上っていくのを、
ある修道士が目撃した。

フランチェスコが息を引きとった瞬間、
重態で長い間昏睡状態だった修道院長のアゴスティーノは、
突然「お待ちください、パードレ。私もお供します。」と叫び、息絶えた。

サン・ミケーレ・アルカンジェロ山にいたアッシジ司教は、
「私は天に赴く。」と言うフランチェスコを見た。