
(2011年 夏)
山の中の事故現場です。
事故ってるキャンピングカーのナンバープレートを見たら、
なんとフランスのナンバーでした。
フランスからこんな所まで、車で来たのか。
(ココは、ブルガリアです。)
夕方、リラの僧院から下りてくる車が多いのに、
幅の広いキャンピングカーで狭い山道を上って行くというのが、
どうかしている。
僧院の駐車場で泊るつもりだったのかな。
まぁ、フランス人は通常自分のことしか考えていないから。
バンの方も、下りで制限速度を越えていたんだろうな。

ポリスが当事者から事情を聞いていたけど、
事故車を動かす気配が無い。
ふと気がつくと、連なっていた車がやけに減っている。
僧侶の車は僧院に帰ったのかな。
途中の小さな集落の人たちも戻ったんだろうな、って思ったけど、
それだけじゃないみたいだ。
地図では山の中の一本道だから、
他に抜け道は無いと思っていたんだけど、
近くにいた人に聞いたら、少し戻ると谷の底の方に下る道があるとか。
指差す方を見たら、下の方に車が連なって、
ガタガタ揺れながら動いていました。
『そうだったのか。』
谷の向う側に渡る橋があるかどうか訊いたんだけど、通じない。
ココで待っていても、いつになるかワカラナイので、
そっちに行ってみることにしました。

しばらく戻ったら、右に入る小さな道があったので、
『コレかな。』と思ったんだけど、近くにいたお婆さんが、
そっちじゃない、アッチだ、アッチだ、と教えてくれました。
『なんて親切なんだ。』