リラの僧院 帰り道 |  なんとなく ヨーロッパ

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 フランスに住んでいるので、パリとフランスの話が多くなると思いますが、
 まぁ気分で。

リラの僧院


だいぶ人も減って、日も傾いてきたので、帰ることにしました。
リラの僧院を出たのが18時頃。
カーブの多い山道を、僧院から帰る車が下っていきます。

対向車は殆ど来ないから、わりとスピードを出していますね。
しばらく走ったら、道の脇に寄せて、車がたくさん停まっていました。
『あれっ、なんだろう。キャンプ場かな。』
上ってくるとき、キャンプ場の近くに数台停まっていたのです。
その横を通り抜けるようにして少し進んだら、
ダメだ、ダメだ、と合図する人がいました。
見たら、前方で大きな車が路肩にはみ出して停まっていました。
事故があったのでした。


リラの僧院


路肩にはみ出していたのはキャンピングカーで、
その横にバンタイプの車が道を塞ぐようにして、
谷の方を向いて停まっていました。
タイアが一つパンクしていました。

キャンピングカーの方は、運転席側のガラスがこなごなになって、
道路に飛び散っていました。
前の車輪が一つ、完全に壊れていました。
ゆるやかなカーブで、どちらかがセンターラインをはみ出したのでしょう。
下りの車は十数台連なっていて、事故現場に人が集まっていました。
携帯で電話している人が2、3人。
キャンピングカーの運転手は小柄なお爺さんで、バンの方は中年のオジさん、
言い合っています。
車はどちらも自力で走行できない状態。


リラの僧院


いつまで時間がかかるか分からないので、近くにいた優しそうな人に、
「英語が話せますか?私たちで(バンを)動かせるんじゃないですか?」
って言ってみたら、
「ポリスが来るまで動かすことはできない。」とのこと。
見たら、バンの後部座席で少年が一人、横になっていました。
『あぁ、これはダメだ。』

フランスでは、怪我人がいなかったら、ポリスは来ないで、
自分たちで保険の用紙に必要事項を記入して、
それぞれ契約している保険会社に提出するだけなのですが。