谷和日子さんの話 ノルウェー(5) |  なんとなく ヨーロッパ

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 フランスに住んでいるので、パリとフランスの話が多くなると思いますが、
 まぁ気分で。

ノルウェー

〔写真説明〕
レイネはロフォーテン諸島のなかでも、一番景色が良い。
休漁期で、町はゆったりとしていた。


ノルウェーの捕鯨船
谷和日子(たにかずひこ)さんの話です。


僕  ・・・これは、島なの。
    こんなに高い山があるけど。

谷  そういうことですね。

僕  島は、けっこう人口が多いの?

谷  そうでもないですよ。
    ノルウェーじたい、人口あまりないですからね。
    それに、島に住んでいるっていうのは、
    漁師しか住んでいないからね。


ノルウェー


僕  この水辺にあるのは、・・・人が住んでいるところ?

谷  住んでいるところとか、何か加工工場みたいなところですね。

僕  ・・・水の上に突き出しているような感じ?

谷  そういうことですよ。
    昔はその、漁師が泊る・・・
    日本でも北海道の方に行ったら、
    番屋というのがありますけどね、あんな感じじゃないですか。
    季節のときだけ、そこに来て泊るというような・・・
    で、今はあの・・・民宿やってるんです。

僕  ふ~ん、あぁ、民宿っていっても、鯨を見に来るんだ。

谷  そういうことですよね。


ノルウェー


僕  じゃぁ、解体した鯨を・・・氷を・・・
    冷蔵庫かなんか・・・・

谷  いやいや。
    行くときに、氷を積んでいくわけです。
    船の両側に仕切りして、そこに氷を詰めているんです。
    で、鯨獲ったら、解体して、
    氷をバラバラにして、鯨の肉を置いてですね、
    氷でかためていくわけです。
    冷凍したら、カチカチになってしまいますから、
    あの・・・0度に近い温度で、冷蔵っていうんです。

僕   ふ~ん。氷、融けないの、あんまり?

谷   もちろん融けますけども、そんなに融けるわけじゃないでしょ。

僕   ・・・けっこう気温が低いんだ。

谷   そういうことですね。
     日本でも、あの、鰹なんかの船も、そうだもんね。
     氷使いますね。
     冷凍したら、傷みますから。

僕   ふ~ん。


ノルウェー

〔写真説明〕 ロルブー
日本にもある番屋と同じように、
漁師の作業小屋、宿泊施設として使われてきたものが原型。
現在は、ロフォーテン諸島独特の旅行者向けの宿泊施設(民宿)。
昔ながらの屋根に草を植えたロルブーもある。