3月の旅 ルルド (5) |  なんとなく ヨーロッパ

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 フランスに住んでいるので、パリとフランスの話が多くなると思いますが、
 まぁ気分で。

ルルド


( ルルド 2011年3月28日 )

夕暮時に、
『綺麗な写真が撮れるかもしれない。』と思って、
マリア様の洞窟に行ってみました。
教会の敷地内に入ったら、雨がポツリポツリと降り出しました。
『オレは雨男か。』と思ったりして。

雨が降り出したので、洞窟の前にいた人たちも、
引きあげる人が多くて、そのうち誰もいなくなってしまいました。
『誰もいないなんて、珍しいな。』
夜の8時頃でした。(夏時間に入ったので、日が長いのです。)

後ろを振り返ったら、
川の向こう側の雨にあたらないベンチには数人いたけれど。


ルルド


洞窟の中に入ったり、マリア様の像の下に立ったりしたけれど、
ふとベルナデットが祈った場所の横に立ってみました。
地面にそういう表示があるのです。
1858年、マリア様の御出現があって、

ベルナデットがここで祈っていた。
その場面をイメージしてみました。

『ベルナデットがここで祈っている。
 その横に、自分が立っている・・・』
ぞっとしました。
『もちろん、自分には見えないけれど・・・』

そのうち人が集まってきて、
ベルナデットが祈っている場面を、
イメージすることができなくなりました。
洞窟の前で一人になるなんて、夏だったら絶対にないですね。
どんな時間でも、夜中の2時や3時でも誰か来ているから。

夏でも、グループの人たちが食事をする時間は、
洞窟の前に人が少なくなるけれど、誰もいなくなるなんて。
『冬は、そういうことがあるのか。』と思いました。


ルルド"


ホテルに帰ったんだけど、
また一人になれるかもしれないと思って、
10時過ぎに洞窟に行ってみました。
星が出ていて、空が綺麗でした。

洞窟の前には、やっぱり数人いました。
その人たちは帰る気配はないし、
そのうち他の人たちもやってきました。

それでもさっきみたいに、
ベルナデットが祈っている場面をイメージできるか、
やってみたのですが、やっぱりダメでした。
頭で考えることはできるのですが・・・

『さっきのは、いったい何だったんだ。』

夜はまだ寒いから、11時頃ホテルに戻りました。
洞窟から近いホテルだと便利ですね。


ルルド