私の職場(うちの会社)は、ほとんどのお付き合いが男性だという職場です。


取引や交渉する方も、運送業の方や出入りする会社の方など、ほとんどが男性です。


義父は、厳しい方だったので、どんなに義父の理不尽さのせいで私の機嫌が悪かろうと、外から来る人に対して挨拶しないことや不機嫌な顔していれば、容赦なくまた夜中に起こされ、正座させられて1時間は叱られました。


経営者の方も多くこられ、まだ若かりし20代の頃の私は、そのオジサマたちの「あの〇〇の社長の女にさせているお店がさ〜」という話や、何やら胡散臭いお金のリベートの話やら、今の多少クリーンな世の中からは想像しがたい話も多くありました。


ベトナム旅行に同行した会社の社長は、そのころからの長いお付き合いのある方で、20歳そこそこの私には「お姉ちゃん、一緒に今度ご飯行こうよ〜」と、特有のセクハラトークもいっぱいありました。だから、今でもお姉ちゃんと呼ばれます爆笑


末永くうちの会社とお付き合いくださって今があり、その頃義父のキツイ言い方も様々な方が聞いていて、理不尽な目にあっている私を知っている方が、義父が亡くなった後「あんたはよく我慢して頑張った」と共感くださったり「あんたはこれから、この人を幸せにしなきゃ駄目なんだぞ!」と、夫に叱って言っくださった方もいました。


こんな男性ばかりの職場だから、ボランティアでも男性には引け目はないのかもしれませんね。

負けないし引かない強い顔、時には女を使った甘い顔、上手に使い分ける事を学んだのも男性社会の会社です。

正論だけの融通の利かない女って生意気に思われて男性は敵ばかりになっちゃうんですよ。


また、男の人は若かろうと若くなかろうと美人が好きで露骨に態度に差をつけるので、ちょっとでも美人が得だと学んだのも職場です。


たまに、「ババアのくせに」と年齢が少し若いからと年上を揶揄される方がいますが、決して若いだけで男性からモテるわけではありません。

恐ろしく太っていたり、笑顔のないブ〇は若くても好かれませんし、案外人柄は大事です。美人て無くてもこ綺麗で言葉が優しい女が当たり障りがないんです。


私が専業主婦だったら、ズボラなので太って体のメンテもしなくてシワシワのボロボロだったかもしれません。

毎日、お決まりのようなセクハラトーク「お姉ちゃん、おじさんとどう?」とか「いつも可愛いな〜」みたいなおちゃらけの言葉は、今の若さに役立ったのかもしれませんね。


今は、さすがにお誘いはないですけど、「え?社長の娘じゃないの?」とか「いつも若いね〜」はあります爆笑

嬉しいので、おばちゃん特有の飴ちゃんサービスで「はい、いつもありがとうねおねがい」って渡しますよ。


慣れたら、私には男性社会のほうが楽で、ドロドロの女性社会がめっぽう苦手で裏と表の使い分けが下手な自分に気が付きます。

「男前だなぁ」とか「お前が男だったらなぁ〜」ってよく言われますけど、一番女で残念に思っているのは私。

次に人に生まれることがあったら男に生まれたいけど、平和な世の中の保証はないね。戦地は嫌だなぁショボーン



やっと咲いた最初のクリスマスローズ