皆さま、こんにちは。



大阪の住吉区在住、

英語が話せる整理収納アドバイザー、

はしもとえつこです。



(整理収納アドバイザー2級認定講師を目指し、勉強中)




家族が亡くなった時、

お通夜やお葬式やメモリアル、

故人を悲しむ一連のセレモニーを終えてから

しばらく経った後、

遺された家族が

必ずしなければならないことが

あります。




人によっては、1年後、数年後、数十年後に

なるかもしれないことですが、

それは、




遺品整理。





亡くなった方の遺したものは、

家族のうちの誰かによって

遅かれ早かれ、

整理されていきます。




最近では、

遺品整理の業者さんが

増えたので、

専門の方に頼むご家族も

増えているようですが。。





私の祖母が亡くなった時、

母と叔母が半年ほどかけて、

祖母が遺した大量の遺品整理を

しているのを手伝いながら、

自分の両親の遺品整理は、

いつか自分がすることに

なるんだろうなと、

想像していました。



もちろん、

死ぬ時期や順番は

誰にも分からないし、

両親より自分が先に

亡くなる。。。

なんてことも、可能性ゼロではないので、

自分の身の周りの整理も、

家族が整理しやすいように、

色々とまとめておかないとな、

と、

真剣に考えました。




遺品整理は、

亡くなった人のことを思い出しながら、

遺された家族が

涙しながら、そして笑いながら

進めていきます。



「あの時は〇〇だったねー!」

「何これ?まだこんなの

持っててくれたんだー!」

など、楽しい思い出を

家族で振り返ったり、

案外楽しかったりもします。



それでも、

生きているうちに

少しでも整理をすると、

遺された家族にとっての、

後々かかる負担が

かなり軽減されると、

祖母の遺品整理で

実感しました。



特に、

亡くなった人のモノを

処分しないといけない時、

心に痛みを伴います。



祖母はかなりの衣装持ちで、

好きだったブランドの

DAKSの洋服が大量にあり、

家族親戚が引き取るには

サイズも色も誰にも合わず、

とにかく量が多過ぎました。



でも、

捨てるのも心苦しく、

買取業者に持っていくと、

祖母のDAKSの洋服が、

二足三文

引き取られたと話す

母と叔母が

とても悲しそうだったのが

忘れられません。




私は、

整理収納アドバイザーのプロとして、

仕事をする前の段階で、

両親と自分の生前整理

終えようと決めました。



両親の持ち物に関して、

どのような思い入れがあるのか、

死んだら、残ったモノを

どうして欲しいか、

本人達の意思を

ちゃんと確認しておきたい、

と思いました。




親子、特に母との生前整理は、

「残す」「残さない」で

かなりもめるシーンもありますが、

あくまでも、娘としてではなく、

整理収納アドバイザーとして

なるべく接するように

心がけていました。

(出来ていたかは別として、、、、)



(余談ですが、片付け訪問の際、お母様と娘さんとのお片付けは、結構もめますが、とても、気持ち分かります!)




両親の保険関係書類、

大切な書類や

衣類、着物類、アクセサリー、

日用品、趣味のものまで、

一応全て一緒に整理収納したので、

亡くなった後、どうしてほしいか、

その意思を、なんとなくですが、

伝え聞いています。

まだ、父の写真や思い出品整理は

残っていますが、

母のものは一旦完了済み。



でも!

まだ両親は60代と70代で、

まだまだこれから

長生きすると思うので、

節目節目で

更なる整理は必要かな、

とは思っています。

今着られる服が、

80代90代になると、

また変わったりしますからね。




私自身の生前整理も、

終えました。

私が先に死んだとしても、

家族は私の部屋の遺品整理を

比較的しやすいと思います。



加入している生命保険関係や

税金関係の書類なども

ファイリングとラベリングで

分かりやすく分けてあるので、

死亡後、連絡すべき保険会社も

ファイルを見れば

すぐに分かるようになっています。




ただ、生前整理とはいえ、

まだまだこの先人生長い(と願う)ので、

いつでも整理がしやすい生活を

この先も心がけると思います。




節目節目で、

大体10年おきくらいには、

モノの見直しは

必要かなと思っています。



ごんおばちゃまという方が著者の

「明日死んでもいい片付け」という

本を読んだことがあります。

まさに、は、

明日訪れるかもしれない。


誰にでも訪れ

しかも、

いつ、訪れるか分からないから、

生前整理はいつやっても、

どんな年代でも、

早過ぎることはないと、

私は思っています。



整理に行き詰まったら、

整理収納アドバイザーの力を

借りても良いと思います。



家族への思いやりにも繋がる、

「生前整理」


今日から少しずつでも

始めてみませんか。