- 夜中の3時に目が覚めてから眠れなくなりました。これは完全にジェットラグです(^^;。 月曜日も仕事のスケジュールが詰まっていますが慌てる事は無い。旅の記録の続きを書くことにしましょう - 

 

Day-3。朝9時にルーブル美術館の予約をいれています。 歩き慣れている私なのでホテルから歩いて行けますが、この朝は少し時間が掛かり徒歩では無く地下鉄に変更しました。ホテルからはM8だけでは無くM7の駅からもほど近く、美術館は4つ目のPalais Royal Musee du Louvre駅です。 パリの地下鉄は駅名等の社内アナウンス等が一切無いので、常にどの駅なのかを自分の目で見てチェックをする必要があり緊張します。また、電車が行く方向(終点駅名)をしっかりチェックしてからそのホームへの改札へ進まないと、万一方向を間違えると反対のホームへは一度入ったホームを出てから改めて反対方向のホームの改札を通る必要があるのでこちらでも緊張します。東京の地下鉄駅のように共通の改札口を入るのとはわけが違うので大変。それに、東京のようにエスカレーターや(恐らくエレベーターも)設置されているわけではないので重い荷物を持っている時などは不便極まりない。そしてトイレも無いのでこれも要注意です。

 

さて、電車を降りてルーブル美術館の出口へ向かいます。(日本のように出口毎の案内が有るわけでは無いですが、流石に出口方向が矢印で示されていました。)

出口を出て横断歩道を渡りここを通ります。

 

朝9時のチケットを見せるとチケット購入の列に並ぶ事無くサッと入場できます。(その前に手荷物検査が有りますが)

 

まずはモナリザを目指します。

 

途中で美術の教科書に出てくる作品などなどを通り過ぎ、

 

ダビンチの作品もまとまって展示されており、(その中の数点)

 

 

改めて、ダビンチの圧倒的な表現力に惚れ惚れし、(素人の私でも、決定的に表現力が他の作家との違う事が分かる。)

そしてモナリザの部屋へ。 朝一ですが既に列ができています。 程なくご対面。

 

モナリザさんに圧倒された後も有名どころの作品をサクッと見ます。

しかし、本当に恐るべしルーブルです。上野の博物館や美術館の特別展示であればものすごい人並と特別料金が掛かりますが、17ユーロで見放題、写真撮り放題。

午後はベルサイユ宮殿への現地ツアーを予約しているので、美術館内のサンドイッチ売店でチキンのサンドイッチを購入してランチにしました。

ランチはサンドイッチかパニーニ、またはピザのようです。

 

ツアーの集合場所はエッフェル塔からほど近いホテルですが、ここからはバスで行く予定。

時間に余裕があるのでさかさピラミッドを見たり敷地内に有る何とか凱旋門を見たりしながらプラプラしていました。

 

 

 

 

 

そろそろかな、と思い敷地を出てバス停へ向かいます。 乗るべく系統番号の停留所へ行き少し青くなりました。行き先が反対方向です! という事は、道路を渡れば良いのね、と思い探しましたが、別の系統番号の停留所はありますが私が乗りたい番号がありません。セーヌ川を挟んで向こう側の道路がどうも一方通行なのでそちらへ行きましたがやはり別の系統番号です。 

落ち着いて考えて見よう。 ルーブル美術館の裏側にももちろん道路が通っています。セーヌ川の2つの道路に目的の方向の停留所が無いとすると、裏側しか無い、と確信して一度出たルーブルの敷地に戻り反対側へ出ます。と言っても広大な敷地。徒歩で5分以上かかります。

漸く反対側の道路へ出た時に、私が乗ろうとしていた時刻のバスが目の前を通り過ぎていきました。 まだまだ慌てる事は無い。バスは7分間隔で運行している事はチェック済みです。

ある意味、目の前を通り過ぎた事によりこちら側のバス停で間違えない事が確信できたのでラッキー。 次のバスを待って乗り込みました。ところが凄い渋滞です。途中でバスを降りてタクシーに乗り換えようかと思いましたが、考えたらタクシーも同じ道を走るわけで、、、まぁ、渋滞の無い側道が有ればそちらを行くのでしょうが、、、集合時刻から出発時刻に30分の余裕があるので腹は決まりました(大袈裟(^^;。良し、このまま行こう。 エッフェル塔が見えてきて本来降りるバス停の1つ手前で降りました。セーヌ川にかかる橋毎にバス停が設置されているんですね。もはや勝手知ったるエッフェル塔。 時刻を見ると、あら、集合まで14分あるでは無いですか。 急に気持ちに余裕が出来て川の写真などを。 美しい。

 

 

そして昼間のエッフェル塔。 東京タワーとは別物ですね。繊細です。

 

さて、ベルサイユ宮殿へはこの派手なバスで向かいました。日本人は私一人ですがほぼ満席です。

オーディオガイドを借りて廻ります。 バスの帰りの集合時刻と場所はしっかり覚えておく必要有り。

 

門。ここから入れるわけでは無いですがこの門の奥に宮殿があります。

 

かの有名な鏡の間、豪華です。 それにしてもたくさんの観光客。

クール。

 

ガーデンも散策します。

日本の古いお城やお寺もそうですが、昔はお庭がやんごとなき方々の娯楽の対象というか、息抜きの対象だったのでしょう。 そう考えると現代の私たちは何と恵まれているか、恵まれているという表現は違うな。シンプルに、生きている時代が全く異なる、という事です。

さてさてベルサイユ宮殿を堪能してパリへ戻りました。 ありがたくもまだ明るい(これ、重要)。

エトワール凱旋門からシャンゼリゼ通りを経てコンコルド広場へ歩き、そこからホテルへ帰りましょう。

 

エトワール凱旋門。 壮大で本当に美しい。