3泊4日のファスティング滞在中のウォーキング記録です。

2日目の朝、ニンジンジュース3杯戴いた後に、ワゴン車に乗って亀島山という小高い丘の麓に連れて行って戴き、そこから頂上まで徒歩で往復します。と言っても往復で3千歩余りですから全く大したことありません。

その頂上から見える景色が美しいのです。

水島コンビナート。小学校か中学の教科書に出てきました。

 

 

 

 

川と瀬戸内海のはざまに掛かる橋。

 

 

丘に登る途中には桜の木がずらっと植えられていて、あと10日程後に予約を入れていれば素晴らしい景色を見る事が出来たかも、と少し残念にも思いましたが、5月の陽気が続いたので良しとしましょう。 桜の季節になると必ず寒の戻りがあるので暖かい方が良いかな。

 

さてこちらは、施設に置いてあった地図を頼りに3日目の午前中に独自で行った宝島寺と八幡様です。

宝島寺へ行く途中で、畑仕事をしていたおじいさんに”タカラジマ寺”へはこの先を曲がれば良いですか? と伺ったところ、大笑いをされて”ホウトウジ”と言われました。確かに、お寺の名前は音読みですね(^^;。 お地蔵様が立っているからそこを左に曲がりなさい、と言われててくてく歩いていると、後ろからおじいさんが自転車を漕いで来て、”おー、おいついた。そこのお地蔵さんの角ね、それからお寺は山門をくぐった先だから、必ず山門をくぐって”と言い残してすごい勢いで自転車を漕いで行ってしまいました。 土地の言葉を使われていたので正確には憶えていないですが、地元の方とのこんなやり取りも楽しいですね。

 

さて、その宝島寺ですが、おじいさんがおっしゃっていた山門が見えてきました。朱色です。

両側の格子の向こうには仁王様が安置されています。

 

 

ここをくぐって階段を上るとお寺への門がありました。しかし、閉まっています。あらら、残念ですが諦めて八幡神社へ向かいます。

 

 

神社へ続く物凄く長い階段。

 

 

階段を上り終えると何とも素朴な、どことなく懐かしいようなお社が現れました。

 

 

亀島山でも感じたのですが、この辺りは大きな石が多く、そこかしこに石が祭られています。

 

 

先ほどの石段は、実は横道から入ったところの途中の石段だったようで、もっと下から続いていました。

こちらが本来の入り口です。おばさんがお掃除をされていたので、”良い神社ですね”と声をかけました。

 

その帰り道でもまたまた小さい神社を見つけました。

これは桜かな?

 

のどか。こういう場所に住んだら私も清らかな心の持ち主になれるのかしらとちらっと思いました。( ´艸`)

 

 

施設へ戻ってお昼のニンジンジュースを3杯戴き、午後は反対のルートへ挑戦です。

 

倉敷芸術科学大学方面へ歩きます。ほぼ山の中です。もちろん、私以外に歩いている人なんていません。

 

施設の地図によるとこちらのコースにも神社があるのですが、恐らく標識が無いか見落としたかで山を登って反対側の瀬戸内海側まで下ってしまいました。

その先に土手が見えたので登ってみたくなり、登ってみると河川敷にパターゴルフ場が。気持ちよさそうにプレーをされていました。

 

近くにコンビニも何もなく、何となくお手洗いに行きたくなり来た道を引き返す事にしました。

山の頂上にある倉敷芸大まで辿り着いたところで、試しに守衛のおじさんにお手洗いをお借りできるか伺ったところ、すぐそこの体育館の隣にあるからどうぞ。との事でお借りしました(^^;

この大学は本当に山の頂上にあり、こんな環境でしたらさぞかし芸術的なインスピレーションが高まるのではなかろうか、と感じました。

 

 

坂を下ると、その先には登る時に少し気になっていたトンネルがあります。トンネルの先に何があるのか? 

 

 

気になり覗いてみると出口が見えるのと、歩道があるので行ってみる事にしました。

 

そして出口からは、瀬戸内海にそそぐ川が見えました。

 

 

この日は1日で2万歩ほど歩いたのでした。

知らない土地をうろうろするのは本当に楽しい!