ポストライムの船

 

 

この本を選んだ理由

こちらも前回に引き続き、何かウェブサイトで見て、書評が良かったため、選んだ本。

小説。何か賞を取ったというのもちょっと興味を引いた気がします。

何か目的があって選んだ、というよりこのところブログには書かなくても実用書やビジネス書ばかりよんでいたため、小説が読みたくなり、選ぶ。

 

 

読んだ感想

2編にわたっていた。題名のものより、もう一つのものが何だか響いた。サラリーマンが辛い会社での日々ののち、辞職をするというもの。上司からの不当な扱い、その心の葛藤。自身がサラリーマンなのでやはりサラリーマンが主人公としてでてくる小説は共感するところがある。

上司の絶対って何なのだろう。会社への忠誠というか、嫌だと言えない環境、耐えなくてはならない状況。自分だったら、どうしているのだろう、と思わせる小説。

前回の「感情」のところに書いたが、感情を伝えるのではなく、ぶつけられたらやはりその人は辛いと思う。伝えられても辛いが、ぶつけられたら理不尽と思うところもあるのでは?と。

個人的な感想だが、決してすっとする小説ではないが、ずっしり来た。

 

 

組織・社会

会社という組織。家族という社会的なまとまり。この中で「偉い」が存在する。

部長は偉い、社長はもっとえらい。当然なことなのだと思う。ただ、それは仕事上のこと。

人間として人をけなし、馬頭して傷つけていいとはならないはず。

家族も親は「偉い」(ちょっと言い方が違う感じはするが)という感覚。確かに正しい。

だからと言って、エゴを押し付けたりするのはちょっと違うと思う。

「偉い」って何だろう。

「偉い」なら何でもしていいのだろうか。「偉い」って定義は何だろう。

例えば、子どもがお友達の困っているのを助けた。「偉かったね」というと思う。

その「偉い」と会社の「偉い」は全く違う。

ちょっとまとまりがないコメントですが、「偉い」ということ、ちょっと考えるのも面白いと思った。

もっと他に言い方があるのだろうが、今は、考えるきっかけがあったことはよかったと思う。