ワンダフルライフ/丸山正樹
この本を選んだ理由
この本もダ・ヴィンチに紹介があり、興味を持った。脊髄を損傷した妻の介護の話から始まる。もうすぐ50歳。介護は現在していないが、身近なこと。そして、周りのひとが直面している日常。小説はリアルでなくても、その小説の中の人たちの経験を読めることが素晴らしい。
そして介護、自分が直面したら?と思って手を取る。
読んだ感想
あっという間に引き込まれる。最後に話がつながるが、途中様々な人がでて、どうつながるのだろう?とは思った。障害を持つ側、介護する側の気持ちがでていて、複雑な気持ちになる。
というか、自分の回答を探した。
あまり深く考えたことがないが(申し訳ないが)、自分はもし身近な人が介護が必要になった時、自分はどういう気持ちを持つのだろう。この本の夫のように、複雑な心境をもつのだと思う。そして介護される側の気持ち。まだされる側の気持ちには遠いが、やはり誰かに頼らないと何かができない、自分の自由にならないジレンマは辛いと思う。今でさえ、自分の思うように時間が取れないだけで、イライラしたりしている。それどころの話ではない。
とっても難しい問題。でも、明日はその状況かもしれないなぁ、と切実に思う。
親の介護
まだ、両親は介護の必要はない。二人とも老齢だが、自分のことは自分でできるし、頭も体もしっかりしている。病院に行き、薬などは常用しているようだが、それも病気の予防という感じ。
親の介護が必要となったら、今の生活が激変するだろう。
自分はどうするのか。友人で親の介護をしている人がいる。やはり何かと時間がとられるのと、その優先順位の高さをよく聞く。自分の買い物なんかより、親の病院。病院はそうだが、例えば親の買い物と自分の買い物は自分の買い物は二の次。病院、デイケア、施設や行政などやること、段取りを整えることが多く、また行政は平日に動くので仕事にも影響がでる。
仕方がないことだが、負担が大きいなぁと。施設に任せるのも順番待ちとか経済的な余裕があるのか、とか。そろそろ考える必要がある気がする。本当にいつまでも親には元気でいてほしいと思う。そうなったら、なった時、きっと自分で色々考えて、自分のベストを探すと思うが、何であってもやはり簡単ではないのだろうなぁ。